『都会は水の中』
『都会は水の中』
ショートバケイションの扉となる1曲目。
この曲は、僕とみやけさんの二人で全ての音を録音しました。
【楽曲構成】
田中誠:アコースティック&エレキギター、ボンゴ、ドラムス、ノイズ、街の音
みやけかおり:鉄琴、鍵盤
元々は友人が映画作りたいからそれのオープニングの音楽を作って欲しいと何年か前に言ってもらえて作った曲で、
今回アルバムに入れる曲がだいたい決まったときに、この曲がぴったり合うと思いリアレンジ。
本当に最初は重力ピエロの映画の最初とかを想像して、こんな感じ良いなと、作曲。
今回は、もう少しファンタジーで軽やかに。
ドラムとボンゴは短い小節をずっとループさせて、鍵盤と鉄琴は同じメロディーをユニゾン。
アコギは淡々と、エレキギターはたっぷり空間系とワウを使いながらヌルリと。
スネアや、鉄琴のたまにディレイ(やまびこ)されるのはエンジニアの村井がミックスの時に遊びながらディープにしてくれました。
延々と後ろで流れるノイジーな音は、シンセの中にある音色で遊びながら入れました。
規則性がなくその場でしたので一回限りの音。
ボンゴ入れようと思ったのは細野晴臣さんトロピカルダンディーの”Chattanooga Cho Choo”が入り口やったなと久々に聞く。
改めて聞くと、どちらかとゆうと”ハリケーンドロシー”の異国感を出したかったイメージ近いかなと。
でもトロピカルキャンディーで使ったミュートトランペットは、そこから。まあ、またそれは今度ゆるりと。
曲終わりの変な音は、アコギの6弦をどんどん弛めていってる音です。
Corneliusの”Sensuous”からコラージュ。
タイトルは、東京スカイツリーの一番上から街を見下ろして、そこで撮った写真を後日見て思いつきました。
『都会は水の中』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?