テンションとコードネームについて
[朝練05]テンションとコードネームについて解説した内容の文字起こしです。
タイムコードがありますので、目安にして頂いて、聞き逃したところや、
振り返りに使っていただければ幸いです。
00:00:00
はいそれでは10月10日、
10時半のズーム朝練音楽理論の回をやっていきたいと思います
一応前回のおさらいとしてですね
251についてっていうのをやっていたのでチラッと解説と言うかね
おさらい、振り返りしていきたいと思います
ズーム朝練こちらはアーカイブがありますので
noteの方からいつでも振り返りはできるんですが
00:00:27
2-5-1というのを前回はやっておりまして
ダイアトニックコードの中で2、5、1
2番目のDマイナー、5番目のG7、で5から1っていう動きがドミナントモーションという形でね
この「2-5-1」っていうセットで登場することが多いです
で、251はメジャー251、マイナー251という二種類ありました
それぞれ「1」に向かうんですけども
1っていうターゲットがメジャーのコードなのか、
マイナーのコードなのかっていうので
その「2」のタイプはね、m7からm7(♭5)ハーフディミニッシュのどっちかに変えてあげなきゃいけないんですね
ただイレギュラーなケースで、マイナー251の
2-5からメジャーに解決するようなこともあります
そうじゃなくて普通のDm G7からCmに行っちゃうこともあります
ただ基本としてはこの形がありますよっていうことですね
00:01:38
で、
セカンダリードミナントの話
もしてましたけど
セカンダリードミナントで「5」が出てきたら
それの「2」も持ってきちゃっていいよって 言うなことで、
使い方としてはですね
キーチェンジするとかっていう時に
「5」で持って行ってもいいんですが
「2」も持って来ちゃえばよりスムーズに、
滑らかにランディングできますっていう感じです。
聴いてる人はほぼ違和感なくkeyチェンジされちゃってるような感じで、
あれ?チェンジしてたの?みたいな感じになるぐらい滑らかになりますね
例えばJ-popの曲でもいいんですけども
ジャズのスタンダードの曲なんていうのはほぼJ-popとコード進行同じですから
00:02:24
こちらジャズのスタンダードの曲なんですが
譜面を見てみますとこの赤い印が付いているところは
2-5-1、もしくは2-5の動きをしています
ほぼ全部と言ってもいいぐらい
この2-5-1、もしくは2-5の関係を持っています
こういうのが「2-5-1」でしたね
00:02:50
では今日の内容に入っていきます
今日はですね
テンションとコードネームについて
ということで
テンションっていうのはですね
「9th」「11th」「13th」なんて言って 登場します
例えばこちらがですね
B♭M7の#11th
こちらをテンションと言っています
先ほど朝練やってましたけど
そちらのBGMではこのFalling Graceっていう曲をかけてたんですが
今日の内容ではですね
こういう分数のコードになってるもの
どういうふうに見てったらいいだろうかとか
テンションはここは登場してないかな
6ってのもあるんですけどね
ちょっと6っていう書き方だと
あんまりテンションっていう感じはしないかもしれないな
テンションっていうのは基本的にはですね
オクターブ上で登場します
ではちょっと解説行きましょうね
00:04:02
そもそもですね
コードっていうのは
ドレミファソラシドとオクターブですね
一応音書いてきましょうかね
CDEFGABCですね
これを番号付けてやってましたよね
12345678でオクターブですね
オクトパスて言いますよね、オクターブです
00:05:01
で、そもそもコード(和音)というのは
この中の1と3と5でトライアドというコード、三和音になってますね。triadと言います
そこに7を入れてセブンスコードですね
メジャー7かマイナー7とかです
テンションっていうのはですね
残りの2と4と6のことを言っています
ただこれを
2、4、6のやつでは出さないんですよね
コードネームの時には。
00:05:46
登場する時には「レ、ファ、ラ」こちらオクターブ上で表記します
実際にその和音を弾いてる時にオクターブ上に必ず持っていきましょうっていうことではないんですけど、
これちょっと紛らわしいんでまた後で説明しますが
登場するのはレとファとラですよね、残りは。
1、3、5、7ていうのがコードの重要な、何ていうか
登場しなければいけない奴らなんでそれ以外テンション
00:06:31
テンションってのは味付けみたいな感じですね
135っていうのがパスタだと思ってください
1、3、5、7でトマトクリームのパスタみたいな
そしたら9、11、13っていうのはですね
9が塩で
11が胡椒で
13がバジルみたいな感じです
この「9」「11」「13」が入ってようが入っていまいが、パスタはパスタだしトマトソースのパスタはトマトソースのパスタなんですね
ほぼ、こちらは 好みで入れてくださいよ っていうような扱いなので
そんなに重要ではない って言う、、、ちゃっていいのかわかんないけど
そんなに重要じゃないですね
00:07:24
例えばですね
例:Cadd9
こんなコード見たことありますね
この「add」っていうのはですね
これは「付け加える」って言う意味がありますよね
add、Additionalかな
CにaddしてくださいってことなのでCっていうのはドミソが必要ですよね
1、3、5が必要です
これにaddしたものがCadd9
これはテンションとして出てきます
では「C2」
なんて書いてあったとしたら
2というのはレのことですから
9thもレですから同じじゃんって感じがするんですけども
違いますね、これはね
ドとソは変わらないんですが
00:08:32
ミの変わりにレを入れましょう
135が大事な音でしたよね
絶対必要でしたよね
9thって言ってる時は
その1357を自然と含んでますよー みたいなニュアンスがあります
なのでadd2とは言わないと言うか、まあ言えないこともないけど
add2って書いてあったらここに入れたいん だなっていう感じなんですが
C2と書いてあった場合は
ミを犠牲にしてですね
ミの変わりにレを入れましょう
というような意味が出てきます
これ分かりやすいのはですね
00:09:17
Csus4
良くありますよね、Gsus4でもDsus4でも
「sus」これはねSuspendedのsusなので「吊り上げる」
という意味があります
何を吊り上げてるんですかっていうと
Cの3rdの音ですよね。ドミソのミの音
3番目を吊り上げて 半音上のファにしましょう
ということは
やはりミを犠牲にしてますよね
ミの音は入ってちゃまずいんですよね、sus4の場合は
吊り上げて下さいと言ってるので
でもC11っていうのも存在します
00:10:12
じゃあC11って書いてあったらどういうことなのかと言うと
ド、ミ、ソ、シ♭、のファですね
Fは赤にしました、あーーー
すいません 消えちゃいましたねこれ
せっかく頑張って書いたのに
最近落ちるんですよね
急いでもう一回書きます
00:10:58
最近落ちるんですよ
これforscoreっていうアプリで
譜面を管理するソフトすけど
いちいちセーブしていきますね
見づらいかもしれないけどごめんなさい
00:11:22
1と3と5がtriad、で7でセブンスコード
はいこちらがテンションです
はいここまで書いたよね
例えCadd9ドミソ、triadに9thですね
でもC2ってのもありますよって言うと
ドとソでミを犠牲にしてレを入れましょう
こういう違いがありますよっていうことでした。
addは加えます
Csus4ありますよ
susは吊り上げるんで、サスペンデッドしてますから
「ドミソ」のミをサスペンデッドしてファにしましょう
ということで3rdは入ってきません
そしてC11、こちらはド、ミ、ソ、シ♭のファです
ちょっと一旦セーブ
Cの11って書いてあると
C7のテンションで11 っていうような 意味が自然と含まれてるんですね
00:13:40
じゃああんまりないけど、
CのトライアドにFだけ入れたかったらどうしましょう?
このトライアドに Fだけ加えたいんでaddして11です
こうやってやれば
このシ♭の音は、、、あー、、、何なんでしょうね
ごめんなさいさっきのイヤトレサイトリーディングもすごい
今日不調だったんですよね
00:14:15
何だっけ、Cのadd11ですね
はい、これはあんまりないけども
Cのトライアドに Fだけ入れたいんですよ
こんな風に表記します
あまりないけどね
でもやれないことはないというか
コードネームの書き方、意味っていうのはこういうことですね
00:14:45
はいじゃあ次、
こちらはCmですよね
00:14:57 3rdの音がフラットしてますから
3番目がマイナー3rdなのでCマイナーですよね
はいじゃあCmの7、Cマイナーっていうコードは
もうこれがこの状態を意味しているので
00:15:22
7が1個っていうのは♭7のこと言ってます
ちょっと分かりにくい
ここまでCmでシがフラットしてないんで
ここはいちいちM7っていう風にやります
これは大文字のMって書いたりもするけど
こんな感じですね
00:15:54
CmM7、こういうコードもあります
この表記の話をしてますね、今日はね
例えばじゃあCM7
これはCという部分が
三和音のことを意味していまして
これにメジャー7が入ってますよっていうことで
Cメジャーの7ではありません
区切ってる場所が違います
00:16:38
Cのフラット7だったら
どうなのって言うとこちらはC7です
3和音の部分を意味してて、7一個の状態は
フラット7の事を言ってます
00:16:57
はいじゃあ今度はですね
9th、11th、13thがちょっと変化した状態で登場することもあります
その辺ちょっと解説しますね
00:17:12
少しこれ弾いときましょうかね
全然何の響きかわかんないよね
えーとCadd9ちょっと弾いてみますね
00:17:20
Cadd9はドミソがあってレが入りました
明るい響き、テンションです。
ではC2は、、、
00:17:38
これは明るいも暗いもないんですね
3rdが入ってないから
Cadd9、、、はい、じゃあ
00:17:57
Csus4は
ドソドファ、明るいも暗いもないです
3rdが入ってないんで
じゃあC11っていうと
C7にファが入ってる状態なので、
00:18:19
C7のファだから、、、
C7にファが入ってます
こうしましょうか
これ9thも入ってます
00:18:47
じゃあCadd11だとしたら、、、
もしくは、、、こんな感じですね
はい、じゃあこの
00:19:19
9th、11th、13th、
こちらタイプが2つずつあります
9thが♭9の場合とフラットしてない場合
♭9っていう形で出てきたり
メジャーの9はいちいちM9っていう風には
テンションでは表記しないんですけど
ただの9って書いてあったら
フラットしてないよ、普通のレのことだよ
♭9、レ♭のことだよ
00:20:03
じゃあ11っていうのも2種類出てきまして
普通のファの状態とシャープしたファっていうので出てきます。
表記の仕方は11って書いてあるのと
#11っていう書き方してます
♭5ともこれはかけるんですけど
♭5っていう音と一緒だからね4のシャープは
書けるんですがテンションで表記されてるって言う時は
やはり普通の5thはいるんだろうなっていうニュアンスが入ってますね
先ほどちらっと書いてあったやつで、
一旦セーブしましょう
しゃべりすぎちゃうから
そうすると落ちるから、アプリが
00:20:50
先程あったのは
B♭M7の#11
なんていうコードがありました
これも書こうと思えば
B♭M7で♭5って書けます
これ同じコードで同じ響きっぽいニュアンスなんですが
自分だったらこの
00:21:18
♭5の方は5度弾かない、5度入れないっていうなんか
なんとなくそんなニュアンスを感じますね
これ人によって捉え方が違うんで
そこがまたちょっとややこしいんですけど
基本ルールはこんな感じです
00:21:36
13thちょっと見てみますね
13thも2種類出てきまして
メジャーの13thと♭13thが出てきます
この♭13もですね#5とも言えます
同じ音のこと言ってますからね
じゃあそうですね
00:22:08
Bm7の13thというものと、、、
ちょっと申し訳ないですねごめんなさい
最近アプリが落ちるんですよね
♭13でこれは#5と一緒ですよ
という話でしたね。で、なんでしたっけ
結構消えてるな
B♭M7(#11)と B♭M7(♭5)はほぼ一緒ですが
♭5って書かれてると5度は入れない
ようにしようっていうニュアンスが含まれてます
ということでした
00:23:02
でBm7で♭13って書いてあったり
Bm7の#5って書いてあったりすると
00:23:13
自分はこれは明らかに違うものを弾きます
Bm7の♭13には5度は居ていいんだろうなって
気がしちゃいますね
Bm7で、5度が居て
そんでさらに♭13thがいていいんだろうなって気がしちゃいます
でもBm7で#5と書かれたら
もうこの5度は抜きましょうみたいな気になります
そういうニュアンスが含まれてますということですね
00:24:05
つまり
オクターブ上で書くっていうことは
この1357は
あくまで存在してますよ
という意味が込められていて
数字を、オクターブ内の数字を246って
やるていうことはこの1357は犠牲にしますよ
省きますよ、7の代わりに6入れますよとか
そういう意味が込められていると思います
ややこしいですよね
例えばCのM7て言ったらドミソシですが、
C6って書いてあったら
00:24:57
ドミソラということでM7の音は入れません
でもCのM7で13thと書かれていたら
ドミソシにラを自分は入れます
C6はM7が入ってないよってやりますね
00:25:45
こんな感じですね
で残り時間が、残り8分。ちょっと駆け足で行こう
00:25:52
次、
分数コードというのも登場しました
例えばですね
C/E、こんなの見たことありますね
こちらはですね
上が和音(コード)のこと言ってます
そして下はこれベースの音です
ベースの音っていうのは一番低い音ですね
なのでこの場合は、
ミソドという風に弾きましょう
ドミソなんですけどミソドにしましょう
これは1stインバージョンですよね
イヤトレでやってますね
1stインバージョンにしてくださいって
いうのがこのC/Eの書き方ですね
00:26:40
ということはC/Gというのも存在します
こちらはソから積んでくださいね
ソドミのこと言ってますね
2ndインバージョンです
00:26:57
ドミソ、ミソド、ソドミって
これ全部Cなんですけども
その中で一番低い音を指定するっていうのが
この分数コードの役割です
これは人によっては
特にピアノの人なんかは下もコードなんじゃないかって
思ってる人がいるんですけど
どういうことかというと
この下にEがいるんじゃないかって思ってる人がいますが
基本的にはそういう考え方はしてないです
こちらも一番下にGがいるんじゃないの
みたいな風に思ってるんだけど
左手でG弾いて右手でC弾いてみたいなね
そういうことでありません
00:27:35
あくまで一番低い音を指定しているということで
大事なのはベースの音ですね
まあギターの場合は別にただのC弾いてて
バンドの中でベースの人がこのEの音を弾いたり
Gの音を弾いたりするっていうケースがあるので、そこまでね
この展開形のことは考えなくても
いいっちゃいいんですけども、
弾き語りしてる時なんかね、このベースの音も
意識してボイシングできると楽曲の完成度というか上がりますよね
00:28:15
これとは違う場合の分数コードも登場します
C/D はい、これ
どういうことですかと言うと
ルールは一緒です
和音でベースなんですね
ただ先ほどはコードトーンに含まれてた音が展開されてましたね
でも今回はCのコードにDの音は入ってません
なので
ドミソをレの上でやってくださいよ
という意味になります
これを見たときにコードのシェイプをね
パッと押さえられればいいんだけど
押さえられるように練習して行くんだけど
00:29:13
これはあくまでこれはあくまでこいつから見たコードっていうふうに認識しておいた方がいいです
なのでこれは
Dの何かっていう風に見た方がいいですね
Cの何かじゃなくてDの何かです
こちらはCの何かです
展開系なんで
ちょっとこれ後でpdfちゃんと書き直して入れておきますね
00:29:52
C/D、Dの上にCを展開して下さい
なのでDの何かだっていう風に見ます
じゃあDの何かっていうのは
Dをルートと見てドっていうのは♭7の音ですね
ミの音とは9thの音です
ソっていうのは11thの音です
なのでこちらはですね
D7で9thが入ってて11th、こんな感じに見ます
これとこれはほぼ同じコードです
D7sus4なんて書いてあったりもしますね
ほぼ同じコードです
こういうのは こんなふうに見てます
途中消えちゃったけど
00:30:51
この辺なんか大事なこと書いてたような気がするんだけどなあ
ちょっと後であのこれ全部画面録画もしてますんで
ちゃんとこれ書いて pdf、noteの記事にアーカイブ残します
すいません今日は途中で消えちゃったりしてて
はいでは一応ここまでにしたいと思います
残り時間が3分ぐらいこの部屋ありますで
来週もね予定通り朝練9時半からイヤトレ、サイトリーディングそして10時半からこの音楽理論やって行く予定なんですけども
突然何かが起きてていう場合はですね
twitterにやるやらないのアナウンスをしますし
zoomの部屋の名前が「本日はお休みです」
っていう風に変えてあるのでちょっと分かりにくいし
突然のあれだったらあれなんで
ちょっと申し訳ないんですけどもご了承ください
ということで先週は申し訳ありませんでした
00:32:11
次回この続きというか
もう1回ちゃんとこれ解説やりましょうね
本当はこの押さえ方とかそういうのもね
やりたいなと思ってたんですよね
曲の中で出てくるこういう実際に
B♭M7/Dの音を鳴らしてみたりとかね
この辺E♭6/Gどうやって押さえようかな
自分だったらこうするよ
なんか6本弦ありますけど
指は5本しかないし実際使ってる指って4本ぐらいなので
どうマネジメントするかみたいなそういう話をね
そこまで話せたらいいなと思ってたんだけど
ちょっと機材トラブルでそこまで進みませんでしたので
次回はこの続きみたいな感じでおさらいをしつつ、押さえ方とね
自分だったらこの音を省きますよとかそういうような話をできたら
いいなと思っております
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