英語習得の一番の近道は「基本動詞の習得」だった!
ベストセラー『英語の語源図鑑』シリーズ著者・清水建二さん最新刊『使える英語が身に付く 動詞の語感事典』を発売します。
英語を学ぶ上で一番大切なことは何か?
それはずばり、「基本動詞の習得」です!
基本動詞とは、have / put / make / keepなど、中学生でもよく知っている一音節の動詞のことです。
これらを使いこなせるようになることが、英会話を中心とした実践的な英語力向上のカギとなります。
本書では、英語上達に欠かせない30の基本動詞と19の前置詞・副詞を収録し、それらのコアイメージ(文脈や状況に左右されることがない中核的な意味)をつかみながら、ネイティブ感覚の英語を学ぶことができます。
例えばもっとも一般的な動詞である「Do」。
「何かをする」という行為を示す最も一般的な動詞で、他動詞としては目的語の種類によって、「具体的な行為」を示すことができます。する対象になるものは、誰もがしている「家事」や「日常の行い」になります。
このようにコアイメージをつかんだうえで、例文を読みます。
この例文を繰り返し音読して覚えてみるとよいそうです。
この練習を積み重ねることで、ほかの単語で覚えたフレーズを入れ替えながら表現の幅を広げることができます。
他にも、例えば「give」。
よく使う動詞ですが、意味が多くて覚えるのが大変ですよね。
「give」のコアイメージは、自分の所からあるモノを「外に出す」「差し出す」ことです。
こうして、コアイメージを理解したうえで例文を読むと、意味が多くて覚えられないと感じていたgiveの表現も、文脈や状況に応じた使い方や意味がつかめるようになってきますね。
コアイメージを理解し、その単語が実際に使われている英文を繰り返し音読しながら見ていくことが、英語上達の近道なのです。
本書で、ネイティブが持っている単語の感覚を理解して、いざという時も実際に使える「実践的な単語力」を身に付け、英語力をみるみる伸ばしましょう!