「からだケア」サイトを作っていくのに、参考にした本、なんとなく読んでみた本。パート4

治療院・リラクゼーションサロン検索予約サイト「からだケア」を作っていくのに、参考にした本やなんとなく読んでみた本のご紹介パート4です!
今回も3冊ほどご紹介です。

●サブスクリプション

サブスクリプションを定額や月額みたいに訳す場合もあるけど、それはサブスクリプションの本質ではないよねと。
サブスクリプションの本質は、お客さんのことを知っているかどうか。

ほぉなるほど!

たとえば、新聞屋さん。
新聞は、月額3000円くらいで朝刊と夕刊が読める。でも、新聞屋さんはサブスクリプションではない。なぜなら、新聞屋さんはお客さんのことを知らないから。

名前や住所、家族構成とかのデモグラフィック的なものは知っているかもしれないけど、その新聞がいつ読まれて、どの記事が好まれて、どれくらいの速度で読むのか、読み終わった後はフルーツを包むのに使ってたりしているのか…は知らない。

でも、たとえば、音楽ストリーミングサービスのspotifyは知っている。

僕がどんな曲を好み、どんな時間に聞くのか。新譜を好むか、いつもの曲を良く聴くのか等を知っている。

サブスクリプションの本質はお客さんのことを知っているかどうか。
お客さんを知ることで、商品の先にあるお客さんが求めている結果を提供できるよねという本でしたね。

いままでサブスクリプションに関する本を読んでいるけど、テクニックではない、本質をついた内容かと思いました。

●ほんとに使える「ユーザビリティ」

まず読み物としておもしろい!

ユーザビリティを機能性や反応性、人間工学性、利便性、万人保証性などの観点から語ってくれます。

自分たちのサイトに自分たちが慣れてきたときに読み返して、ツッコミをいれられるようにしたいと思います(笑)

”ユーザーが目の前のタスクを達成しようとしているとき、手助けしているつもりなのに、実は邪魔しているときない?”

”読み返さないと理解できないエラーメッセージや操作方法はなかった?もしあったなら、書き言葉でのコミュニケーションを改善するチャンスだ!”

ほんとに使える「ユーザビリティ」より。

●〈インターネット〉の次に来るもの

不可避な未来についての本。
この本で語られていることを読みながら、治療院はどうなっていくんだろうと思考すると創造力をかき立てられますね。

たとえば、フィルタリングという章があって、これからの途方もなく増えていく選択肢。どうやってフィルタリングしていくんだろうと。

僕らはどんなフィルタリングの方法を発明するか。

みんなが絶賛したものが、自分にも当てはまるのか。みんなよりもひとりの親友の絶賛か。好みの範囲を越えたサプライズが必要なのか…などなど。

不可避な未来と「からだケア」の未来を重ね合わせながら読むと、新しい世界が広がってきました!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

パート1はこちら
・ジョブ理論
・幸せとお金の経済学
・けっきょく、よはく。
・好き嫌い―行動科学最大の謎―
・なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?」
パート2はこちら
・子どもは40000回質問する
・幸せな選択、不幸な選択
・ネットで「女性」に売る
パート3はこちら
・悲劇的なデザイン
・Tap
・I AM ZLATAN ズラタン


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高井 大輔@スタジオフロッグ
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