すずめ聖地でスープストック
スープストックトーキョーのボルシチは美味しい。そもそもスープストック、という名前が既に美味しい。控えめに言って大好きです。
こんにちは、階段の花です。
先日、スープストックトーキョーにて、久々にボルシチを食べました。
私にとってスープストックトーキョーは、旅の思い出そのものであって、自由の象徴とも言える存在です。
どろっとしたスープが大好きなのに、あんまり見かけないな、と思っていた幼少の私に、父が教えてくれた、「スープだけ売ってるお店」という夢のようなお店。初めて旅先で食べてからというもの、すっかり虜になってしまいました。
今回の東京旅行でも、お茶の水駅から出るやいなやその看板を見つけ、引きずりこまれてしまいました。
お茶の水、そう、すずめの戸締りの聖地です。私たちはすずめの見た景色を追いかけて、お茶の水へやってきたのでした。
すずめの戸締り、大好きで3回観に行ったので、公開期間中に行けてすごく嬉しかったです。
芹沢が車を停めた駅前、すずめが渡った橋、一瞬映った順天堂大学前、そして、スープストックにも行けました。
当初の予定にはなかったけれど、ついてきてくれた妹のおかげで、美味しいボルシチが食べれました。ありがとう。
温かい店内で、隣に座った着物の紳士がとても素敵で、終始目で追ってしまった、お茶の水。寒い日のスープは暖かかくて、美味しかった。
東京、お茶の水で、ひとつの体温が上がった、薄れ日の昼下がりでした。