Adobe Lightroomで仕上げる暗黒写真の現像方法
みなさまこんにちは!
自分が普段写真を現像をする際に行なっている作業の工程を、急に共有したいなと思いキーボードを叩き始めました。
自分がどんな写真をどのような思考で撮っていて、機材に何を求めているのかなどは今回の記事とはフォーカス外の話なのでまた別の機会にします。
暗黒写真とは?
そもそもよくわかりませんが、無理やり定義するなら
生を感じない
不穏な雰囲気
暗い
彩度が低い
人が写っていない
この辺りがそろっていれば大体「暗黒写真」です。
ちなみにこれらに登山要素が加われば「#暗黒登山」となります(ややこしい)
最近は「なんか君の写真ぜんぶ地獄(hell)っぽいよね?」という話から「ヘルい」という単語が生まれてきて一人歩きしてるとかしてないとか。
どうせあまりこの記事は読まれないだろうと思うので、好き勝手言ってますごめんなさい(保険)
暗黒写真を撮るには?
何を撮るとかは難しいことは考えず、自分の暗くして良い感じになると思う被写体をバンバン撮っていきましょう。とにかく現像時に暗くすればOKなので。
現像する際に使うアプリケーションはAdobe Lightroomを使います。
暗黒現像をやってみよう!
基本的な現像をおこなっていきましょう。
まずはこちらが元画像です
元画像はこちら、ガス掛かった日本百名山の一つ「九重山」です。いい感じにガスがかかっているので、ディティール、コントラスト持ち上げて現像すると禍々しい感じになりそう。
まずは明るさを調整したいのでライトの項目をいじっていきます。
調整した数値は以下になります。
露光量 -1.00
ハイライト -100
白レベル +20
昼間に撮った写真を容赦無く暗くします!
ポイントカーブでの調整はやらずに、ハイライトを下げてここでは一旦明るさをフラットに。
カラー調整では彩度を全体的に落とします。
自然な彩度 -20
彩度 -10
カラーミキサー
グリーン 彩度 -50
アクア 彩度 -50
ブルー 彩度 -50
そしてピンポイントに寒色系のカラーの彩度も落とします。こちらは主に青空などの影響をある場合、カラーをフラットにする意味合いがあります。
効果は暗黒写真の肝です!というよりLightroomでの現像の強みでもあるのかな?ここでよりディテールにメリハリをつけて立体感を出します。
明瞭度 +65
かすみの除去 +50
周辺光量補正 -20
中心点 70
丸み +40
あえてやり過ぎくらいがインパクトあって目をひきます。
いかがでしょうか?かなりガスも相まって禍々しい感じに仕上がったと思います。これが暗黒写真の基本の現像方法になってます。
こちらをLightroomのプリセットに登録して写真に応じてライトを調整して見て遊んでみてください。きっと素敵な暗黒写真に仕上がるはずです。
Darkness Presetのご紹介
上記で基本を話したので、それをもとにした派生プリセットをご紹介させていただこうと思います。
いろんなアレンジ効きすぎて、はたしてこれは暗黒写真なのか?となるものもあるかと思いますがご了承ください。
Darkness Preset - Alpha
暗黒カラーの初期バージョン
Darkness Preset - Clear
裏路地などにどうぞ
Darkness Preset - Inorganic
無機質な物体。仏像などにどうぞ。
Darkness Preset - Deep
アンダーを少し持ち上げて、ソフトな仕上がり。植物などにどうぞ。
まとめ
そんなわけで、夕方急遽書きたくなって数時間経ちましたのでこの辺で無理やり終了したいと思います。結構ざっくり書きましたので、ツッコミ甲斐があると思いますが、写真のプロではないので許してください。
Darkness Preset の配布
最後に必要ではないかもしれませんが今回ご紹介したLightroomのプリセットを配布しますので、ぜひお使いくださいませ。
※微調整必須 プリセットのインストール方法はググってください。
とにかく皆さんに伝えたいのは以下の3つです。
暗黒写真たのしいよ
デジタル写真の現像たのしいよ
Lightroomの操作覚えるともっとたのしいよ
以上になります!ここまで読んでくださりありがとうございました!