大学生とおじさんとパチンコ
みなさま、こんにちはこんばんは。先日45歳の誕生日を迎えたパチ7編集長でございます。45歳、ふたつ並べると、4545ですね。いかがでしょうか、みなさま、元気に4545しておりますか?
私と言えば、ここ半年、特にいえば6月・7月と元気にシコシコしておりました。いやですねぇ、仕事ですよ、仕事の話です。
いい年こいたおっさんなんだから、仕事シコシコするのは当たり前だろ? とお思いですよね。いや、これがね、特筆事項なんですよ。なんでかって言いますと、パチ7をご覧の方は既にご存知の方も多いかとは思いますが、「一般社団法人 全日本学生遊技連盟(学遊連)」のお手伝いでシコっていたんですね。
正確にお伝えしますと、シコっているという進行形なのですが、私の担当分野がひと山超えたので、なんとなく筆を取っているわけです。
はい、学遊連。なんなのかって言いますと、
■パチンコパチスロ好きな学生による全国組織
■若年層にパチンコパチスロの魅力を伝え、遊技参加を促進する
■業界に関する正しい知識を身につけ、伝達する
って感じで、簡単にまとめると「学生たちが中心となって、若年層にパチンコパチスロの楽しさ・正しい知識を伝えようぜ!」という学生組織になるわけです。この時点でベテランプレーヤーは、涙を流していてもなんら不思議ではありません。
だってね、若者たちがパチンコ業界の行く末を憂えて立ち上がったわけですよ。おっさんたちが、やれ最近のパチンコパチスロは……やれ昔はよかった……など宣っているのを横目に立ち上がったわけですよ。おい、おっさんたち、涙を拭けよ。
さて、当然わたしは学生でもなければ、若者でもありません。ではなぜそんな私がシコシコしているかというと、出てくるわけです。ここでPAAが。
なんの組織かって言うと、パチンコ系のメディア企業や広告代理店が集まった組織で、「パチンコ業界の活性化」を最大の目標として活動しているってところです。もちろん私が所属する会社もPAAに加盟しております。肩までどころか、眉毛の上まで業界にどっぷり浸かったおっさんたちの集まりですね。
いろいろと言われやすい組織ではありますが、目標に掲げている志は忘れていません。と、言いますか「業界が元気じゃないと我々もやっばい」ので忘れられるわけがないのです。まぁ根幹にあるのは「パチンコパチスロ好きなおっさん」ということではあるんですがね(笑)
パチンコ業界の活性化を掲げるPAA、若年層に向けてパチンコパチスロの魅力を届けようとする学遊連。この2つの組織がつながることは想像に難くはないですよね。そう、学遊連をPAAがバックアップする、そうなることは自然な流れ。
んで、ワーキングチームが立ち上がって、私も参加しているってことなんですね。
いまどきの大学生となんか違うぞ?
意気揚々とワーキングチームに参加表明した私ですが、なにせお相手は大学生です。だいたい25歳下です。お父さんお母さんの年齢を聞くと同年代だったりします。
ポケベル世代とスマホ世代みたいなもんですから、隔たる壁の厚みを想像すると、まぁまぁ怖いんですよ。わかりますよね? 価値観の違いも大きいでしょうし、こっちはこっちで老害って思われたくないという気負いもあるわけですよ。いまどきの子って、お酒も飲まないって聞くし、クールなイメージもあるじゃない? ねぇ、こわいじゃない?
結論から書きますと、そんなもん杞憂だったわけです。
パチンコパチスロは壁を超えます。あっさり超えます。で、確信しました。なんかですね、パチ好きにのみに流れる強い遺伝子みたいなもんが絶対あります(笑)
お酒が好きっていうのもそうですが(飲み方に関しては触れると危ないので触れません)、麻雀好きな子もいるわけで、我々世代のゴールデンコース「徹マン→朝並び→フル稼働」みたいなこともしているわけです。
何度か飲みの場を共にしているのですが、話題はほぼパチンコパチスロ。やれメイドインアビスは不遇だ、バイオRe2は最高だ、たまチャレ作った人は天才だ、などなど。全然クールじゃありません(笑) むしろ一緒です。ポケベル世代と一緒です。
エンタメとして楽しんでいます。
いろいろと学生さんから話を聞くんですが、特に印象に残っているのが学生理事である浪岡くんの話。
よくノンユーザーの友人も誘って連れ打ちをしているみたいなんですが、誘い文句というか接し方がおもしろいんですよね。なにやら必ず近くのスーパー銭湯や健康ランドにみんなで泊まってメシ食って。それで翌日打ちに行くらしいのです。
パチンコパチスロを打ちに行くというよりも、みんなで遊びに行くが主目的で、その中にパチが含まれている、そんな感じなんですよね。
パチンコパチスロが主目的たり得ないという悲観もあるとは思いますが、接し方は時代によって変わりますし、私個人としては単純に、それって楽しそうだなって思います。私が所属するパチ7が目指すところもそんなところですし。接し方は多様であるべきです。
あともうひとつ印象に残ってるのは「地方って、朝から500人とか並ぶ施設ってパチンコ屋さんくらいしかないんですよ。それだけでテンション上がりますよ!」という言葉。そりゃそうだ、とも言えますが、コロナが猛威を振るっていたタイミングで大学生活を送っていた彼らの口からの言葉と考えると、ちょっとグッと来ませんか?
好きになっちゃったから仕方がない。
まぁ小見出しの通りで、かわいいやつらですし、単純に若い子がこんなにパチンコパチスロを好きでいてくれるってのは、きゅんって来るわけですよ。
当然、若い子が増えたほうが、遊技人口が増えたほうが、私の立場的にもありがたいことですし、一人のユーザーとしても、稼働が上がってホールの売上が上がれば、還元率が高まるのも必然ってのもあるんですが、私の根源にあるものは意外とピュアです。……だからなんだよって声は飲み込めましたか?
なんでこんなものを書いたのかっていいますと、
1.個人的に応援しているスタンスとその理由をお伝えしておきたかった。
2.かわいいやつらなんで、おじさんたちも一緒に応援しようぜ!
ってところ。昨年2022年9月に立ち上がったばかりですし、まだまだ組織の認知も活動内容の認知も、それこそ実態も見えにくい状況なので難しいのは重々承知ですが、少しでも多くのユーザーさんの頭の片隅に「学遊連」という存在が残り、ほんのりとでも応援する気持ちが芽生えてくれればな、と。
全国学生ぱちんこ大会「PS:JAPAN」開催!
2023年8月に第1回が開催されるわけです。全国の学生・若年層を対象としたパチンコパチスロ大会「PS:JAPAN」が。これだけの規模の大会はレアですし、若年層を対象にした大会は史上初。加えて、優勝チームには一人あたり111万円の奨学金(返済不要)が進呈されるという派手さ。
で、この大会もそうですが、学遊連自体の活動も1年2年で終わる活動ではございません。って私なんかが言い切っちゃうと怒られそうですが、当然そのつもりで運営していますし、支援しています。
さて、これを読んでくれているおじさんたち、第1回目の大会を見守りながら、それ以降での応援スタンス、よろしくおねがいしますね!
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