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メイクアスナッチ(出資馬紹介)

皆様こんにちは!だいゆいです。
先日に引き続き自分の出資馬を紹介していこうと思います。
今回はシルクで出資しているメイクアスナッチです。

◆メイクアスナッチの紹介

メイクアスナッチは父ルーラーシップ、母はスナッチマインドの牝馬。
母父はディープインパクトなので、注目のルーラーシップ✕ディープインパクトになります。
母スナッチマインドはシルク所属馬でGⅢ京都牝馬ステークス3着の実績があります。
メイクアスナッチは2,000万円で募集されましたので、同世代の中でも安いほうでした。

◆出資した理由

歩様動画を見てすぐに惚れ込みました。
とにかく背中の動きが良く、まるで波打つように後躯で蹴り出したパワーが前駆に伝わっているのかのように見え、歩くスピードも早く運動神経の良さを感じました。
ただ斜尻で踏み込みも浅いことから短距離向きで距離の融通はきかなそうで、馬体重412kg&体高148.5cmと小柄でした。
人気は抽優を使えば確実に取れそうで、一般抽選ではほぼ無理くらいだったと記憶しています。
ということで抽優を使い、初めて2口申し込みました。

◆ここまでの戦績

デビュー戦は2歳の8月でした。
岩田望来騎手を背に札幌芝1,200mでデビューします。
スタートを決めると道中は2番手を追走。
4コーナー手前では逃げた馬を交わして先頭へ。
迫る後続をクビ差凌いで1着でした。
レース後のコメントではコーナーで息を入れることができずに走っていたそうなので、着差以上の強い内容でした。
このレースは現地観戦していないので写真がありません。

2戦目は10月の東京芝1,400mの1勝クラスに戸崎騎手で出走。
レースでは好スタートを決めるとハナを奪います。
荒れた内馬場を避けながら逃げてそのまま直線へ。
戸崎騎手のGOサインが出ると一気に加速し、後続を突き放していきます。

100mを切っても後続は見えず
頑張れ頑張れ
実はこの後の写真は興奮してピンボケ…

見事1着で入線し、2連勝を飾ります。
しかし真面目な性格ゆえ一生懸命走りすぎた為、消耗が激しく口取りに参加をすることが出来ませんでした。

3戦目は疲れをしっかり癒やして年明けのGⅢフェアリーステークスに決定。
鞍上は引き続き戸崎騎手。
私にとって初めての出資馬重賞出走だったので、妙に緊張しました。

初めてのコンプレッションフードを着用

これまでのレースでは好スタートを決めていたメイクアスナッチですが、初めて出負けします。
後方からのスタートではありますが元々陣営は前走から後方待機策を取って末脚を決めるトレーニングをしていたので、結果的に狙い通りの位置取りとなりました。
4コーナーで中団まで押し上げて、直線では大外を強襲。
猛烈な末脚を見せてくれます。
グングン伸びるメイクアスナッチ。
これは勝った!
そう思った瞬間、内からスルスルとキタウイングが抜け出してきてアタマ差負けてしまいました。

この時は勝ったと思って大興奮
この辺で実況がキタウィングの名前を出してオヤっと…

レース後の心境は2着の悔しさと大健闘の嬉しさが入り混じっていましたが、賞金加算が出来たことで桜花賞出走がほぼ確実になりました。
嬉しさのあまり帰り道で大阪までの飛行機を抑えたのを覚えています。

しかし、ここから暗雲が立ち込めます。
収得賞金上位組が軒並みトライアルで凡走し始めたのです。
収得賞金1,650万円のメイクアスナッチでしたが、出走可能だったのは1,700万円のシンリョクカまで。
新馬+リステッド勝ちだと収得賞金は1,600万円なので、デアリングタクトですら出走できなかったほど高いボーダーとなりました。

桜花賞に向けて調整を続けていたメイクアスナッチは桜花賞の前日に行われるGⅡニュージーランドトロフィーに戸崎騎手と出走します。
このレースにはシャンパンカラー・ウンブライルのNHKマイルカップ1・2着馬や、朝日杯勝ちのドルチェモア、紫苑S勝ちのモリアーナなど好メンバーが揃って出走。
メイクアスナッチは6番人気に推されます。
レース当日は雨が降り、馬場はやや重。

パドックでは落ち着いた様子
返し馬もいつも通り

レースはやや出負け気味も前走ほどではなく、中団外目につけます。道中は内にいたエエヤンが外に膨れた影響でシャンパンカラーがメイクアスナッチにぶつかります。
その後も接触があり一旦下げざるを得なくなり、そのまま直線に向かうもメイクアスナッチに余力はなく11着。

ここらへんではもう追っていない
なだれ込むようにゴールへ

次走は青函ステークス(OP)に横山武史騎手と出走します。
新馬戦以来の1,200ⅿですが、元々1,400ⅿがベストでマイルは若干長いと言われていたので短距離馬としての挑戦が始まります。
当日はあいにくの天気となり、馬場もやや重です。
先行集団の後ろにつけたメイクアスナッチは馬群の中で折り合っているよう。
4コーナーでは5番手まで上がり、馬場の真ん中でGOサインがでます。
しかし、ここからの伸びがイマイチでゴール手前では横山騎手の手が止まります。
結果は9着。
レース後はケガの可能性や馬場適性、距離適性などが敗因としてあがっていましたが、後日ケガがないことが分かり安心しました。

次走は10月の新潟で行われる信越ステークス(L)。
ベストといわれる1,400ⅿで丸山騎手とともに再起を図ります。
ここは千載一遇のチャンス!!が、またしても天候に恵まれず馬場はやや重。
スタート後は無理せず後方から進めます。
4コーナーで外に出し直線へ向かうも何度か外に膨れます。
結局、伸びることなく11着で入線。
敗因は重馬場適性がないとのこと。

◆今の状況

3戦連続で賞金加算が出来なかったのですが、次走はターコイズステークスに決まります。
しかしトレセンでゲート練習をしていた際に、メイクアスナッチはゲート内で座り込んでしまい座骨を骨折。
全治6ヵ月の診断が下ります。
レース復帰は今年の秋競馬くらいでしょうか…

新馬戦、1勝クラスで連勝したのち、GⅢで連対して夢は大きく膨らみました。
そこから一転、桜花賞への出走が叶わず3戦連続の馬場荒れによる着外。
その上、骨折で6ヵ月の休養。
ここまでの落差があっただけに復帰して再び活躍できた時は格別の喜びが待っていることでしょう。

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