「サ道」マンガ家タナカカツキ氏も絶賛!ムーミンから本場のサウナまでフィンランド愛を詰め込んだ1冊
『週末フィンランド』(岩田リョウコ)をご紹介!
とにかくかわいいイラストとともに、週末+有休の2泊3日で行けて、満喫できるフィンランドガイドブックというコンセプトで刊行された『週末フィンランド』。コロナで海外はおろか旅行にもなかなか行けない状況ですが、本書を読めば気分はフィンランド!!
藤原しおりさん(ブルゾンちえみさん)もにおいをほめてくださってます(笑)
そして今流行のサウナはフィンランドが発祥!本場のフィンランドサウナ体験記もあり、サウナ好きも楽しめます。岩田さんは『HAVE A GOOD SAUNA!』という書籍も刊行しています。
GWもどこにも行けないと嘆く旅好き、サウナ好きの方に本書の内容をご紹介します!
地球上で一番しあわせな国
岩田さんが初めてフィンランドに行った時の印象とは
外国なのに緊張感がなく、とても気持ちがよくて、ほんの数日の滞在にもかかわらず、妙にしっくりなじんだ感覚がありました。はっきりとした理由はないけれど、その「なんとなく気持ちがいいから好き」の理由がだんだんわかってきたのは最近のこと。やはりそれはフィンランド人のしあわせの感じ方と関係しているのではないかなと考えています。(はじめにより引用)
(ハマったきっかけ)なんか悔しかったから出会ったフィンランド
コーヒー大好き岩田さん。当時、米シアトル在住だった彼女は驚愕の事実を知ることに…
アメリカ・シアトル在住中の2012年にコーヒーのトリビアをイラストで説明するサイトをはじめました。(色々調べていくと)フィンランドが世界一のコーヒー消費国だと知り、それがフィンランドという国に本格的に興味を持ちはじめたきっかけとなりました。
シアトル以上にコーヒー好きなフィンランドという国の存在が気になって気になって、ついに……。(ハマります)
日本から一番近いヨーロッパ
飛行機で約9時間ちょっとという近さです。
週末旅が実現できる気軽さがフィンランドにはあります。
「フィンランド」と聞いてパッと頭に浮かぶものってなんでしょう。
やっぱりムーミンとかマリメッコですか?
でもじつはもっといろいろあるんですよ、本当は。年に数回訪れるようになった今でも、毎回新しい発見があります。
フィンエアーの機内は、マリメッコ一色!
機内がオーロラ色の照明になる粋なはからい!
フィンエアーに入ると、一気にフィンランドムードに。機内ではゆっくり休むことが大切だって教えてもらったばかりですが、ワクワクがおさえられないんですよね、こんなにマリメッコに囲まれちゃうと!
ヘルシンキは徒歩10分でどこでも行ける
派手な観光地という訳ではないけれど、ヘルシンキは治安もよく、徒歩10分で見どころに周れるコンパクトな街
いつ来ても、ヘルシンキは正直ガラーンとしている印象。でもそのガラーン感が心地よく、「この街なら制することができる!」という変な自信を持たせてくれるんです。足腰に自信がある方なら、市内はほとんど歩きでまわれます。
フィンランドとサウナとわたし
サウナとの運命的な出会い!
当時はまだ、「フィンランド=サウナ」ということをまったく知らず、日本でもサウナに入ったことがほとんどありませんでした。外国でサウナだなんて、さらにお作法もよくわからぬまま、とりあえず行ってみることに。
(フィンランドサウナは)岩盤浴のようなじんわりとした温度で、先の女性が「ジューッ!」としたように、サウナストーンに水をかけて蒸気を出して体感温度を上げるので、水蒸気いっぱいの空気に包まれる、つまりヒリヒリ感はなく気持ちがいいのです。
サウナは森の湖の横に立てられたコテージにあることが多く、サウナのあとは湖に飛びこみ、森や湖を見ながら外気浴できるようになっています。日本のサウナにある水風呂は、フィンランドの湖の代わりなんですね。
体も気持ちがいいし、何よりも心が「洗濯」されるような気持ちになるのが、フィンランドのサウナなんです。
本場フィンランドサウナの種類や入り方も解説しています!
そのほか、美味しいコーヒー屋さんでコーヒーを堪能したり、オーロラを見に行ったり、マリメッコやイッタラでかわいい北欧雑貨を買ったり、フィンランド愛溢れる岩田さんのディープなフィンランドの楽しみ方を詰め込んだ『週末フィンランド』。
行けないけど、行った気になる。そして必ず行きたくなる最高のフィンランドガイドブック。楽しんでくださいね。
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