命をつないでいく
看護師として病棟デビューして4ヶ月目。
昨日夜勤帯でさっきまできちんと呼吸されていたのに、呼吸が止まってしまった患者さんがいらっしゃって。。。。。。
その患者さんはもう余命は長くはないだろう、
急変の時には延命処置は望みません、と事前にうかがっていた方でした。
だから呼吸が止まっていることを先輩看護師が気付いてから、医師を至急呼んだものの特に緊急蘇生をせず、自然の流れに任せました。
でも。。。。
できればつなぎ止めたかったと思うのは勝手な願いですね。
私の母も、ガンで闘病生活中に朝食を一緒に食べてから急に容態が変わり、そのまま夕方には旅立っていきました。
母も急変時には特に延命処置は希望しない、と言ってはいたけれど、最後の最後まで生きることに全力を尽くしていました。
いまでも、母の意思であったとはいえ、あの時延命処置をした方が良かったのでは?と思うことがあります。
それほど、癌の苦しさに耐えて、生きることに母は必死でした。
正解はないのでしょうけれどね。
命をつないでいく。終わりが来ることは分かっていても。いまはそのことに注力して、私なりのなにかしらの解を見つけていきたいと思っています。