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『ライターではない私』がnoteで記事を書き続ける理由

私の本職はライターではありません。

文章を専門に扱う仕事もしていないし、経験もない。だからnoteで記事を書くのも時間はかかるし、校正にも相応の時間がかかります。平気で2~3時間かけるときもあります。

それだけ時間を記事書くのに費やすので「あなたにとってnoteはなんなの?」と妻に聞かれる始末。

収入にならないし、時間もかかるし、なんかよく分からん文を書いてるし…妻から見れば「何やってるんだろう?」だよね。私でもそう思う。

何かを書くことは高校生の頃にYahoo!ジオシティーズで番地を取得し「何か」を発信し始めたのが最初。あの頃はただ「インターネット」と「ホームページ」という単語に浸りたくて始めました。

その後にblog、mixi日記、Facebook、Twitter…と発信するプラットフォームは変化しましたが、基本は文を書いてます。

きっと何かを発信したい、文字で伝えたい人なんです。

そんな私がnoteで記事を書き続ける理由を3つ紹介します。


まず反省…

たまに本業が上手く行かなかった時に、承認欲求を満たされたくて書いている記事があります。そんな時に書く記事は決まって「読まれたい」が前面に出ています。トレンドからキーワード拾ったり、「読まれる記事」なんて言う記事や本にがっつり傾斜した文を書いていて、まさに駄文。

そんな時に書いた記事は見事なまでに読まれません。
いや、PV(ページビュー)数はすごく良い。
けど、反応(noteだと”スキ”)がありません。

しかも、そういう記事書いてる時って凄い疲れるし、心は満足しないんですよね。書くことが楽しくない。

あぁ・・・反省。


1.自分の『スキ!』を伝えたい

noteの連続投稿(毎日投稿)を続けた結果、私にとってnoteは「スキ!」を共有する場になりました。ゲームが好き、本が好き、ガジェットが好き…

note書き始めの頃は「読まれたい」「承認されたい」と思って記事を書いてました。書くことが義務のようになっていて、軽く追い詰められる感覚あり、なんか「書かなきゃ!」ってなっていたかな。

そのうち「文章を書くこと練習」とか「インプットのアウトプットとして」、blog的な…メモ的な…そんなつもりで書いてました。

何となく転機になったのが「枝豆の季節がやってきた」を書いた時。妻が枝豆を98円と言う破格で購入し、これが実に美味しかったこと。これを素直にそのまま文章にしたとき、文章がするりっと書けました。

自分が感じた楽しい、嬉しい、スキを伝えたい。これらの記事が場所を変え、時間を変えて再現し、共感する人がひとりでも居たら、これほど嬉しいことはないと思います。

今、数万PVのバズる記事を書くより、5年後にひとつの「スキ」が付く、そんな仲間ができるような記事にしたいと思っています。


2.自分が読みたい文章を書きたい

少し前に書いた記事で企画は「欲しいモノ」を中心考えるべきであり「流行るもの」や「バズるもの」を中心にしないことを学びました。

文章書くときも同じこと。「流行るもの」を「バズるもの」を中心に考えると本当に疲れるし、そんなにヒットは生まれないものです。流行るか、バズるか、は結果。その道のプロじゃなければ狙っても疲れるだけ。

そう、だったら自分が読みたい記事を書けば良いんです。そんな思いで書いたのが『この夏、あなたにどうしても読んで欲しい「原田マハ」3冊』です。夜な夜な原田マハ作品を読んでいたら思いっきり泣いて、笑って、寝不足になったので、これを記事にしなくてどうする!と書き上げました。

自分が原田マハを紹介される時、どんな感じで紹介されたいか…。
私の読みたい記事がこれです。


3.『自分らしさ』の認知

自分のプロフィールを書くと略歴と実績、保有スキルがメインで、パーソナルな部分を書こうかなと書き始めて「二児の父」くらいしか書けません。なぜかって?自分自身をあまり知らないからです。

そんな私の自分らしさを見出したのが『かつ丼』の記事。笑っちゃうほど読まれていないが、ある日の私が『かつ丼』に対する愛を書き留めたもの。

この記事を書いている時は「あの触感を文字にしたらどんな感じになるかな」と思案しながら投稿時の4倍くらいの文字を書きました。頑張りすぎて投稿までに10日以上も時間を費やすことに。これも自分らしさ何だ…としみじみ感じました。

新しい挑戦として、「『アラフィフからのインプットとアウトプット術』に学ぶIN/OUTのバランス」からは絵を入れています。これも本読みながら絵を交えてアウトプットするグラフィックレコーディングの技法に学んだもの。

これもnoteに記事を書き続けなければチャレンジしなかったと思います。

こうして書いた記事を時々振り返ると自分らしさが見えてきます。あぁ、私ってこんな人なんだ。noteは自分らしさを学ぶ場にもなっています。


おわりに

色々書いたけど、結局のところ私は文章を書きたい種族なの。
※仕事にはしなかったけどね。

この瞬間、記事を書いている時の『私らしさ』が詰まっています。
これは違うと思ったら、それが変化の時。
また違う自分が形成されていく。

そんな自分を見つめながらこれからも書き続けます。

変化、その時まで。それでは、またね!


面白かったら「スキ」お願いします。そして、承認欲求を満たしてくれ!