モードについて(導入編)
はいそれでは今日の内容に入っていきたいと思います。
今日はですね、
モードについて導入編ということで
モードっていう世界の話をしていきたいと思います。
前回のBluesもですね、
ダイアトニックコードを使った音楽ではないですよっていう話をしました。
ダイアトニックコードっていうkeyを設定したら、
7個コードが出てきまして、それを1、4、6、4、5、3、2、5みたいな感じで移動して曲を作ってるとかっていうような作りはしておりません。
で、その先にあるのがですね、
このモードという世界なんですけれども、
ジャズを勉強してる方はモードって使ったことあるかなと思うんですが、
今一度復習がてら耳を傾けていただければなと思っております。
モード話はね非常に複雑で分かりにくいという特徴がありまして、
私もレッスンでモードの話をするんですけど、
毎回生徒さんがポカンとしてるのを見てきておりますので、
わかりやすく解説できる自信がありません。
そしてモードの世界はかなり深いです。奥底まであります。
なのでこの30分で全部カバーできるとは思っておりません。
なので今回は導入編ということで、
その概要を喋ればいいなと思っております。
00:01:39
ではやっていきましょう。モードの世界ですね。
まずダイアトニックコードを使ったような話ではないところですね。
どうやって喋ろうかな、
モードっていうのはそもそもですね「雰囲気」だと思ってください
「雰囲気」まあ「ムード」みたいなね。
世の中には「長調」「短調」なんてありますよね。
00:02:38
これはメジャーkeyとかマイナーkeyっていう考え方で、
クラシックの世界ではこういうのがあるんですけれども、
モードっていうのはこの「長調」「短調」っていう
「明るい」「暗い」の2色ではなくてですね、
いっぱいあるんですが今回話すのは、
ドレミファソラシドって
メジャースケールから派生しているモード
についてなので 7個、モードがあります。7種類。
それらがですね、この「長調」「短調」っていう二色ではなくて
明るさの中でもレイヤーがある、暗さの中にもレイヤーがある
ということでグラデーションになってますよみたいな感じで、
で、それぞれドリアンとかフリジアンとか
ミクソリディアンとかっていうモードが、名前が付いてるんですが
その世界の、「ミクソリディアン」っていう世界のサウンド、
雰囲気、ムードがあるんですよ。
もちろん音階とか運指でそのスケールのことを覚えたりもするんですが、
ちゃんと耳でそのイメージを捉えて行くっていうのが非常に重要になってきます。
00:03:57
まずはですね、7個最低でも必要なんでこの辺から書き始めましょうかね。
「モード」どういう風に見て行ったらいいのかなっていうところですね。
今回は導入編です。おさらいしていきましょう。
「ドレミファソラシド」
ここからモード7個まず派生するんですけれども
このドレミファソラシドっていうの作りはですね
00:04:33
R、M2、M3、P4、P5、M6、M7
というインターバルで構成されております。
出てくる音の種類ですね。
こちらCメジャースケールですね。
ドレミファソラシドです。
00:05:00
はいこういうのがメジャースケールで、
みなさん耳に馴染んでると思います。
これをCアイオニアンと呼んでおります。
イオニアンて言ったりもするけど私はアイオニアン。
アイオニアンというスケールです。
で、これよりもね、あ、その前にそうだな
じゃあ前回のBluesの世界の話をちょっとしましょうね。
前回のBluesはですね7番目がフラットしているというモードで
できてる世界でございます。
まあそういう風に言い方をやっちゃうと、それはそれで
ちょっとあの意味が違ってきちゃうけれども、
まあこの「ミクソリディアン」というモードなんですが、
ミクソリディアンというモードでできてる世界と言ったらいいですかね。
00:07:20
これだけ聞くと「あれ?」みたいな感じに聞こえますよね。
これでできてる世界ですよっていうのがミクソリディアンでございます。
じゃあここ。よくあるやつで皆さんが耳馴染みのあるやつはですね。
これなんかは聞いたことあるサウンドだと思います。
こちら行きます。
00:08:12
こちらナチュラルマイナースケールと言って先ほどの「長調」「短調」って言ってる世界ではこちらが暗い方のスケール、暗い方のサウンドでした。
Cのナチュラルマイナーていうスケールなんですが、
こちらはですね「エオリアン」と呼んでおります。
アイオニアンとエオリアンっていうのがこの長調短調っていう世界なんですがそれ以外にもこの明るい世界、暗い世界っていうのはありますよっていうのが、この「モード」の考え方ですね。
00:09:08
ではこのエオリアンよりも明るいっていうサウンドはどういうサウンドかと言うとですね、ここが特徴ですね。
3rdはm3になってないとダメなんですよどっちも。で♭7。
でm6、こちらはナチュラルの6ですよね。
ここが特徴です。
6番目がフラットしてないよっていうのが
このエオリアンよりも明るい「ドリアン」っていうサウンドの特徴ですね。
ちょっと弾いてみます。
00:10:07
はい。
こちらがドリアンのサウンドです。
ではメジャースケールよりも明るいサウンドを紹介しましょう。
00:10:40
こちら#4している世界で「リディアン」と呼んでおります。
リディアンはこんな感じ。
00:10:49
なんか「おや?」ってなりますよね。
こちらがメジャースケールよりも明るい世界でございますね。
では今度はエオリアンっていう 短調の、
ナチュラルマイナーっていうサウンドよりも
さらに暗い世界のサウンド紹介しますね。
00:11:24
m3じゃないと暗くはなりませんのでm3ですね。
6番目も7番目も♭していて今度さらに2番目もフラットします。
♭2、でm6、m2って言った方がいいかな?
まあいいや、同じ意味です。
はい、こちらがフリジアンというサウンドです。
00:11:50
ちょっと弾いてみますね。
こちらがフリジアンと言うサウンドです。
で、そこからさらに暗いというサウンドもありまして、
00:12:16
こちらはロクリアンと呼んでます。
これは♭2、♭3、4、♭5、♭6、♭7です。
あ、これ「m」と「♭」って特に意味ないです。
今特に何も考えないで書いちゃってるだけなんで同じ意味です。
ではロクリアン弾いてみます。
00:12:43
こちらがメジャースケールから派生している7個のモードですね。
これらは明るさの順番に今並んでおります。
ここから下は暗い世界ですね。
マイナーのサウンドです。
ここから上は明るい世界ですね。
メジャーのサウンドですね、こんな感じです。
00:13:24
ちょっと明るさの順番に弾いていますね
リディアン、アイオニアン、ミクソリディアン、
次から暗くなります。ドリアン、
次エオリアン、フリジアン、ロクリアン。
はい、こんな感じなんですが、これねよくわかんないでしょう。
メジャースケールから1個音変わったぐらいでは、
これスケールで弾いてたらよくわかんないんですよ。
このサウンドの違いっていうのが。
なんとか今日は、
この時間内にもうちょっと分かりやすく説明したいな
と思ってるんですが、どこでこれを使うのかっていうのも
大事になってくるんですけれども、
この1357っていう部分がコードになりますっていう話を
音楽理論でしてたと思うんで、それぞれ1357というところですね
取り上げて行くと、どのコードにフィットするスケールなのかな、
サウンドなのかなっていうのがわかってきますね。
00:14:58
1357って言うの全部チェック入れてくとですね
リディアンっていうのは1357、これCメジャー7にフィットするモード、サウンドですね。
アイオニアンもCメジャーセブンですね。
ミクソリディアンは ♭7してますから、
C7にフィットするサウンドですね。
ではドリアン見ていきますけども1357っていうのは
Cm7にフィットします。
エオリアンっていうのもCm7ですね。
フリジアンも1357、Cm7ですね。
ロクリアンはフラット5さらにしてますので、
Cm7(♭5)にフィットするサウンドです。
で、あれ?これちょっとCm7三つあるじゃんってなって、
じゃあCm7って書いてあったらこの三つどれでも使っていいの?
って言うと使って大丈夫です。
00:16:14
ただダイアトニックで作られてる曲の場合はですね、
前後にコード進行がありまして
あくまでそのキーの中で2、3、6っていう風に移動してるものなので、
もう機能が備わっちゃってますから
なかなかそのコード進行が起こってる中でCm7見つけたから
「あ、フリジアン弾こう」っていう風には弾かないんですね。
そういう風にはやりません。基本的にはね。
ただジャズの世界とかだと、もしくはファンクの世界とか、
あとはそうですね、
最近の話だと例えばクラブミュージック何かっていうのは
ずっと同じキーに、同じキーというかずーっとCの中にいたりしますんで、
その上で展開するという意味ではCm7しか鳴ってないんだったら、
エオリアンのカラーを入れてやろうかなとか、
フリジアンのカラーを入れようっていうので、
このテンションに当たる部分が2、4、6ですね。
こちらを選ぶことができるというかね
ソロを弾く人とか、リードを取る人がそれをチョイスすることができます。
後ろでm7しか鳴ってないんであれば。
00:17:31
これはテンションとコードネームについてっていうあたりで出てきたやつとちょっと関係してくるんですけども、
テンションの方を見てみるとドリアンのCm7はですね。
このナチュラルの6が特徴なので、あとは9とかもそうですね。
9thとか普通の13なんて言うのはテンションで入って来れそうだな。
そしてエオリアンっていうのは9thも入るけど♭13なので#5とか、
この辺りのサウンドですね。
フリジアンっていうのは♭9が特徴ですね。
じゃあこっちは♭13って書いときましょうか。
こっちはCm7(♭5)なんで、これはもう圧倒的に、
Cm7なんでこれにしかヒットしないんですけれども。
00:18:21
ではメジャー7も二つあります。
リディアンの方は#11、4の#が特徴的です。
なのでこのコードをぱってみた時にこれが出てきたら
あ、ここはリディアンのサウンドなんだなーってなるし、
こういう書き方されてたら、ここはフリジアンのサウンドなんだな
っていう風にパッと見てなるんですけれども。
00:18:47
さあここまで駆け足でしゃべってきましたね。
これ絶対終わらないっすね。
でね、ここまではなんていうか当たり前なんですけども。
ここだけだとちょっと分かりにくいんですよ。
例えば練習する時にね、スケール練習する時にでも
下にCの音とかルートになる基準の音を鳴らしておいて、
この上でこのリディアンを練習するとか相対的に聴かないとわかんないんですよ。
あとは例えばフリジアンにしても、これ全部そうなんですけど、
00:19:43
ドが下に鳴っててくれないとこの雰囲気ってのが
相対的に聴かないとわかんないので、
スケール練習する際、まあこのモードの練習をする際は必ず基準となる
音を、ルートの音を伸ばしておいて練習してください。
じゃないとこのカラーがわからないので。
ただのドレミに聞こえちゃうから。
しかもこれ何らかのメジャースケールなんで、
例えばリディアンなんていうのは、これはGメジャースケールと同じ音をしてますから、いつの間にかGメジャースケールの練習になっちゃうんですよね。
Cリディアン練習してたつもりが、
耳が勝手にセンターをGにずらしちゃうんでセンターは必ずCなんだぞってやってこの#4の音、結果Gメジャースケールの音を練習することになるんだけど、そういう風にやってみてください。
00:20:56
で今日絶対しゃべらなきゃいけないんだけど、
音階、このスケールだけじゃなくてこの上にある
トライアドも大事なんですね。
ここだけちょっと今書きますけど、
Cのアイオニアンの中には
C、Dm、Em、F、G、Am、Bdimっていうtriadが含まれてますね。
これは大丈夫ですよね。
これと同じことがリディアンの中にもあります。
CがありDメジャーがありEm、F#dim、
GがあってAmがあって、これはBmがこの上に乗っかってます。
そうするとこのアイオニアンとリディアンっていうのは
明らかにカラーが違う、この明るさのレイヤーがね。
Cメジャースケールよりも明るい世界なんですよっていうのが
これが聴き取れるというか感じ取れると思います。
00:22:08
ちょっとやってみますね例えばですね。
一応Cは鳴らしておいて今アイオニアン弾いてみますね
トライアドでCとFとGをこの上に弾いてみます。
こちらがアイオニアンのサウンドです。
00:22:42
ではリディアンは、
どうでしょう。
ちょっとアイオニアンのサウンドとは違いますよね。
更に明るいと言うか、 雰囲気違いますよね。
00:23:21
ミクソリディアンちょっとやってみましょうか。
ミクソリディアンはCとDmとEdim、F、GmとB♭かな。
00:23:37
はいじゃあミクソリディアンのサウンドちょっと出してみますね。
これねヴァンヘイレンとかこんな感じですよね。
これはアイオニアンのサウンドとは違いますよね。
ちょっとアイオニアンに戻ってみましょうか。
00:24:29
アイオニアンは、
ミクソリディアンは、
はい、こんな感じです。
00:24:59
じゃあエオリアんもやってみましょう
CmでDdim、E♭でFm、Gm、A♭、B♭ですね。
ついでにドリアンも行きますか。
00:25:22
はいではエオリアン。
こちらがまあ暗い方ではナチュラルっていうか、
標準のやつなんでまあCメジャースケール的なね。
こちらがエオリアンです。
00:25:59
じゃそれに対してドリアンは、
こんな感じですね。
エオリアンの方が暗いですよね。
ドリアンは、
はい
00:26:48
フリジアン行ってましょうか。
こちらマイナーの3種類ありましたけど、
どれもCm7のコードにはフィットするんですが、
全部マイナースケールって言えちゃうんだけども
明らかにカラーというか雰囲気が違ったと思います。
00:28:00
これが「モード」っていう考え方で
エオリアンで曲を作るとか、フリジアンで曲を作るとか、
ドリアンで曲を作るとかいう風にダイアトニックコード以外のアイディアを使って曲を作ってたりするというのがあります。
これはポップスの中でも一部分登場しますね。
例えばイントロの部分だけでフリジアンを展開していて、
ボーカルが入ってきてからは普通にダイアトニックコードを
使ったシステムで曲を展開してたりするんですけども、
全部最初から最後までフリジアンでできてるようなJ-popは
聴いたことないんですが、どこかしらにそのサウンドが入ってたりとかっていうのはあります。
00:28:51
ちょっとロクリアンもやってみましょうか。
ロクリアンできてる曲っていうのはね、ほとんどないです。
これは、使うけれどもマイナー2-5-1とかってね、
やりましたよね「2-5-1」の回に。
Cm7(♭5)が2にあたるんで、
実際はこのコードに対して弾くことはあるんですけど、
ロクリアンでできてる曲はほとんど聴いたことないですね
Cdim、D♭、E♭m、Fm、G♭、A♭、B♭m
00:29:41
そもそもこんな始まりしてますからね、
相当暗いですよね。
00:30:27
ドラゴンクエストやったことある人はですね、
特にトルネコの大冒険
なんていうの知ってますかね?
ダンジョンをどんどん深いとこ潜っていくっていうゲームなんですが、
どんどん深くなる事にこの暗い感じになっていくんですよ。
奥に潜れば潜るほど。
あの感じってちょっとこのイメージに似てるかなーって気がしますね。
まだ10階ぐらいではドリアンとか、分かんないですよ。
本当にそれ使ってるかわかんないけど、
20階ぐらいになってくるとエオリアンのサウンドなってるとかね。
30階ぐらいまでもう潜って敵もめっちゃ強くなって、
トラップいっぱいの超キケンな世界はフリジアンになってきて、
もすごい奥のもう真っ暗の世界なってくるとロクリアンになってくるようなイメージですね。
なんとなく、イメージ。
00:31:21
最終的にはこういうコードのテンションが入ってるこういうコードの
マークをパッて見た時にそのサウンドがイメージできるって言うのが
最終的な目的なので、
最初はね練習する時にはスケール練習が必要になりますし、
スケール練習する際にはですね、
必ずルーパーとかで、ロジックとかでも何でもいいですから
基準となる音を鳴らしながらこのスケール練習、
サウンドの練習をしてみてください。
で音階だけではなくその上にあるトライアドも重要になってきます。
そのカラーを出すのにはね。
00:32:03
まあこれちょっとジャズとかのそういう話になりますが、
実際自分がドリアンでソロ取るって言う時は、
スケールのアプローチというよりもどちらかと言うと
ドリアンの中にあるトライアドをどんどんのの展開していくような
アプローチを自分はするので、
スケールって見方はあんまりしてないです。
確かにこのインターバルの違いはあるし、特徴的な音はあるんだけれども、そん中に入ってるtriadのサウンドと言うか、
その組み合わせというのが一番カラーが出やすいなと
自分は思っているので、
トライアドの方を自分は大事にしています。
00:32:48
はい。駆け足でここまで話してきましたが、
こちらがモードの導入編でございますね。
アメリカに自分が留学した時の授業では、
この音楽理論の話っていう授業があったんですけれども
一個ずつこのリディアンの回があり、
来週はアイオニアンがあり、という風に一個ずつそのモードにちゃんと時間をかけて授業があったので、
今この導入編で7個全部ばぁーっと紹介してますが、
こんなに早くしゃべって理解できるような話、内容ではありませんので
それぞれ一個ずつね、すごい時間をかけてそのサウンドとか、
特徴とかっていうのを掴んでいってほしいなと思っております。
00:33:37
でこちらがですねメジャースケールから派生してる7個のモードなんですが、
これ以外にメロディックマイナーっていうのがあり、
ハーモニックマイナーっていうのがありますので、
残り14個モードっていうのは存在しております。
全部で21個ありますね。
そっちに入っていくとですね、
例えば「リディアン♭7」なんていうメロディックマイナーから派生してるものがあるんですが、それもよく使うモードなんですけども
リディアンを知ってないとこの♭7できませんので、
リディアンに対して♭7するとか。
あとはですね、
「フリジアンメジャー」なんていうハーモニックマイナーから
出てくるモードもあるんですが、フリジアンを知らないと
これメジャーに持って行けないので、
フリジアンでメジャーサードしますよーとかそういう風に
この7個のモードを基準に一部分変形させて、
そのモードを呼んだりするんですよね。
00:34:36
全く別の名前が出てくるっていうこともまああるってあるんだけど、
「スーパーロクリアン」とか言って
全然ロクリアンに関係ないような感じのことを言ったりもするんだけど、
基本的には「ドリアン♭2」とか「ミクソリディアン♭6」とか、
これを元に言うんで覚えてなきゃいけないやつです。
このインターバルの違いと言うかね、特徴は。
駆け足で喋ってきましたけども本日はここまでにしたいと思います。
すいません。
この分かりにくいやつをね、こんな早口で喋って行きました。
音楽理論の回は今日はここまででございます。
皆さん良い日曜日をお過ごし下さい。
ありがとうございました。
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