見出し画像

最終フィッティング

さくらこさんはお友達のご紹介でいらして下さったのですが

お義母さまがひなぎくのことをずっと以前から知っていて、
逆に色々ひなぎくのお話聞いて偶然にびっくりしたんですと言われて

お義母さまも一緒にと最終フィッティングを迎えました。

前回、さくらこさんなので桜の花の造花を髪に飾ってみたら
喜んで下さって、でも季節感が大切だねということになって


(こうして比較して見るとたしかにだいぶん痩せられたですね..
ビスチェのお直しが胴回り1cm必要でした。
お式直前は皆さん多忙になって痩せられて大体調整が必要になります)

最後に秋桜とか秋明菊をお飾り出来たらいいなと思っていたら、

珍しい、フリルのような花びらのコスモスの花を見つけました。

お義母様にもフリル秋桜、手に持っていただきました。

「ひなぎくの花嫁さん達は、みんな綺麗で可愛いのに、でも自然なんです」と褒めてお話下さって.. 私は本当に、とても嬉しかったです。

さくらこさんは、このお色直しのビスチェ姿の時、
ダウンスタイルはやめて三つ編みにしようかと悩まれていましたが

これは前回のフィッティングの時のお写真。オフショルダーの身頃がお式のスタイル。
スカートはいっしょですが、身頃とヘアスタイルを替えてお色直しをされます。

お義母様が、いつも三つ編みはしているから巻き髪のダウンスタイルのほうがいいよと言われて、そうよねやっぱりそうすると決められました。

お義母さまはかわいいとスマフォで撮影をし続けられて
「彼(息子さん)はこの花嫁姿は嬉しくて仕方ないのでは」と言われたので、

ご試着時。ご新郎に花嫁姿を見ていただく時は、
もう数万も試着をやってきても、いまだにいちばん緊張します。

そうなんです、初めてこのドレス姿を見た時に、
思わず嬉しそうにされてましたとお伝えしました。

ネックレスチョーカーも、お義母さまが付けたほうが素敵と言われて

桜の花をテーマにアクセサリーデザイナーさんが
確か、花嫁のためには最初につくった、淡水のパールネックレスです。

首のラインが細くて長くてきれいなのが生きるということになって、
やっぱりこの短めの長さで付けようということに決まりました。

無事すべてのコーディネートも決定してフィッティングを終えると、

窓の外に膨らみを帯びた半月が顔を出していて

秋明菊の花によく似ていました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?