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進撃の就活 DAY2 シリコンバレー流、伸びる会社の見極め方・企業分析

こんにちは!だいすけです!
起業して事業を拡大させたいとき、皆さんはどのように資金を調達しますか?「銀行から融資を受けますか?それとも投資家から資金調達をしますか?前者なら借りて返したら終わりですが、後者は自社株を放出して資金調達をするため、投資をした人は株主になるのです。そのため後戻りができなくなります。

今回は、そんな状態になる前にファイナンスの基礎をしっかりと理解し、恥ずかしくない状態で起業ができるようお金の話について詳しく解説していきます。


■この記事に書いてあること
1.伸びてる企業の見極め方
2.あなたを成長させてくれる投資家とは
3.二種類のビジネスモデル
4.VCの業界構造
5.まとめ


■この記事を読むと...
1、あなたの事業を成長させてくれる投資家選びができます
2、あなたにあったビジネスモデルが理解できます
3、投資について理解を深めることができます


■この記事を書いた人
北野 大介:高校卒業後、一般企業に入社。世間で言うブラック企業だったため3年半勤務の果てに退社。その後、何社か転々とし、現在は自動車業界を顧客に持つメーカーに勤務。いつか「社会の発展に貢献する」を叶えるため、毎日ひたすらビジネスの勉強に没頭。人生180°変わり、学びの大切さを理解。毎日新規事業開発に取り組んでいます。

伸びてる企業の見極め方

突然ですが問題です!

A)IT企業:売上20億円
B)不動産企業:売上100億円
C)人材紹介企業:売上50億円

時価総額の高い順に並べると?
※時価総額=株価×発行済株式数で計算される企業価値

ちなみに答えは

A)IT企業:売上500億円
B)不動産企業:売上100億円
C)人材紹介企業:売上30億円

になります。

なぜなら、現代はIT市場が伸びており、市場の成長が最も期待できるからです。

つまり、どの市場が攻めているのかを見極めることが重要である=市場が命と言っても過言ではありません。


あなたを成長させてくれる投資家とは

あなたは野球のバットを製造する会社の社長です。そんなあなたの事業を成長させてくれる投資家は一体誰でしょうか?

つまり、どんな人に投資をして貰うと事業は成長できますか?答えは、イチロー選手です。最近なら大谷選手など。


なぜなら、野球界のスーパースターだからです。野球をしている人なら知らない人はいない選手ですよね?もちろんその選手のバックには沢山のファンの方がいます。野球のバットを製造するならイチロー選手に投資してもらった方が良いということです。

イチロー選手が投資したバットだと聞くとファンは欲しくてたまらなくなります。そういうことです。

何が言いたいのかと言いますと、、、


「何かを変えることができる人は、大事なものを捨てることができる人だ」

自社株を放出してその代わりにお金を調達する
この考え方を皆さんの事業にも取り入れてみてください。


2種類のビジネスモデル

ビジネスモデルには二種類、スタートアップとスモールビジネスです。両者を詳しく解説していきます。

スタートアップ
:資金調達をしてJカーブを描いて一気に事業が伸びることです。
→急成長型のビジネスモデルです。
スモールビジネス
:今あるお金、融資を受けてゆっくり成長することです。
→PL・BS(損益計算書、貸借対照表)を整理して確実にヒットを打っていくビジネスモデルです。

スタートアップは未来に投資をします。

→その起業家の可能性、なぜその事業を取り組むのか?
これらを投資家にプレゼンします。

一方、スモールビジネスは過去に投資をします。

→これまでいくら売り上げてその企業にいくらお金があるのかを銀行が見て融資をします。


VCの業界構造

・VCの業界構造

・VCがやるべきこと
・VCが得るリターンの仕組み

先ず傾向として、伸びる企業は創業間もない段階でトップ10%の投資家が投資をします。残りの90%の投資家はトップ10%に続いて投資をするという流れが出来ているため、投資家の世界では、大物投資家が投資した企業は成長するという仕組みになっています。

|VCの業界構造
VC(ベンチャーキャピタル)とは、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、高い成長が予想される未上場企業に対して出資を行う投資会社のことを言います。未上場時に投資を行って、投資先の企業が上場や成長した後に株式を売却もしくは事業を売却して、キャピタルゲインを得ることを目的としています。


|VCがやるべきこと
VCはファンドからの管理報酬・成果報酬によって成り立っています。
スタートアップ側からすると、VCから資金調達することは大前提でその後の支援がどこまでサポートされるかによって自分たちの条件にあったところを探していくのです。


|VCが得るリターンの仕組み
例えば、100億円の投資ファンド北野(今回は私の名前)が投資した大介商事(投資ファンド1億円の時に)が1001億円で上場した。上場時に投資ファンド北野(VC)が得るリターンはいくらか?

答えは、

(100億円×2%+(1001億円−1億円)×20%)
    =(2億円+200億円)
    =202億円

になります。

仕組みとしては、、、
①投資ファンド北野には管理報酬2%が入る
②投資先が上場すると成果報酬としてリターンの差分の20%が入る
③残りの80%は投資家に分配


まとめ

とにかく市場を見て、企業の投資家をみること

以上、明日も頑張ります。

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