曲をアナライズする
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はいそれでは11月21日zoom朝練音楽理論
今日が10回目でございます。
今日はですね
曲をアナライズするという内容でやっていきたいと思います。
何でこれにしたかって言うとですね
前回のノンダイアトニックコードについてとか
その前のモードについてでBluesについてこちらね、
まだアーカイブが終わっておりません。申し訳ありません。
おさらいも兼ねてね前回のノンダイアトニックコードについて
これかなり難しい内容だったと思います。
なので前回の内容にかなり近い話に今回はなります。
前回はこのE♭のキーでダイアトニックコードに含まれてない
やつは何でしょうかって言うのでそれを探してですね、
赤いチェックを入れて
それぞれどういう機能を持っているのかな、
どういう役割でこのノンダイアトニックコードとして
登場してきたのかなっていうのをやっておりました。
1つはクリシェって言うね内声が下がって行ったり
上がって行ったりするとか、それをベースに持ってって
ベースラインで上がってたり下がってたりするよって言うので
ノンダイアトニックコード登場しますよって言うのと、
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一般的にはマイナーキーから借りてくるっていう
言い方をするんですが四度マイナーとして登場するものですね。
そして裏コードとして登場します。
こちらはドミナントモーションしているものを
♭5ルートを移動させて2-5-1の動きが
どっこいしょってならないで半音ずつ下がっていくような
動きに、滑らかになりますよということで裏コードとして登場しました。
この三つかな紹介したのは。
00:02:17
はい今日はですね
この
Mistyという曲をアナライズしていきたいと思います。
analyzeするっていうのは分析するということですね。
どこまで分析できるかちょっとわかりませんが
なるべく細かく見ていきたいなと思いますね。
おさらいもかねて。では参ります。
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じゃあKeyは何でしょうか?
まずはねキーを見ましょう。
♭が三つ付いてますね。
前回も♭三つの曲をやりました。何のkeyでしょうか?
はいE♭でございます。
こちら五度圏についてっていうところを見ていただけると
確認できますね。
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ではE♭のkeyでダイアトニックコードは何でしょうか?
まずはミから順番に7個音を並べます。
こちらもですねダイアトニックコードの話のところを
振り返ってもらえればいいんですけど、
一応おさらいも兼ねてやっていきます。
E♭のkeyを作るには
全全半全全全半になってなきゃいけないので、
ミとファの間こちらフラットになってますから
全になりましたね。
ファとソも全ですね
ソとラ。こちら今全音になってますので
ラはフラットしてください。
ラとシ。こちら今離れちゃってますよね。
ラ♭とシってm3の距離になっちゃいましたので
こちらも♭してください。
シ♭とド。これは全音になってますので大丈夫です。
ドとレ全音です。
レとミ♭なのでこちらで全全半全全全半ができました
ということでミと、、、あ、これ順番決まってます。
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シ、ミ、ラっていう順番で付けないといけないですよね。
ではダイアトニックコードは何ですか?
これこのまんま3つずミソシレって並べていけばいいんですけども
ダイアトニックコードは全部もう標準で決まってましたよね。
テンプレートがありますっていうのを言ってました。
1234567全部決まってるんですよね。
一個目はM7、2はm7、3はm7、4個目はM7
5個目ドミナント、ここがドミナントモーションになりますよって
言ってましたね。
キーの中でドミナントモーションになってるとこですね。
はい6番目m7ですね。7番目m7(♭5)です。
こちらハーフディミニッシュという表記の仕方をしてます。
同じことです。
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ダイアトニックコードを行き来して曲っていうのは
だいたいできてますよって話をしてました。
Keyとして機能する場所は1番目と6番目です。
ここが明るい暗いの一応役割になりますね。
なので♭三つ付いてますよっていうことはE♭であり
CmのKeyでありますということですね。
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さあこれを踏まえてMisty見ていきましょう。
じゃ前回のおさらい。
ダイアトニックコードに無いもの何ですか?
チェック入れていきます。
B♭m7、E♭7こちら入ってないですね。
A♭m7、D♭7こちらも入ってないですね。
次はE♭、Cm、Fm、B♭7こちらはダイアトニックコード内で動いてますね。
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1括弧、Gm7、C7、Fm7、B♭7どうでしょう?
ここ入ってないですね6番目これはm7です。
じゃあ2括弧 E♭6。こちらはですねE♭M7と同じものなので
ダイアトニックコード内に入っております。
6って書いてあるって事は、これありましたね
テンションとコードネームについてっていう回でやってましたけど
6っていうのは7の代わりに6を入れましょうということなので、
13thっていう書き方をした場合はM7を踏まえた上で
6が入ってますよということですね。
6って書いたっていうことは、1オクターブ内で書いたってことは
7の代わりにしますという意味が込められております。
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こちら入っておりません
Am7は入ってないですよね、A♭M7ですね。
D7入ってないですね、Dm7(♭5)ですからね。
Fm7なのでF7も入っておりません。
Gm7(♭5)入っておりません。Gm7ですもんね、3番目。
C7入っておりません。
最後のセクションは一番最初と同じなので
一応ここにチェックを入れておきます。さあこんな感じです。
ではAセクション見ていきましょう
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B♭m7、E♭7
こちらは何で登場しているのかと言うと
このマイナーセブンとドミナントが並んでる時っていうのは
2-5なんじゃないかなっていう風に見ておくといいです。
マイナーセブンとドミナントが繋がってるやつっていうのはね。
ツーファイブワンの解説の時に出てきましたけど
B♭とE♭っていうのは4度の距離なので、
4度の距離っていうのは2−5にもなるし5−1にもなります。
Cycle4thの、五度圏の左回りですよね。
ここは2-5-1になっております
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続きましてA♭m7、D♭7
こちらもまたマイナーとドミナントがあります
なのでこれも2-5なんじゃないかなっていう風に見るといいですね。
A♭とD♭は4度の距離になってますから
こちらも2−5ですね。
ただ今回はですね
1には向かってないですよね。
D♭からE♭っていうのは全音上の距離なので
この2-5は解決しておりません。
じゃ何でこの2-5が登場しているのかっていうとこなんですが
前回ノンダイアトニックコードで登場しました
マイナーキーから借りてくるっていうやつで、四度マイナーですね。
4番目がA♭M7で
それのマイナーを持ってきましたよっていうことで
これは四度マイナーとしてこのA♭m7が登場しております。
で2-5っていうのは
5を持ってきたら2を持ってきても良い
2があったら5持ってきても良いっていうことで
これは同じものなんですよね、A♭m7とD♭7は。
同じ物っていうか1個としてくくっちゃいます。
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じゃあ次C7こちらも2-5-1の一部ですね。
2-5ですね、4度の距離です。マイナーとドミナントなので。
分解して2-5ってこう見れるんですけど
今回は曲をアナライズするっていうところなんで
細かくパーツとしても見るし全体としてどういう位置にいるのかっていうのも踏まえて見ていきたいなと思っているんで。
Gmっていうのは3番目です、でCっていうのは6です。
でFが2、B♭が5、
3625っていう風に見ます。
これでいくとE♭は1だしA♭は4ですね。
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ではここのくだりはどうなってますか?
1625。
こうやってみるとですね、この曲は1から始まって4に向かいます。
で4マイナーをやり1625やって3625やってるんだな
ってのがこのAセクションの作りですね。
こういう風に
ダイアトニックコードの何番目から何番目に行ったんだよ
っていう風に番号で見るようにします。
こういうのをanalyzeするっていうことなんですけど
まぁアルファベット書いてあるんでそれを追いかけて行けばいいんですが
なんというかロードマップみたいな感じですかね。
地図っていうか。
こういう順番で進んでいくんだよっていうのを
見通しを立てておく感じかな。
4マイナーって本当はこういう書き方しないで、こうやった方がいいですね。ローマ数字でしたっけ?
00:14:44
ちょっと弾いてみます。
はいE♭のキーのダイアトニックコード
この曲はこんなコード進行しております。
途中この赤いチェックが入ってるところは「おお!」ってなりましたよね。
それがノンダイアトニックコードが出てきた時の印象ですよね。
なんかやってんなみたいな。
はいではBセクション見ていきましょう。
さっきの感じで、これはも行けると思うんですが
これ4ですよね、Bセクション多いですねチェックがね。
これを1と見たときの2、5でしたよね。
でここ!ここがねえ、Am7
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どこから来たの?って感じしますよね。
分かるところから行くとこれは先ほど出てきた3625のくだりですね。
でもここはマイナーの2-5-1
ワンを持ってきましたよ。ここは2-5-1で1に戻りますよ。
ではAm7、これどう見ていいのか。
正直よくわかんないですよね。
ただE♭から見てAっていうのはどういう距離にありますか?って言うと
4番目はA♭なので#4。♭5です。
♭5の距離っていうのは12音階のちょうど真ん中に当たる音なんですね。
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でこのAっていうのは♭5の音なんですが、
ここから始まるもの、ここから始まるっていうか
えーとね、一番遠い距離って言った方がいいのかな。
最終的にはE♭にに解決したいんですよね。
でそこに向かうために2-5を持ってきてて、
それに向かうための2-5持ってきてて、
で、それに向かうための2-5持ってきて
みたいなところから行くと、Aっていう距離が出てきます。
00:18:25
これちょっとやってみましょうか。
E♭に最終的には解決したいです。
ここに向かうために2-5持ってきますよね。
そうするとFm7からB♭7、
じゃあここに向かうための2-5を持ってくるんですね。
Gm C7出てきますね。Fを1として見たら。
さらにここに向かうための2-5を持って来ようとしたら
ここでようやくAが出てきますね。
Am D7。これ一番遠い距離から向かってる、まあもっと遡って行けますけども、E♭に向かうための2-5、それに向かうために、で、さらにそれに向かうためのやつを持ってきて、
はい。ここから来てると思われます
すごい雑な言い方。
この♭5から行くくだりっていうのは結構あるんですよね。
自分の中では一番遠い距離だと思ってます。
曲のイントロとかでよくあのあるのは、
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こんな感じのやつ。
すごい遠いとこから行く時にねこのAという♭5の距離は出てきます。
すいません。ちょっと長くなりましたね。
でこちらもですね2-5ですね。まだ解決してないけど。
でも先程の法則と言うかねこれで見ると、
紫緑赤ですからここが紫緑赤って言うね
こんな流れをしていると思われます。
00:22:26
これ多分人によって解釈違うと思うんで
もしかしたらこういうの名前付いてるかもしれないです。
なんとかかんとかっていうやつ。テクニックが。
前調べたら、えーとね
♭7のドミナントはバックドア何とかとか、なんか
名前付いてたことありました。だから日本名もあるかもしれないですね。
で、
もう一個F7。
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またなんか全く関係ないんじゃないのっていうの出てきましたよね。
そうなんですよこれ。
全然どこから来たの?みたいなやつなんですよね。
解決もしてないし。
だいたいドミナントのコードを見たら5-1になってるんじゃないの?
ってなるし、裏コードもありましたよね。
なので裏コードで見るとこいつはFなんでBですね。
B7。これってもしかして
B7から来てんの?でも別に解決してないんですよね。
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これは全くどこから来たのかわかんないやつなんですが、
この二つの関係を見てみたいと思います。
D7とF7、ルートはどれぐらい音離れてますか?
m3の距離ですね。
m3の距離の物っていうのはディミニッシュの関係で
機能がそのまま維持される
という法則があります。
m3の関係でDとFとA♭とBかな。ディミニッシュのコードトーンですね。
コードネームについてってとこで出て来たかな?
ディミニッシュっていうのは
この距離もこの距離も全部m3の距離なんですね。
普通のコードってこんな作りしてないですよね。
トライドの展開系の時もありましたけど
P4入ったりM3が入ったりm3が入ってたり、
でもこれは全部m3なんですね。
なのでD=F=A♭=Bという風に
どっから見ても同じものなってしまいます。
これは正方形の作りをしています。
なのでD7=F7=A♭7=B7
として機能してしまいます。
00:25:17
なのでD7とF7は同じ物っていう風に自分は見ます。
これDのままだったら素直にGに解決してたんですけどね。
でもD中で移動したんだな、
同じ機能のまま移動したんだなーっていうことで
ここはまとめてD7として見て大丈夫だと思います。
00:25:41
じゃあBセクション弾いてみますね。
特に下の段がねこのE♭のキーからしたらすごく離れたところにいますね。
こんな感じです。
下の段やっぱりこういう気配ありましたよね。
J-popでも結構出てきます。こういうやつ。
前回もちょっと喋りましたけど
別にジャズの曲をやりたいっていうあれじゃなくて
ジャズの曲のコード進行ってほぼJ-popと一緒なんですよっていうことで
取り上げてるって言うのがありますね。
残り時間少なくなってまいりましたが
今日はアナライズしてるんですけれども
さらにここからですね
メロディとコードの関係
っていうのも着目したいなと思っています。
00:27:55
例えばですね、このシ♭、ソ、レこれはE♭M7 の何度になりますか?
っていうのも見ておくといいですね。
すごく勉強になりますね。
シ♭っていうのはこちらは5ですよね。
5thからソはM3。レはM7の音です。
メロディメジャーせぶん歌ってるんですよ。
すごいですよね、ここでボーカルの人頑張んないと
この距離で保たないといけないですからね。
こうやって一個一個このメロディーが何のインターバルなのかな
っていうのを見るのすごく大事なんですよね。
D♭というのはB♭m7に対してはこれはm3ですね。
で、CはB♭からするとこれはM9thになります。
E♭から見ると今度は653でルート。
A♭のCはM3ですね。
でM7ルート、3rd 5th M7。
こちらはA♭に対してB♭の音なので9thですね。
D♭に対してはB♭は6です。
Cから見たE♭はm3です。
Fから見たらラ♭はm3です。
00:31:50
こういう風にメロディーとコードの距離間がどういう関係なんだろうな
っていうのを見ていくのはすごく大事です。
曲を見た時にね、アナライズするというのはここまでやると良いです。
00:32:05
メロディー弾いてみますね。
こんな感じの曲なんですけど、すごい良い曲ですよね。
いい曲だなぁと思った時に
どういうコード進行してんだろうって言って
このダイアトニックコードの何番目から行ってるとか
ノンダイアトニックコードがどういう風な機能で登場してるのかなーとか。メロディもどういう距離感でいるからおしゃれに聴こえるなとかね。
ここ好きだなーとかA♭の時にやってる
これなんか完全にコードトーンでできてるのでメロディーが
アルペジオ弾いてんだなぁとかね。
こんな感じで曲をアナライズしてみてください。
好きな曲何か、
これは日本の曲でも同じ事できますので300曲ぐらい入ってる
歌本とかありますから、2021年歌本って出てますんで。
それにはメロディとちゃんとコードがね載ってますので。
あの歌詞とコードしか載ってないやつっていうのはあんまり役に立たないんですよね。
ちゃんとメロディーが載っててコードが載ってるもの、で
いっぱい曲入ってる本っていうのは
すごく持ってる価値があると思いますね。
00:34:28
それを何曲かやってくと
またこのコード進行出てきたじゃん
1625ってまた出てきたなとか、
3625ってまた出てきたなとか、
このパターンがだんだん目に馴染んでくると言うか
そうするとパッと見た時にこの曲ってE♭のキーだなーってなったり、
ここはノンダイアトニックコードなっていうふうに、
初見でパッと見た瞬間に仲間はずれのやつとか
前後のコード進行の流れとかそういうのが見えるようになってきますので、
これはトレーニングが必要です。
何曲かこういう風に分析してアナライズする
っていうトレーニングをする必要があります。
では今日はここまでしたいと思います。
残り1分未満になってしまいました。
皆さん良い日曜日をお過ごしください。
アーカイブが現在溜まっておりまして申し訳ございません。
頑張って作りますのでもう少々お待ちください。
お疲れ様でした。
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