新成人へ告ぐ(1/2)~自分なりの「理想の大人」を見つけよう~

こんにちは。明日は成人の日ですね。
成人の日にまつわるポストを。

(記事)今年の新成人400人に聞く「理想の働き方」に関する調査
サイボウズの「チームワーク総研」が、新成人を対象に働き方の調査を行いました。個人的には「理想の社会人像」に対する成人の視野の狭さが、気になる記事。2つ、感じたことを書きます。

<1. 身近な人編>
10位以内にランキング入りしたのは以下の4つ。
1位父親、3位母親、4位両親、5位学校の先生

父親や両親の背中を見て、理想だと語るのは、素晴らしいことだと思います。しかし、バイト先の社員や先輩や、大学の先輩、近所のおじさんなど、外から学んでいる機会が少ない?、という見方もあります。
私自身が自分の理想の働き方を見つけたのは、大学の先輩たちがやっているベンチャー・ファンドで、彼らの背中を追いかけていた時でした。

どこまで新成人が真面目にこの調査と向き合ったかはわかりませんが、未成年の方々がよその大人から学ぶ機会がもっとあるとよいのでは、と考えるきっかけになりました。

<2. よその大人編>
10位以内にランキング入りしたのは以下の6つ。
2位経営者、6位孫正義、7位イチロー、8位堀江貴文、9位大谷翔平、10位前澤社長

色々とツッコミどころはありますが、、、

新成人は彼らの何をしっているのかなあ、というのが、正直な所。彼らは10年20年と、人の3倍も4倍も努力して、休みもせず、結果のために腕を磨いてきた人たちです。理想にするにはいいのですが、お手本にできる教材かというと、ちょっと違う。まず1,000人中1,000人、彼らのようにはなれない。

・じゃあどんな大人になるんだい?(それがきっと両親なんだろう)
・大人になるために、君は何人の大人の背中を見てきたのかい?
という不安を感じました。
(調査は調査、よそはよそ、自分は自分、だからいいのだろうか)

ですので、新成人の方には
「自分がなりたい大人像を自分で見つける」「そのために社会とのつながりを作る」の2つに、挑戦してほしいなあ!。

大人の視点に立つと、確かに、社会に出てから学生・未成年と関わることが、ぐっと減りました。大学時代は塾講師をやっていたので、常に高校生・中学生・小学生とのかかわりがあったのですが、今は皆無。
社会人と学生、という分断された社会構造がよいものか、考えさせられる調査です。自分でできることがあるものか、考えてみようと思います!

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