2024年11月 TTPを撮る
ミディアムクラス7回目のテーマは「浮世絵から学ぶ構図」。葛飾北斎の富嶽三十六景、歌川広重の東海道五十三次での構図の特徴を学んだ。水平線を画面の外の押し出すことでダイナミックになる、モチーフを画面の端で断ち切ることで想像力を働かせる、これらの技術は開国とともに世界にも広まり、ゴッホ等ヨーロッパの画家が参考にすることになった。
宿題は「TTP:徹底的にパクる」。
もののけ姫のモデルになった屋久島に行ったときの作品。陽の当たり方が神秘的で、裏からこだまくんが出てきそうな光景が印象的だった。非現実感を出すため手前の地面を消す、苔の水分量を表現するために露出量を工夫すると良いというアドバイスを頂いた。
インスタなどでよく見かける街中の写真のパクリ。観光客風のカップルが交差点を行き交う人々を観察している姿が印象的だった。S 1/2秒で撮影、白黒にすることで色のノイズを消した。この手法で様々な街の人の流れを撮ると良いというアドバイスを頂いた。
alpha cafe で見つけた印象派風の作品が印象的で撮影手法を調べて真似した。ICM (Intentional camera movement) という手法でカメラを意図的にブラして撮影する。この作品は SS 1秒、花と同じ斜め方向にぶらしている。紫と緑の色合い、陽のあたり具合で全体の雰囲気が気持ちの良い公園を想像させるものになった。