「頑張る」事に必死なのは悪い事?(よもやま日記)
■「考えて頑張る!」「ガムシャラに頑張る!」は窮屈なこと?
自分は「目標を持って頑張る!」という性格です。
時々、自分が「こんな風になりたいんです!でも、今全然だから、アレやってコレやって色々挑戦しているんです!頑張ります!」というと、「考えすぎや」「ロックはもっと力抜いて楽しくやるべきだ」と、特に年上の人から説教を受ける事があります。
先日も8、9歳ほど年上のロック好きの方に、「考えすぎや。堅い!鮎川誠は”ロックは自由だ””やりたい音を鳴らして、楽しくて、それでいいんだ”と言ってた。」と長時間に渡り説教をされた。
あまりにも長い時間言われ続けたので、実はその後、今日まで2週間近くずっと迷っていました。
■目標を持つとどうなるか?
今、頑張りたいことは主に音楽。
自分の音楽で多くの人に感動を与えたいと思っています。
目標としては、あと4年と少し…2028年の2月までに、いい雰囲気の会場でライブがやりたいと思っています。
具体的にいうと、東京青山にある「月見ル君想フ」というキャパ 200人の会場でライブがやりたいと思っています。
なぜここなのか?というと、「自分の描く世界観がマッチしている会場だから」で、この空気感が他にないからです。自分が1から作る楽曲にマッチする世界を見つけてしまったので、いつか自分がこのステージに立った姿を想像したらワクワクします。
あともう一つの目標は、ソロでそこに立つのではなく、メンバーを集めてバンドを組んで、豪華な楽曲を演奏できる状態にしていたい。
これを4年後、50歳までに実現するために四苦八苦しています。
■自分の考え方がなぜこう形成されたか
以前の職場では手を動かしつつも管理職にもついていました。
そこには売上目標というものが課せられており、かつスタッフのモチベーション管理もあるため、
売り上げ達成(目標を叶える)するための方法論を探る事であったり、
スタッフ個人個人の夢や目標を応援するための環境づくりが自分の仕事でもありました。
そこで必要なのは定性・定量・時間軸の考え方でした。
「何を」「いつまでに」「どれだけ」「どのように」
これの考え方が自分に根付いているからこそ、ロジカルにモノを考えるようになってきて、
「AをするためにはBをしなきゃいけない」という強迫観念のような言葉遣いになってしまっているのかもしれないなと思いました。
(この”強迫観念ぽい”のが、人に指摘される部分なのかも)
ただ、それが悪いなんて全然思っていなくて、「川を渡るには橋を通らなければいけない」という事と同じだと思っているんです。
■限りある時間の中での挑戦
挑戦する事、頑張る事、そして腹の底から満足して笑う事。幸せを感じる事。それはやっぱり、頑張ってつかみ取った先にあるんだなと思います。
また、人生には限りがあります。90歳まで生きるかもしれないし、突然の病気や事故で明日死ぬかもしれない。
「あれしてたらよかった」と後悔しながら最期の時を迎えたくないので、頑張る努力をする。
夢や目標が叶っていなくても「やれる事は全部やった上でココなんだから仕方ない」と諦めもつくだろうなと思いました。
やっぱり、言い訳はしたくないな。
「その時に楽しい音楽をする」と、「月見ル君想フを満員にしてライブをする」というのは、音楽をするという手段は一緒でも全然違うから、そこが違うから分かりあえないんだろうなと着地し、
だから、自分は落ち込む必要もないんだなと思いなおす事ができました。
これは「中田敦彦のYoutube大学」の”モチベーションの科学”という10月28日の動画で改めて気づけた内容でした。このタイミングでこの動画を公開していた中田さんに感謝します。
■その兄さんを責めているわけでもないですが、心を折ってくる人は無視
やっぱり頑張っている人間に、よかれと思って水を差す人は居ます。
苦労を心配して、「辞めといたほうがいいよ」という人。
妬みの類で邪魔をする人。
ベクトルは全然違うけれど、結果、こういう人たちは挑戦の心を追ってくることがあります。
中には「自転車だけで海外に行きたい!」という「海があるので絶対無理!」という実現不可能な目標もありますが、それはまた別の話。(その場合は「チャリでも乗れるフェリーがあるよ」という知識や経験による代替案を出すべき)
頑張る人は、ちゃんと考えて目標に近づけるように、頑張ってほしいなと思います。
自分も頑張るし、頑張る人を応援もしています。
↑これは「オレ人気者だぜ、ドヤ!」といいたい訳ではなく、「目標を多方面から見て、方法論を細分化して考えて、実現可能なルートを模索しまくった」という努力の結果でたどり着けたと思っています。
35歳の終わりまでギターからも離れていた自分がここまでできたんだから、もっと若い世代の人や、うまく歌唱・演奏できる人ならもっとイケると思います。これは自慢ではなく、みんなにとっての希望だと思っています。