JAZZギターオススメ教則本vol.09
Cm7(b5) Ebm6 GbM7#11 Ab9 D7(alt)
全部1つのペンタで弾けます。
本のタイトル 「Jerry Bergonzi Pentatonic Scale」
私のvlogシーズン3[#60]の中で紹介している教則本です。
本編の7分54秒から紹介コーナーはスタートします。
・はじめに
以前紹介した「Advancing Guitarist」の著者Mick Goodrickも教則本の世界ではすごく有名ですが、
Jerry Bergonziのシリーズもかなり有名です。
その中でもこの「ペンタトニックスケール」が1番有名だと思います。
そしてギターとペンタトニックスケールはとても相性が良いですよね。
・この本の特徴
ペンタトニックスケールは5つの音でできてるスケールです。
我々ギタリストは
マイナーペンタトニックスケール(R m3 P4 P5 ♭7)を
よく使っていると思います。
この本では、
そのマイナーペンタトニックスケール(R m3 P4 P5 ♭7)
はもちろんですが、
それ以外のペンタトニックスケールも沢山紹介されています。
R m3 P4 P5 ♭7と構成音が違ったペンタトニックスケールと、
それらのペンタをどのコードに対して使うかということが勉強できる本です。
・この本をやる前に
ギター用ではないのでタブ譜はありません。
五線譜が読める必要があります。
ですが、
ギターという楽器の構造のおかげか、
ペンタトニックスケールは各弦2音ずつの並びになっていて、
非常に覚えやすいし、弾きやすいです。
以前私が作ったペンタトニックスケールのレッスン動画をやった人なら、
この本の内容は今すぐに使えるアイデアになると思います。
・フォーミュラを学ぶ
この本のもう一つの特徴は、
「フォーミュラ」と呼ばれるシーケンスパターンを8個
勉強するというところです。
各ペンタトニックに対して
8パターン
フォーミュラが用意されています。
これがギターにとってはまた相性が良いところで、
キーが変わっても我々の運指は変わらないので、
他の楽器が頑張って
8パターン✖︎12key=96種類練習しなければいけないところ、
我々は8パターンの5弦ルート、6弦ルートで✖︎2で
16種類で済みます。(拡張アイデアを使った場合の話)
・マイナーセブン♭5ペンタについて
この本の中に出てくるペンタの中から一つ紹介します。
minor7(♭5)ペンタというもので、
R, m3, P4, ♭5, ♭7という5音で構成されています。
Cm7(♭5)ペンタの構成音は、
C, E♭, F, G♭, B♭です。
例えばCm7(♭5)ペンタが使えるコードはこちら。
Cm7(b5)
Ebm6
GbM7(#11)
Ab9
D7(alt)
8種類のフォーミュラを練習して、このコード鳴らして展開したらすごいことになる。
ジョンコルトレーンが使っていたペンタということで、
別名コルトレーンペンタとも呼ばれています。
ちなみにコルトレーンペンタのインターバルはこちら
R, M2, m3, P5, M6
E♭コルトレーンペンタが
Cm7(♭5)ペンタと同じ構成音になります。
見る位置が違うだけで、同じものです。
・値段
ペーパーブック 4,180円
・無料Zoom朝練
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