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ホメオパスという職業
私はホメオパスという仕事をしています。
ホメオパスとは、ホメオパシーという自然療法をつかって、人や動物の健康相談にのる人のことをいいます。
ホメオパシーでは、体に不調がある時にレメディーと呼ばれる砂糖玉を摂ると、それが体に共鳴し、自分がもともと持っている自己治癒力が動き出して、崩れたバランスを取り戻していくと言われています。
私にホメオパシーを教えてくれたのは、獣医師である夫でした。
なかなか治らない猫ちゃんの膀胱炎に、何か良いものがないかなぁと探してホメオパシーに出会ったようです。見事その猫ちゃんはレメディーで膀胱炎が治り、何だかよく分からない不思議な療法だけれども、セミナーがあるらしいよ、行ってみる?と私に勧めてくれたのがきっかけでした。
初めてレメディーを見た時の、あの不思議な感じ。
見た目は本当にただのお砂糖の粒。もちろん舐めてもお砂糖なんだけど。
それが、キットになっていて、小さなケースに36種類入ってる。アコナイト…とかベラドーナ…とか名前が書いてあって、でも見た目は全部一緒で。
どこか可愛らしくて、そして綺麗で、小さなものを集めたくなる女ゴコロをくすぐるフォルムでもある。
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それを症状に合わせて使い分けるって…不思議ー!
とても興味深かったのでセミナーに行きました。
そしてそこで聞くことたるや!
え、え、えーーー⁉︎
今まで習ってきた事と全然違ったんです。
症状は有難いんだよ。
病原菌は有難いんだ。
病んだ土壌(身体)を綺麗にしてくれてるんだ。
菌が来るから土壌(身体)が病むんじゃない。
病んだ土壌(身体)だから菌が来るんだよ。
*
*
この考え方は、俄かには信じ難かったけれど、でも嘘じゃない気がしました。
病気の原因は、私たちの内側にあるということ。
病原菌をやっつけるよりも、内側を整えることの方が、何倍も大切だということ。
その為のホメオパシーでありレメディーであるということ。
そのお手伝いをするのがホメオパスです。
どこのバランスが崩れちゃってるんだろうね?
何で崩れちゃったかな?
どこをどうしたら良いだろう。
病気は当然自然に起こることだから、治るのも当然自然に治っていきます。
自分の内側で起こっていることを見つめ認めて、前を向けるようになること。
それが、めっちゃ大変でもあり、めっちゃ楽しくもありますよねー!