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有識者オススメ舞台「仁義なき幕末」を観たら漢達の生き様にシビれた話。

観劇note2回目でございます。

舞台 鋼の錬金術師」。
初"2.5次元舞台"で。
まぁ~~素晴らしかったので感動のあまり長文ぶちかましたところ、舞台がお好きなtwitterの住人の方から、DM頂きまして。

「雷さんの性癖に刺さるであろうキャラがいる舞台やりますよ。映画もやってます、今。」

「キンブリーさんみたいな、ちょっとヤバめな勝吾くん(ハガレンで私の最推しを演じてくださった役者様)、今なら映画で観れるので是非観て感想下さい」

「きっとあなたに刺さると思うので"仁義なき幕末"観てください」

「伊達というキャラクター、雷様に刺さると思います。」

4人ほどFF外の方から熱い言葉を頂きました。
キンブリーに狂ったことばっか言ってるせいで私の性癖が見ず知らずの人間にバレているというSNS社会の闇に怯えながらも、そんなに刺さると言うなら見てみたいなぁ。と思ったのです。


まず映画やってるって何?舞台もやるって何?

ところで、件の"仁義なき幕末"とは?と、調べてみたところ、東映さんがやってらっしゃる"ムビ×ステ"という映画と舞台のメディアミックス企画の作品らしく。
ムビステはもう2019年からやってるんですね!
一応私も映像職の端くれなのですが、存じ上げず…。すいません…無知、通ります。

そういうことで、今回オススメして頂いた「仁義なき幕末」という作品は、まず映画を上映して、その続きを舞台でやる。とのこと。
そんなん映画観て⇒舞台観にいかないとワケ分からんことになるんとちゃいます?と思い、早速映画観に行こ~と上映館を探しては見たのですが…………

予定が合わない。

絶望的に合わない。
この時期、年度末に向けて突き進んでいた私は土日含め急な休み・早上がりなどが出来ない状態にあり、上映劇場と自分の時間の折り合いがビックリするぐらい取れなかった。

スケジュールと格闘している間に行ける可能性の高い劇場での上映が終了してしまうという悲劇。
これ、映画行ってないのに舞台行っていいんか……?でももう舞台のチケット、先に取っちゃったしな。

なんとかなると思うしかねぇ!ということで行ってきました、池袋サンシャイン劇場!

いきなり舞台来ちゃって……ごめんね……

※以下よりネタバレ挟むので、ご注意を。



舞台 仁義なき幕末【令和激闘篇】

🇯🇵あらすじ(公式HPよりマルっと引用)

村田組 vs 錦旗会 壮絶な死闘の末に待ち受ける“仁義”とは?

ひとり令和に舞い戻った大友一平(和田琢磨)を待っていたのは、様変わりした京都の勢力図だった。
敵対する錦旗会の侵略により、今や村田組は風前の灯。錦旗会の幹部・若松総太郎(柏木佑介)らが次々と村田組のシマを錦旗会のものにしていく。一平の妹・小夜(水谷果穂)も錦旗会の会長・北園郷蔵(吉田メタル)の目にとまり、愛人にさせられようとしていた。

村田組の舎弟・尾崎水月(木津つばさ)らわずかに生き残った組員たちさえ村田組の終焉を覚悟する中、ただ1人、一平だけが組を守るために錦旗会を追放しようと奮起。そこへ、再び蘭月童子(荒川ちか)が現れる。

僕が、君の願いを叶えてあげるよ。そう言って童子が呼び出したのは、坂本龍馬(松田凌)。今度は、令和の世に龍馬がやってきたのだった。一平は龍馬に、共に錦旗会を打ち倒すことをお願いする。

さらに、土方歳三(石黒英雄)、沖田総司(本田礼生)、原田左之助(小野健斗)ら新選組に加え、中岡慎太郎(赤澤燈)、桂小五郎(岡宏明)らも令和にタイムスリップ。村田組と錦旗会に分かれ、ヤクザたちの抗争に幕末の志士たちが参戦することとなる。さらに幕末にタイムスリップしたはずの伊達唯臣(鈴木勝吾)の姿も。令和の京都を舞台に、幕末の争乱のような戦いと野望が繰り広げられる。

テッペンを獲るのは果たして誰か。
ヤクザとサムライたちによる村田組と錦旗会の抗争の末に待ち受けるものとは―。

https://toei-movie-st.com/jinbaku/stage/#story


……お分かりいただけただろうか。
映画からバッキバキに続いている。
このあらすじ見た時は「終わった」と思いましたね。
分からんよ、と。
書いてある登場人物の名前全員知らない。と。

しかし、開始早々ビックリ。

あらすじを!前回(映画)までのあらすじをダイジェストで舞台でやってくれる!

この親切さ、最近感じた覚えあるな。と思ったら刀剣乱舞の実写映画の冒頭とコナンの映画の冒頭でした。体が縮んでしまっていた!

なんにせよハイパー助かりました。
分かる、分かるぞ……映画で何があったか大体わかるぞ!!!!
皆さん、舞台だけでもいけます!!!


さて、結論から言いますと、登場人物も立ちまくってて良くて感想まとめよう!と思ったんですけど、この後映画が大阪公演前に配信することを知り、映画の配信をア○プラで鑑賞後、大阪に千穐楽を観に行きました。
そうまさにこれを書いている今、私は大阪にいます。
単独行動がフッ軽過ぎる。ダメです。
でも映画観てもっかい舞台観たら解像度が上がって良かった。

キャストの皆様別の感想は長くなるので最後にしますね。

当たり前だけど初めて来ました。来れてよかった。

◎ストーリーに関して

映画と舞台両方観て分かった事なのですが、私が思った以上に和田さん演じる大友と、松田さん演じる村田の関係、拗れまくっているのが意外でした。
もっとこう「俺たち相棒!お前が頭で俺が腕!一緒に現世に帰ろうな!我等友情永久不滅!」みたいな感じが映画では観れるのかと思いきや映画も全然殺伐としてた。大人の世界だった。
おい大友も恭次も!それぞれ色んな意味で拗らせ過ぎだぞ!

令和に生きるヤクザも幕末に生きる志士も、賢いやつは賢いし、狂ってるやつは狂ってるし、生き方も友情の形も、生き辛さとか、今の自分の立ち位置の葛藤とか、感じることも同じ。
でも世界は変わっても生き方は曲げられない。
刀と銃と拳で体大丈夫か?ってぐらいに戦う男達に考えさせられた。
でも曲げない男達はカッコイイよねやっぱり。
曲げない生き方とか、"仁義"って結局どういうことなんだろ?ってことを、ちょっと考えました。結論出てないけど。

仁義を取り戻したい大友と、常に仁義を持って人に対する龍馬の対比が切なくて良かったなぁ。
最後はお小夜さんにとっては最悪な終わり方でしたが、大友&龍馬(恭次)ペアにとっては仁義を貫いた大団円エンドなんだよなぁきっと。


◎舞台に関して

先日のハガレンでも思ったんですけど、プロジェクションマッピングがもう必須なんですね。
すごいや。街中でもそんなにお目にかかれないのに舞台ではこんなに見れるんだなぁ。
あと照明で出来る表現が多すぎる。
感動したのは赤と白の照明で地面に血溜まりを作りながら、それが刀に映り込むことで刀に血がついている・血で錆びているように見えたアレです。(アレそういうことですよね?)
限られたシチュエーションの中にアイデア満載で、物語外のところでも楽しめる。
舞台ってすげぇ!と高ぶりますね。

あとさぁ~~~
殺陣がすごない????
皆様本当にすごい。
実際体に当たりまくっちゃってたもの。
痣だらけなんじゃないですか?
生であのスピード感出せるんですね。
言っちゃなんなんですけど、映像だといくらでも誤魔化せるところあると思うんですが、生であれって本当に凄いです。

っていうかこれを1日2回公演は鬼過ぎない?
わかるよ?舞台だったら当たり前にあることだって…。
でも演者の皆様は凄いよな。
2回目に疲れを感じさせないもん。


さて、ここから本番でクライマックスなんですけど、キャストの皆さんに関して叫んで終わりにします。(長いし見づらいよ)

◎演者様に関して

◎大友一平(和田琢磨さん)
・拗らせキングやん…!!
こんなかっこいい拗らせてる人いていいの?
強い、大胆、男前、けど恭次に対して拗らせすぎている。
彼の「違う…お前は…恭次じゃない!お前は…(狼狽)」からの龍馬との一連の流れを私は一生忘れないと思う。なんにせよ大友さん(和田さん)の情緒と感情の静かな起伏がやばい。
龍馬を恭次とする流れ、龍馬に煙草を渡す時のあの目はどこ見てんだかどんな感情なのか、分からなかった。怖い。すごい。

・大友さん、主人公なのに劇中おそらくいちばん笑わなかった(妹とどっこいどっこいで)ので、もっと笑顔が見たかった…。
険しい顔・虚無顔・切な顔の大友さん祭りだったから…。
飲み屋の帰りは良かった…ああいう大友・恭次・小夜がもっと見たかったね…。番外編くれ。

・「俺は空っぽだ…(超虚)」
おい大友!勘弁しろよ!頑張れ!(泣激励)
あの幼少期から映画までの間、逆に恭次とどんな人生歩んできたんだ教えてくれ大友…頑張れ…。
舞台の大友は、破滅に向かって突っ走ってる気がして、ちょっと感情移入しにくいな~~~って思っちゃったりしたのですが、要因は彼が空っぽだったから、恭次がいなかったからなんだなと変に納得しました。

・前回ハガレン見た時の和田マスタング大佐とは当たり前なんだけど全然違うキャラクター過ぎて"同じ人ですか?"と。温度差で風邪ひきそうでしたね。闇背負いまくってて本当にカッコよかったな

☆☆☆

◎坂本龍馬/村田恭次(松田凌さん)
かっこよ!!!!!!
その白スーツの堂々たることよ…。
龍馬にしろ恭次にしろカッコよすぎる。そりゃモテるわ罪な男ね。(2人の女からそれぞれ愛されるって、どない~~~!?)
真面目でインテリな恭次と、茶目っ気と漢気と包容力を兼ね揃えた龍馬、どっちも最強ですね。まさに我々オタクが好きなタイプの坂本龍馬さんです。ありがとう松田さん。

・土佐弁をとても流れるように話されていたので土佐の生まれの方ですか?と思ったら尼崎の方だった。は?

・龍馬と恭次まじで話し方から振る舞いから全然違うからすごい。方言の力もあるかもしれませんが、決してそれだけでなく。特に印象に残ったのは、改めて大友と手を組むことを決めた時に、大友に「一平って呼んで(意訳)」と言われた時に発した「一平」が龍馬ではなく恭次の面影を感じて、あれには大友も、より拗れたと思う。

・単純な疑問なんですけど、尾崎くんに銃で自分の銃を撃たれた時に、龍馬さんの銃、マジで打たれたみたいな飛んでいき方してるんですけど俳優さんは皆ああいう飛ばし方ができるもんなんですか?松田さんがすごいんですか?
アレすごない?(伝われ)

・死ぬ時に目を瞑らなかった人①
目ェカッピカピになってませんでした?暗転まで結構時間あったけど大丈夫でした?

・あとこれも有識者の方からリプで教えてもらったのですが、私、松田さんのことを6年前くらいからよく知っていることが明らかになりました。
そうだね!ハイアンドローだね!
皆知ってると思うんですけど、あのWhite Rascals・SMGの一員、コゼットが松田さんだったんですよ。それ聞いて先日、DTC-湯けむり純情篇-見直したんですけど間違いなく松田さん、コゼットでした。雰囲気違うから分かんなかったのよ…不覚…すいません…。

☆☆☆

◎大友小夜(水谷果穂さん)
・美しい~~~!!
腕の動きや所作がいちいち綺麗な方だなと思いながら観てました。
嘘みたいなワンピース着こなせて凄い!!

最終的に1番辛い子ですよね。
基本凛としてて、北園の前でも強く振舞ってて、だけど恭次と2人きりの時とか、大友・龍馬と3人でいる時に出てくるちょっと幼めな話し声がとても可愛くて。そんな顔も我々は知っているので、結末のあと、この子はどう生きてくんだ…と心配になった次第です。強かにやっていくのだろうけど、やっぱり幸せになって欲しかった…。

・祝・初舞台!
普通に話してる声と小夜さんの話し声違すぎて笑った。役者さんってすごい。

☆☆☆

◎土方歳三(石黒英雄さん)
・激シブなんですけど。この方がステージにいる時の重厚感が半端ない。隙がない。

・実は、現代に来て1番葛藤してたのこの人ではなかろうか。正直に誠を見つけたいけどどうすりゃいいのか。って悩むし。

・土方さんの洋装ver.考えた人天才か?スーツに羽織は天才だろ。

・最初から最期まで、沖田に対する優しさが厚い人だった。父のようだった。葛藤も沖田には見せるし、彼に対しての話し方は石黒さんの演じ分けを感じました。

☆☆☆

◎沖田総司(本田礼生さん)
・オタクの思う「皆の考える沖田総司」を具現化してくださったのだ本田さんは。

・低い姿勢からすげぇスピードで切り込む美しすぎる殺陣。人をおちょくるような小生意気な態度と口調。まだ病と知らず咳込む薄幸の美少年。「さのさん!」⇽弟みたい可愛い。洋装姿はただの王子。2次元か君は。よく見たら泣きぼくろもあった。2次元だった。

・詳しくないけど殺陣の動きが、すり足が、構えが、姿勢が、良過ぎて、なんかそういう…殺陣専門の子(殺陣専門の子とは)なのかと思った。普通に俳優さんだった。しかも10代と思ったら…こんな30代いない。子とか言っちゃいけない。2次元だったんだやっぱり。

☆☆☆

◎原田左之助(小野健斗さん)
・美美美ー美美ー美美じゃん。
割と一発目見た時「んえぇ」ってなったくらい美しい。シュッとした立ち姿。こんなに自分の背丈以上の槍が似合う人間がいるのか。方前髪たらしハーフアップでオタクが死ぬことを知らないのか。存在が罪。

・豪快なあんちゃんだったり、ちょっとチャラい部分がベースにありつつ、気に食わないことにはちゃんと冷静に意見する芯を貫き通した熱い男。仲間思い。散り際が切なすぎるけど、その言葉にも彼らしさが光っていてとても良かった。
真っ直ぐな視線の強さが凄かった。

・死ぬ時に目を瞑らなかった人①
早めに沖田くんが閉じてくれてよかった。

・私本当に申し訳ないほどに薄桜鬼を(ゲームも舞台も)知らない人間だからアレなんですけど、薄桜鬼でもさのさんだったのですね。だからあんなに槍使いがお上手なんですか。

☆☆☆

◎尾崎水月(木津つばささん)
・馬鹿野郎カワイイ。
若さ未熟さ単純さ反抗期、全部放出してて最高に可愛かったですね。彼は彼なりに、自分を育ててくれた組を守るために必死だったわけなんですけども。
桂さんに言いくるめられながらも、大友の事を呼び出した場面の最初は、大友を信じたがってる感があってまたそこが切なくてな…。

・できればずっとコメディ可愛い要因で元気に暮らして欲しかった。泣き顔で最期を迎えるのは可哀想すぎたけど、あの表情、とても良かった。

☆☆☆

◎北園郷蔵(吉田メタルさん)
・THE憎めない悪役。
出てくるシーンでほぼ毎回笑いを取っていく。
凄むと普通に怖いヤクザなんだけど、絶妙な小物感。良すぎる。足をやっちゃってる理由が知りたい。

・若松との掛け合いのアレは毎回2人で考えてらっしゃるのだろうか。可愛いな。頭の回転早いし。千穐楽の挨拶もめっちゃ面白かったもんな。話し方が上手い。

・めっちゃ個人的な感想なのですが、北園さんが上スーツ&ネクタイ無しの黒シャツ+ズボンだけで出てきた時に全体的な体付きのバランス(スタイル)が良過ぎてギィー!ってなりました。
かっこよ~~~。
メタルさんもハガレンのアレックスがアレックスすぎて感動した役者さんなので、また観れて嬉しかった。笑わせていただきました。

☆☆☆

◎蘭月童子(荒川ちかさん)
・オレ、コウイウ、少年ナノカ、少女ナノカ、ヨクワカラナイキャラ、好キ。

・人外で幼稚な残酷さがロキ(北欧神話いたずらの神)っぽいな~~~って思ってたら"ヴァルキリー"の単語が出てきて嬉しかった。ロキだろ!なぁ!ロキだろお前!蘭月だよ!

・初舞台!?正気か!?声が良いのと声の通りが良いのとで舞台役者さんかと思っていたら違うのですね。初舞台!?え!?嘘だ!!めっちゃ素敵でした!

☆☆☆

◎桂小五郎(岡宏明さん)
・狡猾だしやってることアレですけど、桂は桂なりに現代における自分の評価を学んだ結果、この時代ではせめて成り上がりたい。と悔しさをバネにやってやろうと奮起した男なんだよな。
「お前~~~!」って思われるキャラである反面、結構切ない人物だ。というのを、岡さんが表現してらっしゃったと感じました。
漫画で学んでたりする可愛げもあるし。
圧と冷たさの存在感が凄かったですよね。

・…髪、地毛じゃないですよね。

・…それにしてもどっかで見たことある顔だな…背ぇ高……………………
………ガンジー……?おっ、お前、ガンジーか!?俺だよ俺!ハイアンドローシリーズ大好き人間だよ!!久しぶりじゃねぇか!鎌坂高校卒業したの!?いま何してんの!?桂小五郎!?なんだよ言えよ~~~~~~~!!飲み行く!!??

☆☆☆

◎若松総太郎
・皆大好き眼帯ぶっ飛びキャラ
目が取れちゃったことによってちょっとイカれちゃった軽妙なキャラは皆好きだよな!?
私は勿論好きです。
大友を嬉々として殺しにかかってる時、目から変な汁とかでてそうな興奮っぷりでとても良かった。

・北園とはまた違った小物感(良い意味で)がありますよね。北園より頭もあるし、実務要因だけど実は参謀的なところがありそうな。
若松くんの目が取れる前が気になります。

・北園さんのアドリブに対する一言が面白い。一緒に考えてらっしゃるんだろうか。可愛い。
あと普通にお話なさってる時の"仲間大好き!""いいやつ!"感がすごい。役とのギャッブ萌え。

☆☆☆

◎中岡慎太郎(赤澤燈さん)
・好ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ(高周波)

・究極完全癒し系の生命体が現れた。なんだ、動きから声から話し方から顔から全て可愛い。
彼が舞台に立っている時、終盤以外は常にニヤケながら観ていた。可愛い。
可愛い。幕末姿も可愛い。令和姿も可愛い。
「かっこえいのがえいにゃァ~~~」⇽可愛い。
ついでに役者さんのお名前も可愛い。
2023年この中岡慎太郎を養いたいグランプリNo.1。新しい言葉を沢山教えて育ててあげたい。
すいませんね同世代の殿方にこんなこと言って。

これです。

・土佐弁可愛い。土佐弁をとても流れるように話されていたので土佐の生まれの方ですか?と思ったら東京の方だった。は?

・可愛いは抜きにしても、いや可愛いは抜けないんだけども、この中岡、映画でも舞台でもちゃんと龍馬(恭次)を叱咤激励してくれるし、デカいこと考えてる龍馬が大好きだし、裏切りとか疑う心配なしの信頼しかない安心キャラクターでそこもまたこの舞台にとって貴重だったというか…。すこ…。

・散り際の優しい呼び掛けと、重ならなかった手は反則なんよ…。

鑑賞中、中岡に対して情緒不安定

・美容院で施術中もずっと可愛かったに違いないので番外編でくれ。出会えてよかった。
ありがとう赤澤さん。

☆☆☆

◎伊達唯臣(鈴木勝吾さん)
皆様から絶対刺さると言われた男です。
いや申し訳ないですけど…見ず知らずのあなた方に私の何が分かるんですか?
そりゃキンブリーを演じてた時の鈴木さんは素晴らしかったです。
でも鈴木さんの演じる役が確実に私に刺さるとは限りませんよ。
あなた方に!私の!何が分かるんですか!

結果的に伊達くんは
私の好きなものに砂糖ぶち込んで煮詰めて凝縮して瓶に詰めて味の濃ゆいジャムになりました。みたいな100点満点中30阿僧祇(あそうぎ)点くらいの男でした。
つまりぶっ刺さりました。
本当にご紹介ありがとうございました。

阿僧祇→数えられないこと。どゆこと?

・基本敬語。慇懃無礼。息をするように人を斬る。極限の命のやり取りに快感・興奮を覚える。三大欲求に無頓着。生まれ育ち境遇が謎。自分が楽しいことが重要なので誰の味方でもない。自覚ありサイコパス。女子供には手を出さないとか言わない。何かと飢えてる。血の付いた武器とか手とか普通に舐める。トリガー入ると敬語じゃなくなる。絶妙な色っぽさ。絶妙な茶目っ気。絶妙な哀愁。絶妙な寂しさ。煙草。死ぬ時も「悔いなし!満足しました!またどこかで!」みたいな感じで死ぬ。⇽この要素、全部乗せました!みたいな世間にのさばっていたら普通に逮捕しろ。な男、それが伊達唯臣。

・鈴木さん、毎公演違う感じで演じますね…。
キンの時も感じましたが、キャラクターとしての軸は同じでありつつ、毎回情緒が違って、躁っぽくて、狙ってなのか気分でなのか行動するのが、それがもう役として出来上がっていて、役の一環なんだろうなって感じで目が離せませんな。最高でした。
鈴木さんのやるイカれてない人が、逆に観たいな。
おっといけねぇ、これはやばいパターンだ。

・私と同じような人間を推す傾向にある人には千穐楽と、同日昼公演を配信で観て頂きたい。
私も配信で昼を観ましたが、昼には特に色っぽさが、夜にはとんでもねぇ茶目っ気がありました。
桂に小言言われる横で塗り絵を…してたんですよ…仮面◎イダー塗り絵を…(てぇてぇくて思わず心臓を押さえました)クロスワードとかやってんのかと思ったら塗り絵…これだけでもう5京点。
あと、千秋楽のカテコ、ルンルン前に出てきてエレガンスなお辞儀してらっしゃったのたまらんかったな。好きです。(?)

・果たし合ってる時に股間めっちゃまさぐるやん…!!(直接的表現すいません)
直接的や…そういうことにしかもう反応しないってコト…?OK了解理解した。
あとそんなに"エクスタシー"って言う人と出会ったの🎾👑の白石くん以来です。

絶頂

・死ぬ時に目を瞑らなかった人③
目ェカッピカピになってませんでした?瞬きちゃんとしてました?暗転まで相当時間あったけど大丈夫でした?
映画の時も思ったんですけど、死ぬ時綺麗に死なないとこが好感度高いです。(言い方)
舞台、ビックリするほど死ななかったけど。
2人がかりで結構斬ったのに。
起き上がり方ゾンビだったもん。

☆☆☆

◎アンサンブルの方々
観終わったあと、すごい大人数いる感覚だったけど全然そうではなかったぜ!!
あの人数で本当に本当にお疲れ様でした…。
店もダンスもヤクザも令和の若者も街の雰囲気も皆様のおかげで再現できたのか。重要すぎる。いなきゃ始まらない。
素晴らしかった!我々のことも盛り上げて下さりありがとうございました!
すこ!!!!!!


すいません。
めっちゃ長くなっちまいました。
せっかく映画観たのに映画についても触れるとエライ事になるので、また別途。

なんてったって映画には世にも可哀想な我々(客)の代弁者、高梨がいますからね。
(マジで高梨くん可哀想すぎるだろ)

取り急ぎ舞台「仁義なき幕末」の公演、皆様お疲れ様でした!!!!
あんな、勝負な舞台を1日に2回やるなんて、どうかしてるぜ。
ゆっくり体を癒して欲しいですね。
演者の皆様、関係者の皆様に、♾スタオベです。
また私にとっても良い観劇となりました。

またどこかの舞台で皆様を観に行きます!

ではまた。


追伸:

デスフラグ
買いました。伊達自引きして中岡を交換で錬成しました。
2人なら寂しくないね!!!!(気が合わな過ぎ)

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