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31歳になったようだ。

2020年1月14日をもって、どうやら31歳になったようだ。

昔から区切りというものに全く興味がなく、全ては時間という継続的な流れの中の一部であって、所謂「節目」で考えるような振り返りとか始めたいことなんて「いつでもやったらええやん」といういささか中二病の入り混ざった捻くれ者でしたが、noteというツールも使い始めたので少し記してみようと思います。

これも、年をとったということなのか。
(と、思って念のため去年のFacebook見たらめっちゃ長々書いてて恥ずかしい。)

30歳の1年間について

30歳という1年間のキーワードは「スナバ」「JC」「嫁」という3単語に集約される気がします。

■スナバについて

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スナバは2017年4月に転職した時点でのコンセプト段階から関わり始め、2018年の5月にプレオープンにて稼働し始めました。誰に対してどんな価値を出すのかというのをリサーチした上での価値仮説からスタートして、手探りで運営をしてきたわけですが、スタートから1年経ってようやく我々自身が目指していくべきビジョンや作りたい世界が、行政の総合計画の言葉ではなく我々自身の言葉で語れるようになってきて、それをベースに事業や戦略を考えられるようになってきたと感じてます。

コミュニティメンバーをベースにした様々な仕掛けはもちろんですが、地域に落ちている課題をベースにしたプログラムを実施してどのように社会的なインパクトを発揮していくかとか、スナバや塩尻という地域をリソースとして価値を発揮できる商品開発をしたりとか。
走りながらチームで考え続けて、ビジョンの達成のためにやらなければならないこととして立てた仮説に対して実践して、検証して、様々なチャレンジを繰り返してきました。

その中で培ってきたもの、考えてきたよしなしごとを、noteに記載し始めました。noteを書くという言語化ができるレベルまで、チームで話してきたこととか、我々の価値観が育ってきているのだと感じています。
あいも変わらず暑苦しい文章を書き散らかしておりますが、お時間あるときにでもお読みくださればありがたいです。
noteはコチラから!!

■JCについて

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2019年12月31日に10000字くらいの文章をネチネチ書いたので何も言うまい。読みたいという奇特な方はコチラから。
(おかげさまで、最優秀委員会賞をいただきました!!)

■嫁について

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我が妻である梅田実生子さんと、3月に同棲を始めたというのが2019年予期しなかった変化でした。「新婚早々、別居婚です!」というネタが使えなくなりました。

大学1回生の時に付き合い始め、卒業後はお互いに仕事があるため遠距離。2018年に結婚しても仕事を継続していたため別居という状態でした。
2018年8月に妻が長野市の戸隠から東京へ赴任になり、度々休みがちではあったのですが、とどめを刺したのは新婚旅行で行ったネパール。旅行から帰ってきた翌日から仕事を休んだので塩尻に療養のため連れて帰り(大阪出張中に妻の上司から携帯に電話がかかってきた)、そのまま仕事を辞めて塩尻で同居をしております。

実質、同居というのが初めてで。
妻とはいえど元々は他人であるし、気心は知れてはいるもののやっぱり一緒に住むとなるとお互いの価値観とか生活の細かい点とか距離感とか気分の浮き沈みとか、大胆なように見えて意外と神経が細かかったり人が好きなように見えて適度な距離感と適正な孤独感が必要な三枝は同居に耐え得るのか、とか色々とマジで心配でしたが。。。

大学の4年間をクソほどきつい応援団という部活で同期として過ごしてきたという経験が功を奏しているのか、お互いにお互いを理解している中で、適度な思いやりを持って今のところ暮らしていけてる気がします。
我が妻といえど、塩尻に来たての頃はやっぱり自分の価値とかやりたいこととかを迷い、自分が今まで拠って立ってきたことがなくなり、不安定になっていた時期もあったりして。一緒に生活しているとどうしても相方のそういう浮き沈みって自分のメンタルに影響を与えるので「大変だぜ!」って時期もありましたが、今現在はやりたいことを見つけてギンギンになっている妻を横目で見てる次第です。

■まとめ
昨年のFacebookで「29歳で生まれた変化を、発展させていくような歳になる気がしてます。」なんて調子乗ったことを書いてました。

という意味では、スナバやJCとしては割とその言葉通りだったのかなという思います。妻の同居は完全に去年の1月時点で想定外の出来事でしたが、おかげで関係性的なものも発展できたように思います。

なんかまあ、細かく見ていけば色々とあったけど、総じて良い30歳を過ごすことができました。30歳の三枝にお付き合いいただいたみなさま、誠にありがとうございました。

31歳になってみた。

今日で31歳になったわけですが、特に何も変化はないです。
突如として人格者になるわけでもなく、体重が減るわけでもないですね。そりゃそうだ。

とはいえ、なんとなく感じていることとして、30歳が「発展させる歳だぜ!」って感じだったとしたら、なんとなく31歳は「羅針盤を定める歳」にしていきたいと、ぼやっと思ってます。

■「羅針盤を定める」について

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写真はネパールの「マチャプチュレ」という山です。山頂に向かうにつれ見事に収斂されていますね(単にネパールネタを挟みたかっただけ)。
というわけではないのですが、この1年を通して、色々と「絞っていく」というか「見定めていく」というか「軸を見出す」というか、そんな概念を目指していければなーと思うわけです。

31年という短い人生ではありますが、転職をして全くやることも考え方も規模間も異なる組織で役割も変化したり、JCで単発ではありますが(一部継続していますが)地域を軸にした企画を実施したり、そんなことをしているうちに、なんとなく自分という人間が「できること」「できないこと」「得意なこと」「得意じゃないこと」「めっちゃやる気になること」「興味が持てないこと」というものの輪郭が見えてきました。
いや、見えたような気がしているだけで全く見えてない気もしますが。

昨年末、東京に住んでいるとあるすごく信頼しているめっちゃいい兄貴的な存在だと一方的に思っている方が塩尻に来られたので、奈良井宿に案内した時にカフェで1時間くらいなんだかんだと話してました。いろいろ話をしつつ、三枝から「私って、どういうキャリアになるんですかねぇ」と呟くと、その方も「それ、僕も今聞こうと思ってたんですよね」と。
個人的にすごく素敵な壁打ちをしていただいたなあと思っていて、記憶に残っているのは「三枝さんのやっていることは、職能じゃないと思うんですよね」「今存在する特定の職能を目指してスキルアップするのは、三枝さんらしくないしつまらないんじゃないですかね」「目の前にある職能にも定義されないことを全力でやって、その先に見えてきたものから考えるのが合っているんじゃないでしょうか」「僕も、38歳(確か)にしてようやく軸が見えてきました」という言葉たち。
今まで持っているスキルを明言化できない仕事が多かった私にとっては、すごくストンと落ちて、モヤモヤしているものが晴れた気がしました。

現時点でなんとなく見えた気になっている自分の輪郭を留めつつ、今目の前にあるスナバという仕事を全力でやっていきたいというのが一つ。

一方で、スナバを通さない関係性の中でも三枝の価値を口にしてくれるような、とてもありがたい方もいらっしゃいます。基本的に「自分の得意なこと」は自分では見えないもので、他人から気づかせてもらうものだと考えます。
ですので、そのようなことをおっしゃっていただける方となんらかの形で一緒にプロジェクトを進めたり、チームに入ったりしてみたいというのが一つ。
※今現在、スナバのメンバーが立ち上げた長野県ディープラーニング協会という一般社団法人で一緒にチームを組んでますが、それも一つなのかなーと思っているところ。

それを今年トライしながら、自分が進んでいきたい方向性、つまり「羅針盤を定める」ことにチャレンジしていきたいなーと、ふわりと思ってます。

■絞りながら、広げていく
とはいえ、それだけでは三枝らしくもない気もします。
どうしても「自分が心惹かれるものにはとりあえず首を突っ込んでやってみないと気が済まない!」という習性は三つ子の魂百まで的な勢いで今更どうにもならないので・・・

相も変わらず、興味のあるものには今年も突っ込みまくっていきたいと思ってます。
例えば、狩猟とか(罠仕掛けたいのに行けてない・・・くそう。土日めっちゃ空いている日を見計らって行きたい)は今年ももっと首を突っ込んでみたかったり。
ディープラーニングやらAI分野は相変わらず興味を持っているので、とりあえずG検定向けの勉強始めてみるかーとか、去年よりは比較的穏やかで戦略的に、でも相変わらず直感と心惹かれるものにしたがって、動き回りたいなーと思ってます。

■とりあえずやりたいこととかの列挙
なんとなく、今現時点で「これやってみてえな!」みたいなことを列挙していきます。全部ヤッテヤルゼとか言ったら潰れちゃう気がするので、のんびりぬるっと手を出していければと。

・狩猟
昨年にわな猟の免許を取って、今シーズンから狩猟者登録して猟友会にも入ったので、活動して行きたいなと。とりあえず師匠とわなの見回りに行ったり、大鹿村まで先輩と鹿探しに行きましたが、自分で仕掛けてみたいところ。「わなにかかってたらどうしよう」とか考えるけど、考えても無駄なのでとりあえず仕掛けてみよう。そして銃の免許も取りたい。

・生態系・エコシステムの研究
仕事的にいえばスナバもだし、地域って軸でも、今やっていることって「生態系」的なものを作っている気がする。それを色んなアプローチで研究して、試してみようと思うのです。例えば、木や葉っぱを分解して土壌に変える菌たちの生態系とか、アイヌ民族のエコシステムとか、量子学的アプローチとか。よく分からないけど、その辺りをマニアックに突っついてみたい。

・ネパール
昨年断念したアンナプルナベースキャンプへのトレッキング、どこかでリベンジしたい。2週間くらい休んで行けるかなあ。。。あ、あとネパールで出会った素敵な雑貨があるので、それを仕入れてネパールの魅力と一緒に紹介していけるようなこととかやりたいと、去年からの野望をどうにか実現したい。

・中小企業診断士の資格
今スナバでやっていることとかを、もっと体系知として学びたいなーというのも、1年くらい前からの野望。野望だけはあるが・・・あるのだが・・・。

・法人を立ち上げたい
どういうプロセスと手続きで法人を立ち上げて、法人を立ち上げるとどんなことが待っていて、それを運営するってどういうものなのか。というのをスナバの運営チームとして経験しておきたいという意図で、何やるかも全く決まっていないけどとりあえず立ち上げてみたいと思いました。何をするかは分かりませんが、ハコだけ作ってみようかなと。

・長野県ディープラーニング協会
昨年立ち上がった、今のところ本当にサークルみたいな感じで、興味あって惹かれた人たちをコアメンバーとしてウェイウェイやっている協会。何をやっていくか、どういうビジョンを描くかとかを走りながら見定めていきたいし、何よりAI分野は興味があるので、勉強を地味にはじめていきたい。

・登山
そう、これです。よくよく思い出すと山に惹かれて信州に来たのになかなか山に登れていないという事実。木曽駒ケ岳〜空木岳、地蔵三山、白峰三山、常念岳〜蝶ヶ岳、野口五郎岳〜水晶岳〜雲ノ平周辺、北信五岳、御嶽山、などなど、登りたい山がたくさん。人が多いのは嫌いだから、時期とルートと休暇をうまく組み合わせて今年はもーちょいトライしたい。

・痩せる
別にいいんですけど、登山に適さない体型になって来ている気がするので。とりあえず朝に30分チャリ漕ぐのと、リュックにペットボトル4~5kg分くらいを詰めて歩き始めました。こんな感じでなんとか体重を減らしていければと思います。飲み会を減らせばいいと思うんすけどね、これがなかなか難しい。

書き出したら意外と色々ありましたネ。
全部やろうとすると吐き気がするので、ゆるりとやってきます。

要するに

31歳もこんな感じのワタクシですが、よろしくお願いします。
三枝の進む羅針盤について一緒に考えてくれる方も、募集しております。
あと、一緒に飲みながら由無し事や与太話をしてくれる方も、募集中しております。

そんな感じで、生きて参ります。

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