お店が買い物袋に課金するのはプラ削減に果たして役に立っているのだろうか

今日スーパーにミルク（と言っても我が家は菜食なので植物性ミルクです）を買いに行ったときに、プラのボトルに入っているオーツミルクと紙パックのミルクが並んでいて、なんとなく手に取って比較してみたときにふとプラの方はCRVというカリフォルニアのリサイクル税がかかることに気が付きました。

引っ越して半年以上たつのに今更。

普段ペットボトル飲料（通常は一本あたり5セントから10セントのCRVが加算される）をまず買わないので気が付きませんでしたが、そうか、ミルクでもプラにはCRVがかかるんだなぁ。ちなみにお察しの通り紙パックの方にはかかりません。

ふーんと思っていつも通り紙パックの方を買って帰ったのだけど、こういうのって「お金がかかるんだったら紙パックの方にしとこう」と思う人とそういうの全然気にしない人の割合ってどれくらいなんでしょうね？

もちろんCRVを課税することの目論見としてはそういうプラスチック商品を買うことに対する心理的なバリア的なものになればというのがあるのでしょうが、見ているとみんなあまり気にしていないように見えます。

カリフォルニアではスーパーで袋をもらうと一枚10セントかかるにも関わらず、お店で買い物をしていても自前のマイバッグを持参している人はまだまだ少なく、ウォルマートとかに行くとものすごい量の袋を積んで店から出てくる人がたくさん。たぶん、一点あたりのコストが5円とか10円だから慣れちゃうんでしょうね。

ちなみにカリフォルニアでお金を出して買う袋はけっこうしっかりした作りで、他州で無料でもらえるペラペラの袋に比べると何度も再利用してもいいかなと思える丈夫さではあります。

まあわたしは根がケチなのと、袋ばっかり溜まってもゴミ袋にするくらいしか使い道がないので地道にマイバッグを持参してお買い物に行くようにしています。ペットボトル飲料もまず買わないし。

余談ですが、カリフォルニアに来てから基本的な食品には税金がかからない！ので助かってます。フロリダとかテキサスも確か食品は非課税だったけど、オクラホマでは9パーセント近い税金を払っていたので。

今月は折しもプラスチックフリージュライ、ちょっとでもこういうところでプラを削減できたらいいんですけどね。