スペイン巡礼10日目 ノーエチケットワインと美味しさって。
早朝の街といえば大抵ゴーストタウンだ。
そして肌寒いので日が出始めるくらいまではフリースを着ている。
少し歩くと温まってくる。
今日でジェシカとグレイスとはお別れだ。
二人はこの先Santo Domingo de la Calzadaからバスで大都市Burgosへ向かうようだ。
巡礼の仕方は自由だ。荷物だけタクシーで次の目的の街まで運んでもらっても、バスで移動してもいい。
進み続ければいいのだ。
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グレイスとジェシカとは4日間一緒に歩いた。
サニーさんとはこの後も少しの間一緒に進む。
途中のカフェで、今日が4人で歩く最後だからと、昼前からワインのボトルを開けた。
パンはバゲットにコンテっぽいチーズと生ハム。美味しい。
パンも心なしか少し軽めになってきた。
ここのワインはノンエチケットだった。
巡礼路ではこのエチケットのないワインがよく出てくる。それがまたより美味しく感じてしまう。
普段どれだけエチケットに左右されているんだろう。
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Beloradoについた。
Albergue municipal(公営の宿)に行ってみたがここはダニが出たという情報を手に入れて別の宿へ。
ジェシカとグレイスはバス停で席の予約に行った。
初めて日本に国際電話をかけてみようと公衆電話から挑戦してみたけど失敗して諦めた。
大きな街だったのでATMでお金を引き出した。
後になってわかったのだけれど、ぼくが使っていいたのはリボ払いでの引き出しだったらしく帰ってからそれの返済に苦労した。
クレジットカードをは海外に来る前に綺麗なものにしておいた方がいいのと、何種類か訪れる国で使えるカードを持って行った方がいいかもしれない。
街の中心に大きな広場があってそこを中心に放射線状に広がっている街だった。
明日は久々の大都市Burgosまで歩く。
少し早く寝よう。
Cirueña - Belorado