13時間描き続けてドローイングハイになれ!
こんにちは、Daiushiです
さいとうなおき先生の動画で紹介されていた、「【禁断の技】イラストが1日で上達する方法」というものにチャレンジしました。
この動画で紹介している練習方法は単純で、1日ひたすらラフ絵(未完成の絵)を描き続けることです。そうすることで、その日の終盤に思うような線がひたすら描けるよう一時的に矯正されるという話です。ただし、1日寝て起きるとその状態はリセットされてしまいます。
この練習法のメリット、デメリットも述べられています。
メリット
1. 自分の本来の実力を引き出せる
2. いいネタを仕込める
3. 描いていて楽しい状態に入れる
デメリット
1. リセットされる
ここから僕が実際にやってみた感想と考察を簡単に書いていきたいと思います。ご参考までに。
感想
1. 目標設定について
今回、僕はなんとなく描き続けるのはしたくないなと思っていたので、簡単な目標設定をしました。とにかく数をこなしてみたかったので、1枚20分想定で実作業12時間と考えて36枚達成できるかどうかというのを目標の一つに設定しました。ただし、この目標達成のために適当な絵を描くということはなるべくしないように意識しています。
また、僕は背景考えるとかを全然やってこなかったので、そこもしっかり考えられたラフも沢山のこしていきたいと思ってました。何枚描くとは設定しませんでしたが、描くという決意はしました。
これらの目標設定を事前しておくことで、割と描くことに迷いなく進められた気がしました。なので、やる前に何を重点的に描き続けるのかは、決めておいた方がより効率が上がるのかなと思いました(当たり前かもですが)。
2. かなりハード
朝8時に開始し、21時に終了(休憩も含む)し、最後の1時間をつかってワンドロしました。はじめの2,3時間はキャラクターのラフを淡々と書き続けていたのですが、単調な作業すぎて描くスピードが落ちていき、効率が悪いなと感じてきました。この状態はまずいなと思ったので、テーマを適当に考えてそれに沿った絵を何でも良いので描くというやり方にシフトしました。
このやり方にすることで、僕なりにいくつか良い点がありました。1つ目に、眠くなくなったこと。考える必要が出てくるので、単調な作業から抜けられて、目が冴えました。2つ目に、ちゃんとした絵になるので楽しいということです。楽しく描けることが一番捗るので、はじめからこの描き方をした方がよかったなと思いました。
3. 成果
10時間くらい超えたあたりから、動画で紹介されていたような線が思うように引けるという状態に入ったように感じました。ぶっちゃけ、これがそうなのか…と感じるまでに結構ラグがあったので、それ以上前にかけていたかのかもしれません。ただ、これは個人差がありそうなので分かんないです。この状態でラフ絵を描くと、かなり早い速さで描けていた気がしました。実際に1枚に描けてる時間も2、3割くらい減っていた感覚はありました。ただし、単純に線だけのラフ絵だったので、色とか入るとどうなるかは分からないです(僕は今回色は入れないでの挑戦でした)。
目標にしていた36枚は、形だけは結果達成できました。また、動画で紹介されていた思うように線画描けるという状態も経験できたので、この感覚をなるべく忘れないようにしたいと思いました。どうすればいいのかはわからないですが。
以下、描いたラフの一部貼っておきます.
考察
簡単な考察をします。
この練習方法は良いのかどうかというのは、正直なところはまだ分からないです。ただ、手っ取り早く色んな絵を描きたいのであれば、すごいありかなと思いました。メリットでも述べられているように、とにかく詰め込むことができるので、短時間集中して色んなものを吸収したいというのであれば効果的かもと感じました。ただし、その場合吸収するものはちゃんと選んだほうが良いと思いました。自分の実力では到底たどり着けない技術やノウハウを吸収しようとしても、ただひたすらに時間がかかり、下手したらその日にたどり着かないこともあり得るので、そういったヘビーなものではなく、基礎的な部分や筋トレじみた練習内容とかには相性が良さそうだと感じました。なのでラフ絵がすごい相性がいいのだと思います。
この練習方法の良くない点も述べておきます。結構体には悪いなと思いました。何日も連続でやれないです。当たり前かもですが。なので、健康状態が万全のときかつ、自分がやりたいことと、この練習方法のメリットがマッチしているとき以外は無理してやらなくても良いかな、と感じました。若くて体力があり無限に時間がある人にはおすすめです。