羽衣の伝説。「天人五衰」より 2
結局、半年近く更新もしないままでしたが
>主催した在バチカン日本大使館によると、バチカンでの能楽の公演は20 17年以来。能の代表作「羽衣」で天女が天空に帰って行く姿を演じると、大きな拍手が湧き起こった。
コロナの緊急事態宣言が3年3ヶ月ぶりに終了したところで
https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/vatic_jp.pdf
バチカンで「復活のキリスト」の公演のニュースを最近見かけて
書きかけのままだったこちらを思い出して。完成させないとと
「本多は男の天人の顔に、あきらかに清顕の面影や、勲の凛々しい面立ちをみとめた。その顔を追おうにも、たえまない虹の光の文に紛れてしまい、遊行はゆるやかながら一瞬もとどまらないので、たちまち又見失ってしまう。
しかしジン・ジャンの顔もあったところを見ると、時間の秩序が欲界天ではもつれていて、時が変化自在にカタチを変え、過去世が同時に、同じ空間にあらわれたりするのかもしれない。実に静かな喜戯であるが、いつまでも尽きずに、新らしい連環を結ぶかと見る間にあえなく解けてしまう。
松原の松だけは、現実界のものであることが明らかで、針葉もつぶさに見え、本多が手を支てている赤松の幹も、粗い厳つい触感を持している。」
「復活のキリスト」の記事で能楽師の方が
>能楽には時間軸を超越する力があり、
過去の時間を今に近づけてくれるような効果があるように感じます。
と語られていて、
コロナの間には何処かに行ってしまったように感じてた
コロナ前の時間がやっと今となって戻ってきたような気もするけど
喪失したものとそのわけは確実に有って
https://note.com/marikannon
その最中の時間に書いてたnoteは残っているのでした。
「復活のキリスト」あらすじ
イエス・キリストの死後、マグダラのマリアとヤコブの母マリアがその墓を訪れると、墓石が倒されているのに気付く。驚いて駆け寄ると天使が現れ、「あの方はここにいない」と告げる。
二人が、主の遺体はどこに消えてしまったのかと嘆き悲しんでいると、復活したキリストが現れて荘厳な舞を見せ、「神に栄光、地に平和あれ」と祈る賛美の歌声とともに父である神の元へと昇っていくのだった。
昨日今日と広島サミットが開催されていて
G7の首脳が原爆ドームを訪れ、戦争中のウクライナの大統領も来日、
インドからもモディ首相が来日しているような
今日は2023年5月20日、明日はもう今日になった5月21日。
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