企業案件を狙うクリエイターがホームページを持つべき理由
【自己紹介】
Twitter上では”だいすけ”というよくある名前で
細々とアカウント運用をしています。
こういったコンテンツをツイートしたりクリエイターのマインドをカッコつけて呟いたりしてます。
表題の件について言うと私は動画制作クリエイターとしてスタートしてからおよそ1ヶ月後にHP制作に取り掛かりそこから1ヶ月程度で完成させました。
現在はHPとクラウドソーシングサイトで全ての案件を受注しております。
最近はTwitterDMからの問い合わせも増えてくるようになりました。
その中でもHPの存在感は強く高単価案件獲得の切り札となっており、特に大それたHPを作ったわけではありませんが問い合わせが月に2~3本くらいはあります。
8月にはHP経由での問い合わせを6件(動画制作本数12本分)いただきました。もちろんすべてが依頼につながるわけではないですし、相談ベースの問い合わせや見積書をお渡しして音沙汰なしのケースもあります。
ちなみにご参考までにその8月のHP経由での問い合わせから2本の企業依頼契約、そのうち1社から継続案件をいただき現在2本の制作依頼を調整中です。
ただ、そこからどれくらい契約につながったかは個人の営業力の問題なのでここでは重要じゃなく、見るべきものは問い合わせ数。つまりHPがいかにインバウンド営業に繋がる破壊力を持っているかということです。
先にお伝えしておくと私はこのHP制作を知識0から自作で構築しております。決して事前知識があったわけではありません。
✅それでも時間を投資してHPを制作しようと思ったのはなぜか
✅HPが必要な理由は何か
✅どのような効果が見込めるのか
✅知識0から誰でもできるのか
このnoteではその辺りを深堀してお伝えしていこうと思います。あなたの次なるステップの参考になれば幸いです。
各々の特性や強みもありますし案件の獲得方法は様々ですので一つの考えとして読んでいただければと思います。
【HPって必要??】
■とある動画クリエイターのAさん
「初めは動画制作のツールを触ることがとても楽しく無我夢中で作品を作ってたけど、いざポートフォリオを作り終えるとこのポートフォリオをどうやってアピールすればいいかわからない。」
・
・
「Twitterで制作物を発信してみるもののそれだけで高単価な依頼が舞い込んでくるとは思えないし、ポートフォリオをまとめたページかLPみたいなものを作った方が良さそう。でもLPを作るとしてもコードは書けないし今さら1からWebデザインのコーディング学ぶとか無理だしみんなどうしてるんだろう。」
・
・
「調べたら簡単にLPが作れるペライチってサービスがあるみたい。じゃあとりあえずそのサービスを利用してLP作ってみよう。ポートフォリオと自己紹介と値段とあとは動画制作に対する想いとかちょっと書いとけばそれっぽくなるよね。」
・
・
「難しくて無理だったらココナラとかに低単価で出品すればちょっとは依頼くるだろうし、その実績でまた気が向いたら勇気出してYentaで営業とかすればなんとかなるでしょ。」
こんな考えの方は結構多いのではないでしょうか。というのもAさんと同じようにTwitterにいらっしゃる動画クリエイター様でHPを作っている方はあまりお見かけしません。
もちろん単にTwitterに載せてないだけでHPを持っているという方もいるかもしれませんし、今までの成果による口コミでオウンドメディアの受け口がなくともすでに安定的な依頼を確保しているという方もいらっしゃるとは思います。
ですがそういった方を除いたとしても簡易的なLPや自分のポートフォリオ一覧ページのリンクを貼っている方はいれど、いち個人のクリエイターで「自分の事業を詳細にPRするHP」を構築している方はほとんどいないのではないかと思います。
おそらく
■あった方がいいんだろうけどなくても別に不便ではない
■結局ポートフォリオで営業するしHPはなくてもいい
■クラウドソーシングサイトに登録するからHPはなくてもいい
■今更webコーディングなんて学ぶのは時間や労力やお金の面でも無理
■簡易的なLPで大体のことは伝えれるしそれで充分
■副業でたまに依頼が入ればいいのでHPにまで費やす時間はいらない
グッとまとめると
「マストではないしHPがないことに危機感を覚えたことはない」
この辺りではないかなと思ってます。
もちろん企業案件の取り方は人それぞれで方法も様々ですが私の経験から言うと企業案件の獲得を狙う上で自分のHPはマストです。
HPがあるかないかでは相手に与える信頼性・権威性の印象がまるで違い、そして高単価を狙えば狙うほどこの信頼性・権威性の数値がキモとなり依頼の成約と深く関係します。
いくらコ口ナ禍の影響で動画の需要が増えたとて、それと同時に動画制作会社や同業クリエイターも増えているわけですから、継続案件や紹介案件やクラウドソーシングサイト経由でもない限り生半可なコンテンツで一個人のクリエイターに新規依頼、ましてや企業からの高単価案件が舞い込むことは中々ないと思います。
クリエイティブな職種は1つ1つのコンテンツが自分の分身となります。もちろんポートフォリオ集やLPやHPもそのコンテンツの1つです。自分の分身になるということはそのコンテンツ1つ1つが自分の技量、信頼性、権威性を表すものとなりそのトータル値が1つの依頼のきっかけへとつながります。
Zoom営業の最中に「HPありますか」と聞かれ「HPはないですけどポートフォリオを集めたyoutubeのチャンネルは持ってるのでそちらをご参照ください」とお伝えしたところで信頼性や権威性のアピールには繋がりませんし、結果なんの印象も残せぬまま終了します。
その度に「なかなか依頼取れないなあ」とTwitterのタイムラインに流れてきた営業ノウハウに飛びついた所で、ノウハウ自体がいくら素晴らしくても信頼性や権威性はそのような付け焼き刃的な1つの知識と一時的な熱量だけでなかなか覆せるものではありません。
実際に素晴らしい営業ノウハウはTwitter上でいろんな方が惜しみなく発信されてますが、中には「苦手意識を拭い去れずそれを自分に落とし込むまでに精神が持たないのが難点」という方もいらっしゃるかと思います。例にもれず私もそうです。
なので形だけのポートフォリオ一覧ページや簡易的なLPの制作に時間を割くなら、いっそある程度時間を投資してしっかりとしたHPを作ったほうが営業自体も楽になるのではないかと思います。
💡ポイント💡
✅HPは信頼性と権威性を表すためにもマスト
✅HPは技量、信頼性、権威性を表す武器
✅HPは営業の場面でもその効果を最大限発揮させる武器
【ポートフォリオ集やLPではダメなの??】
信頼性と権威性を表すためにもHPはマストとお伝えしましたが、ではポートフォリオ一覧ページや簡易的なLPで企業依頼を獲得することは果たして無理なのでしょうか。
結論から言うと企業案件を獲得する上でその効果は薄いと考えます。
なぜ単なるポートフォリオ一覧ページや簡易的なLPでは新規の問い合わせや企業依頼を獲得することが難しいかご説明していきます。
・
・
・
企業は組織で動いている限り個人間での失態を犯すことができない為、1つのプロジェクトに度重なる社内検討が必要です。企業側はそれを踏まえあらゆる制作先と見比べるためにもアポを取る以前に必ず知りたい情報、得たい体感があります。
✅①ポートフォリオ(スキル、知識がわかる)
✅②料金やプロセスステップ(予算や納期との照らし合わせの目安)
✅③実績数(経験値)
✅④権威性(どれだけの専門性が感じ取れるか)
✅⑤信頼性(事業として確立されているか)
ポートフォリオ一覧ページでは①と③しか伝えれないですし(駆け出しだと③さえ伝えられないことがほとんど)LPでは①②③しか伝えられません。
①~⑤をすべて事前にアピールできるのがHPでありその上で相手の基準を上回ったときに初めて1つの問い合わせがもらえます。仮に③がなくてもそれをトータルで補えるのもHPという存在の強みです。
私の場合は特に④⑤を印象づけるため動画マーケティングのブログをHP内の1つのカテゴリーとして配置してます。
ポートフォリオ一覧ページやLPで新規案件の獲得が狙える層は「Twitter経由でのフォロワーからの紹介依頼」もしくは「Twitter経由でのフォロワー外からのyoutubeの低単価案件依頼」くらいがおそらく相場です。
というのもポートフォリオ一覧ページやLPで企業相手に挑むとなるとオフライン営業では「営業力があることが前提」となり、インバウンド営業狙いでは「極めて洗練された作品」でかつ「実績が多い」この辺りの突出した要素がなければコンスタントに新規の企業依頼・企業からの問い合わせを獲得することは難しいです。
先日このようなことがありました。
「HPを拝見し貴社の制作物や動画マーケティングのブログを見てぜひお見積もりを含めたご相談をさせていただきたくご連絡いたしました」
という企業様がいらっしゃりZoomでの顔合わせを行いました。計5本の依頼それぞれの提案内容や着手の進行案にかなり手応えを感じて連絡を待っていると
「先日は大変迅速に的確なご提案やご助言をいただき、本当に有難い限りでした。Zoomに出席させていただいたメンバー間ではビジネスアニメSTUDIOさまでという結論は出ていたのですが、しかしながら度重なる社内検討を行った結果、本案件は長期間に及ぶプロジェクトになる可能性もあることなどから、最終的にフリーランスのクリエイターの方は見送らせていただくという結論に至りました。重ねてお詫び申し上げます。」
というコンペ落選の結果が届きました。「法人化してない個人のフリーランスだから」という理由で手応えのあったコンペに落選する。つまり企業がいかに信頼性や権威性を重視して動画の依頼先を探しているかが理解できます。
HPを見てご相談してきた方がより信頼性・権威性を重視して個人のフリーランスを選ばずに企業を選ぶ。これがもし「単なるポートフォリオ一覧ページや簡易的なLPのようにしっかりとしたHPを持っていない状態」だったとしたら問い合わせさえもらえてないでしょう。
信頼性や権威性をアピールする武器がないことは高単価案件獲得においていかに戦える体制ではないか、いかに土俵にさえ上がらせてもらえないかがわかるかと思います。
💡ポイント💡
✅企業案件を獲得する上でHPは最強の武器になる
✅信頼性、権威性を表す道具がないと土俵にさえ立てない
✅信頼性、権威性をポートフォリオページやLPで表すのは極めて難しい
【HPの持つ最大の魅力】
私が思うHPの持つ最大の魅力は【インバウンド構築】にあります。
HPを作っただけで無条件にインバウンド構築が完成するというわけではないですが、私の経験からいうとあるのとないのでは確実にその可能性に差が出ます。
また、私がインバウンドにこだわっているのは営業マンとしてのポテンシャルが低いからという単純な理由ではなくそれとは別に大きな要因が3つあるからです。
①イニシアチブ(主導権)の確保
インバウンド営業とアウトバウンド営業の一番の違いは信頼構築のスピードにあると思っています。
【相手が自分の意思でHPを見て十分に納得した上で問い合わせをしてくるインバウンド】と【テレアポやメール営業のようにそれまで全く接点がなかった人間に無条件に時間を奪われるアウトバウンド営業】とでは信頼構築のスピード感が断然違います。
なぜクリエイターとクライアントの間でスピード感のある信頼構築が必要かと言うと、信頼構築の度合いがそのままクリエイターに対する敬意となり、それがイニシアチブ(主導権)の確保につながるからです。
【主導権がある】
①自分が成果が出ると思うような構成、世界観、シナリオが通りやすい環境
②自分の構成をもとに展開するため制作が長引かない
③結果制作が長引かず成果が出やすいため継続案件につながりやすい
④相手の希望も最適な形で汲み取りやすい
【主導権がない】
①動画制作未経験の担当者が作った企画、構成、世界観、シナリオでも遵守する必要が出てくるので成果が出にくい
②成果が出ないことをクリエイターの力量と捉えられる
③修正案、追加、差し戻し、理由なき思いつきの訂正、根拠のない感覚での訂正などが当たり前になり制作期間が長引く
④クライアント側から自分たちばかりが案を出してあなたは何も提案しないと思われる
⑤結果、制作が長引いた上に成果が出にくいため継続案件につながりにくい。
⑥感動するような提案がないためあなたじゃなくていいと思われる。
このように主導権の有無が制作に影響をもたらすことは往々にしてあるので初めから対等な立場を作るためにも最終的にはインバウンド構築を目指すことが理想だと思います。そしてそのインバウンド構築の土台となるのがHPという存在です。
これは決して「クリエイターなめんじゃねーぞ!」「皆のものひれ伏すな!」というニュアンスではなく、上記のように信頼関係がスタート時点から構築されていることは結局相手にとって利益になるになるので、
↓
それならそのきっかけをこちら側が作ってあげてればいいよね
↓
じゃあアウトバウンド営業で無理やり案件取るより相手が納得した上で問い合わせてくるインバウンドの方が最初から信頼得やすいよね
↓
じゃHP絶対いるよねという話です。
②リソースの確保
単純にアウトバウンド営業に割く時間がなくなればそれがそのままリソースの余白となります。
例えばメール営業やテレアポ営業を行うとしてもリサーチからリスト作成まで入れると相当な時間と労力が必要ですしZoom営業の時間もトータルすればバカになりません。
個人のクリエイターとして息を長く続けていくには
①常に新たなインプット
②独自コンテンツの生成
③リソースが理由で依頼を断らない
この3つが必要であると思いますのでそのためのリソースを1分1秒でも多く確保するためにインバウンド構築を行うことは長期的に考え理にかなっていると言えます。
③「HPを持っている」という効果
これはまだ私に知見がありませんので深堀することは出来かねますが自分のHPを使ってリスティング広告を打つこともできます。そこからの問い合わせが安定すれば半自動化でインバウンドを構築する形もあるでしょう。
また実際にHPを作ることは何もHP経由の問い合わせを受けるためだけでなく「HPを持っている」ということ自体があらゆる場面で効果を発揮します。
✅TwitterからHPのリンクを見かけてそのままDMで問い合わせ
✅ココナラを見た担当者がHPを検索し信頼性を確認した上で依頼
✅instagramで制作事例を見た人がHPを確認しDMで問い合わせ
このようにHPは自分の強みとなり、自分を助けてくれます。様々な媒体に網を貼るにしてもその網の強度を生んでくれるのがHPの存在です。
例えば紙媒体に置き換えると
■ポートフォリオ一覧ページ➡️はがき
■LP➡️チラシ
■HP➡️パンフレット
このくらい規模感に差があると感じています。はがきやチラシで企業相手にプレゼンするという考えにはならないはずです。
💡ポイント💡
✅HP▶︎インバウンド▶︎信頼構築のスピード感▶︎主導権の確保
✅HP▶︎インバウンド▶︎営業リソースの減少▶︎リソースの確保
✅「HPを持っている」ということ自体が効果を生む
【HPって作れるの??】
結論から先に言うと「普通に作れます」。
もちろんHPの制作事業として企業のHPを制作するとなるとSEO対策知識や相手の要望を取り入れるためのコーディング知識、その他様々な専門知識が必要かと思われますが自分のHPを制作する範囲であれば『ワードプレスの有料テーマ』を使ってコードの知識なしで構築が可能です。
このようにワンクリックであらゆる構築が可能です。テーマの仕様を熟知し最大限活用できれば自分のアイデア次第でハイクオリティなサイトは作れます。
テーマ別にボタンの装飾や見せ方が違うだけでどのテーマでも基本的にこれくらいの操作感で構築ができます。
冒頭でHP構築に1ヶ月かかったとお伝えしましたがこれは私がどうしても実現したかったデザイン性を取り入れるためにコードの基礎知識を学びながら同時進行で有料テーマの仕様を調べつつ構築したからです。
最終的に自己満足感が出過ぎてユーザー目線ではないと判断し1ヶ月かけて作ったTOPページおよび階層ページを全て一度ぶっ壊し、そこから有料テーマの仕様内でユーザー目線のHPを1週間で作り直しました。
つまりワードプレスの有料テーマの仕様内で構築すれば、有料テーマの操作性は基本的に優秀なのでおよそ2週間も注力すれば誰でも完成できるはずです。
不安になる必要もないですしHP制作業者に頼む必要もありません。自作すれば新たな知識と経験が積めますしデザインとライティングのアウトプットにもなります。何より元々クリエイティブな道を選んでるあなたであればおそらくこの有料テーマを使ったHPの構築がかなり楽しく感じると思います。
💡ポイント💡
✅HPはワードプレスの有料テーマで普通に作れます
✅VyondやAeと一緒で仕様に慣れれば制作速度は上がるし楽しい
【HP制作の下準備】
HPの下準備ってめちゃくちゃ複雑なように思えますが実は大したことはないです。
①ドメインの取得
②サーバーの契約
③ワードプレスのインストール
これで終わりです。詳しいことは猫森うむ子さんのブログサイトに載ってますので案内に従って進んでいけば終わります↓
💡ポイント💡
✅思ってるほど複雑じゃないです
✅うむ子さんの記事通りにやれば5分~10分で終わります
【有料テーマの選定】
有料テーマ自体は「ワードプレス テーマ」と検索すれば山ほど出てきますので探すのに時間がかかるということはありません。ただ有料テーマを選定するためにもある程度自分の中で出来上がりのイメージを持っておくことは大切です。
①まずは自分が作ってみたいと思うサイトを探す
再現できるかできないかは別にして自分の中のサイトイメージを持っておくために「世界観・デザイン・配置・見せ方から自分が作ってみたいと感じ心を奪われたサイト」を見つけると良いです。
ちなみに私が最初にベンチマークしたサイトがこちらのメルカリマガジンです↓
②テーマの仕様を調べる
有料テーマには必ずデモページというものがあります。デモページの内容は全てその有料テーマで再現できる証拠なので例えばTOPページのアイキャッチの表現方法など「これだけは取り入れたい」というものがあれば有料テーマを選定しやすいかと思います。
ちなみに私のテーマでは下の動画のように「こんなことできますよ」という部分が色々可視化されていたので購入にいたりました。
③サポートの度合いを調べる
有料テーマである程度のことができると言っても「なんで思うように反映しないんだ?」といった謎仕様にぶつかる可能性はあります。そんな時のために操作説明ページが充実しているか、サポート体制が充実しているかを事前に確認していた方が自走が有利になります。
購入後のサポートについて記載がなければ大体どのテーマでも問い合わせ窓口がありますので購入前に直接問い合わせして見るのも一つの手です。
またある程度メジャーな有料テーマであればネットに解決策が転がっていたりするのでその辺りをリサーチしテーマを選定するのが良いかと思います。
💡ポイント💡
✅ベンチマークするサイトを決める
✅有料テーマの仕様を丹念に確認する
✅サポートの度合いを先に調べて自走が可能か選定する
【サイトの構成】
①失敗談
私の失敗を元にお話しすると度を超えた自己満足のサイトはさけた方がいいです。
私は当初、差別化を目的としデザイン性を重視しました。その時に「TOPのアイキャッチを動かす」「TOPに各ページのボタンを置いてTOPには何も書かない」この2つを目指して作っていました。
その時完成したのが上の動画ですが、ごちゃごちゃして見にくいし動画が混ざってて目が疲れます。ボタンを押さないと内容が見れないのもユーザーに優しくありません。
今思えば冷静に判断できますが、作ってる本人はワクワクが止まらないのでその時はそんなこと1ミリも頭に浮かんでません笑
完成後最終的に全ボツにしましたが、私のように無駄な時間を費やさないためにも初めからユーザー目線を視野に入れ制作を進めていくのがいいかと思います。
②動画制作会社を分析
とにかく動画制作会社を分析するのが一番早いです。
✅動画制作会社が共通して取り入れているカテゴリーは何か
✅動画制作会社が共通して取り入れてないカテゴリーは何か
✅参考にできる構成はないか(事例の下に問い合わせボタンなど)
✅どこまでをTOPに書いてどこからをボタン遷移にしているか
✅デザイン・カラー・配置で参考にできる構成はないか...etc
動画制作会社は検索すれば山ほど出てきますので見比べてみてください。下記にいくつか置いておきます。
これを踏まえて、先に述べた「世界観・デザイン・配置・見せ方から自分が作ってみたいと感じ心を奪われたサイト」の表現を参考にすればあなたのイメージに近づけながらユーザー目線のサイトが出来あがると思います。
【どうせやるなら細部までこだわる】
せっかくHPを作っても細かな点にこだわりを詰めていないと一気に権威性が落ちます。HP内部の構成にこだわるのはもちろんですが、特に外部から見えるポイントに力を入れていないとクリエイティブに関する信用が大きく損なわれる可能性があります。例えば、、
①ファビコンの設定をしていない
例えば上の画像のようにワードプレスの初期設定のままになっていると自作感が強くなります。
こんな感じでサイトロゴを設定するだけで与える印象が変わってくるはずです。
②メタやOGP画像の設定がない
例えば上の図のようにTwitterなどにリンクを貼った時に出てくるテキスト(メタ)や画像(OGP)。これも個別に表示設定が必要です。
このようにしっかり設定しておけば何かの拍子にクライアント側が社内でリンクを共有する時などでも権威性が落ちることはないでしょう。
仮に自分のHPをTwitterなどで公開する時もこういった設定までこだわっているのとそうでないのでは見るものに与える印象が大きく違うと思います。
どうせやるなら一つの隙も見せない立ち回りを行う。魂を細部に宿す。その積み重ねが機会損失を防ぐ道につながると思います。
※とはいえ私は専門家ではないのでこの辺りのご説明に関しては控えめにしておきます。
💡全ポイントまとめ💡
✅HPは信頼性と権威性を表すためにもマスト
✅HPは技量、信頼性、権威性を表す武器
✅企業案件を獲得する上でHPは最強の武器になる
✅信頼性、権威性を表す道具がないとヘタすると戦わせてもらえない
✅HP▶︎インバウンド▶︎信頼構築のスピード感▶︎主導権の確保
✅HP▶︎インバウンド▶︎営業リソースの減少▶︎リソースの確保
✅HP▶︎問い合わせ入り口の波及
✅HPはワードプレスの有料テーマで普通に作れる
✅仕様に慣れれば制作速度は上がるし楽しい
✅HPの準備は思ってるほど複雑じゃない
✅ベンチマークするサイトを決める
✅有料テーマの仕様を丹念に確認する
✅サポートの度合いを先に調べて自走が可能か選定する
✅ベンチマークの世界観に引っ張られ自己満足にならないようにする
✅動画制作会社を分析しサイト構成を参考にする
✅魂を細部に宿す
【あとがき】
少なくとも私は生身一つで営業に挑んでそのすべてを営業ノウハウだけで覆せる気はしませんし、むしろ自分が営業される側になって考えたときに【HPも何も用意せず営業ノウハウだけを駆使して挑んでくる人】がいたら「なぜ私はこの人に時間を奪われ続けているのだろう」と思います。
どうせ営業するにしても武器を備えるだけ備えて挑んだ方が自分のためにもなるし何より時間を作っていただいてる相手の為になります。
自分のメディアを用意することは時間を作っていただいた相手に対する敬意であり、いわば正装です。敬意なき相手と契約を結ぶことはまかり間違っても起きないと私は思います。
タンクトップで「娘さんを僕にください!」と言うのと
HPがない状態で「高単価案件を僕にください!」と言うのは私の中では同じです。
そこから巻き返せるのはTOP営業マンくらいです。そうなるともはやタンクTOP営業マンです。
【HPを作って権威性と信頼性を自ら作り出しインバウンド構築及びアウトバウンド営業の効果を最大限に発揮する】
ぶっちゃけ考え方は人それぞれですが私の考えでは自分のためにも相手のためにも「ポートフォリオを作ったら次にやるべきことはオウンドメディアの構築」だと思ってます。
✅がっついた営業で回収を急がない。
✅相手の時間を奪わない良好なスタートを目指す。
✅自分の分身を増やし多方面に信頼を構築する。
✅無理のある営業で精神が消耗することを避ける。
そのためにもまずは武器を揃える。
ぜひHPであなたの存在を一人でも多くの方に伝えて、あなたの作品で一人でも多くの人を喜ばせてください。
あなたの次なるステップにこのnoteがお役立ちできたら幸いです。
-----------------------------------------------
企業案件を獲得するためのスキルについて知りたい方はこちらのBrain教材をチェック↓↓
HPに載せる「刺さるポートフォリオ」の作り方が知りたい方はこちらをぜひご覧ください☺️↓
・
・
・
・
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました✨
Twitterの方でもRTやコメントいただけたらとてもうれしいです☺️↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?