【作曲をあらためて考えなおす】
ソロで活動し始めて1年半はあんまり作曲の事がわからなかった。
そもそも恥ずかしい話、「なぜキーがCの曲は、これとこれがマイナーになるのか?」が分からなかったほど…。
そんな感じで1stアルバムの曲を作っていたもんだから、アレンジ目線でいうと「なんて平坦で単純なんだ…」という作りになっていた。
小節の頭が「ド」の音だからコードは「C」、ここは「ソ」だから「G」という感じで、3和音のコードの理由もわからなかった。
2作目の音源(3曲いりシングル)を録る時に、人に一度楽曲をあずけ、アレンジをしてもらった。
その時に「リハモ」(Reharmonization)という言葉を教えてもらい、コードをいじくったり、展開がドラマティックになるように変えてもらい、必要に応じてメロディも変えてもらった。
「なぜそうなるのか?」を自分なりに分かろうと、紙に書いたりネットに調べたり、ギターの指版上で音の位置がどこになるのか考えたり…。
音感のない人間の我流の分析だから間違えているかもしれないけれど、ソロを初めて約2年が過ぎるころに「あ、そういうことなのか!!!」となった。
最近作ってる曲はそういう理解でいろいろとひねりを入れるようになったんだけど、
活動初期に作ってた曲は、最初に書いた通り「THE 単調」のつまらない展開になっている。(なぜ単調かわからなかったから、歌い方やギターの鳴らし方で強引に「表現」で何とかしていたつもり)
で、活動一曲目のこの曲を…
コード
↓こんな風に変更
Aメロは多分不安定になって気持ち悪さがあるけれど、霧が立ち込めている感じとか、足元はぬかるんで捕らわれているような雰囲気なので、これで良い。
サビも、「ド」だからコードは「C」という安直な思考から抜け出し、良い情緒のある進行に変更できたと思う。
あとはスタジオで改めていろいろと試し、微調整をしていこう。
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