オリンピックの聖地『古代・オリンピア』へ行こう！（アサクリで）
東京オリンピック開会式、見ましたか。オリンピックなんてな『血と汗と死の祭』だろと思ったあなた！それは藤村シシンさんですね、分かります。
※なにそれ？と思った人はこの記事の『おまけ』をご覧ください。
今回の開会式、選手入場の最初の曲がドラゴンクエストのロトのテーマだったんです。あのホルンのファンファーレが耳に飛び込んで来た瞬間、体温が上がるのを感じました。その他も数々のゲーム音楽。
直前で色々な問題はあったものの、まさかの選曲だったと思います。
オリンピックも開会し、いよいよアスリート達が競技に集中。中継では数々の競技が放送されています。普段は見ない競技をなんとなく応援するのですが、全くルールが分からないので盛り上がりのタイミングを逃しています。
さて、現代オリンピックは頑張っていただくとして…
Googleマップで見るオリンピア周辺
ご存のとおり、古代オリンピックは古代ギリシャのエリス地方にある聖域・オリンピアで開催されていたようです。オリンピアはゼウス神の聖地で、どうやら競技そのものが神に捧げるお祭りだったようです。
ギリシャ南部の半島「ペロポネソス半島」に位置するエリス地方のオリンピアで紀元前8世紀に開催されたのが古代オリンピックだそうです。
現在のオリンピア周辺を写真で見ると古代オリンピア競技場の跡地を確認できます。そして、その東側にはゼウス神殿、北側にはクロノスの丘があります。聖域とという事で、当時は人が住むには不便な場所だったそうです。
アサクリで見るオリンピア周辺
その場所をAssassin's Creed Odyssey（以下、アサクリイと略す）のマップで見るとこんな感じです。結構Googleマップで見るオリンピア遺跡群と変わらぬ位置に建物が建っています。ゲーム内は紀元前430年の設定なので、その頃はオリンピアも活気あります。
ゼウスの祭壇（聖火のあれ）
オリンピックの象徴的なものと言えば聖火を思い浮かべる方も多いと思います。現代オリンピックでは開催期間の間だけ聖火が灯っていますが、古代オリンピックでは消すことは無かったようです。
そんな聖火を灯す「ゼウスの祭壇」を見に行ってみましょう。ちょうど夕方だったので日がもう沈むと言うのに、祭壇の周りは結構な人。ただ、祭壇になにか祀られていることもなく、全くオリンピック感のない雰囲気。特別感は音楽隊が演奏していることくらい？
オリンピック開催時には、ここで牛を100頭焼いて、みんなで食べるBBQイベントが開催されるようですが、そんな雰囲気はないな…。まだオリンピックには程遠いタイミングだったのかな。ちなみに聖火は常時灯っています。
しばらくすると、聖火の向こう側に夕日が沈む時間になりました。逆光が眩しいですが、祭壇が輝いているようにも見え、神々しさを感じます。祭壇の奥に見える神殿は「ヘラ神殿」です。
同じ向きでGoogleストリートビューを確認して見ましょう。手前にある四角い石を並べた何かの基礎のようなものがゼウスの祭壇です。アサクリのような立派な祭壇は残念ながら残ってなく、基礎部分だけになってしまったように見受けられます。
ゼウスの祭壇跡の奥にある3本の石柱がヘラ神殿跡です。このエリアは現代オリンピックでも重要な場所とされています。現代オリンピックの聖火リレーで使用する聖火（火）を最初に採る「採火式」が行われる場所だからです。巫女を演じる女優さんたちが太陽光から火を採るイベントですね。
レスリングの練習中？
競技場に行くと、組み合っている人々が居ました。これは今も続く格闘技のレスリングでしょう。しっかりと相手を見て、相手のすきを狙います。
相手にスキが見えたらガッ！と素早く距離をつめ、相手の自由を奪います。この時ふらりは足、それも左太ももを狙っていました。
筋トレも大切な準備
競技場内も閑散期は練習場になるようです。みなさん石を持ち上げ、ピンポイントで鍛えたい部位をトレーニングしているようです。
トレーニング方法も色々あるようで、筋肉を伸ばすストレッチのようなことをしている人もいたり、その場でダッシュの仕草をしたと思ったらジャンプしたりする人もいました。みなさん個性豊かな練習風景です。
オリンピアの通りではそこら中で鍛えている人が居ます。コーチのような人があれこれ指示を出している様子だったので、合宿にでも来たんですかね？
競技場の堀？
競技場の周りは深さ10～20cmほど浅い堀で囲われています。なんの意味があるかは分からないのですが、溝の幅は50cmくらいですから無意味じゃ無いと思うんですよ。足でも洗うのかな？
トラック競技の練習
競技場と平行に並んで設置されているヒッポドロームと呼ばれる競技用トラックに行くと、こちらでは走り回っている人が多数いました。一緒に走ってみますが、みなさん結構速いんですよね。さすがはアスリート！
やっと追いついた！並走したのですが、前傾姿勢でほぼ裸体の彼らは速い！そして速度が落ちない…。凄まじい体力！
選手不在のオリンピックプール
オリンピックプールと呼ばれるプールがありましたが、泳いでいる人はいません。足を入れてちゃぷちゃぷしている人は居るんですけどね。その他、プールサイドで寝っ転がって休んだり、なんか数名で話したりしていますね。
このプールは深さも十分にあり、水深1.6～1.8mくらいかな。結構深いので立ち泳ぎ可能です。なぜか鮮やかな色の花びらが水面に浮かびラグジュアリーな雰囲気を醸し出していました。
おわりに
今回は古代オリンピックの舞台、エリスのオリンピアで、アスリートたちの姿やオリンピックに関係しそうなモノを見てきました。
改めてアサクリの再現が凄い！驚きを隠せません。プレイしていると過去のシミュレーション、追体験であってゲームではないんじゃないか？と思うことも…。
オリンピック期間中はアサクリを堪能しようかな。
おまけ
やっぱり古代ギリシャと言ったら藤村シシンさん。Livedoor NEWSチャンネル ゲームさんぽでオリンピアを観光しています。
さすが「古代・オリンピック」の本場！これを見ると「現代・オリンピック」は別物ですね。東京オリンピック開会式で「現代オリンピックの開会」と宣言されていて「現代」って明確にする理由も納得です。
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