初めての蕁麻疹
30歳を過ぎたらガクっとくる。そんなことを誰が言ったか知りませんが、35歳でガクッときました…。蕁麻疹、これは身体からの警告ですね。
居酒屋で当たったのか?
ある週末、上司と居酒屋で飲むことに。何らいつもと変わらず飲み進めていて、ふとおしぼりで口を拭うと上唇に違和感が。向かいの上司から唇が腫れていることを指摘されます。この日は、焼き鳥メインで、一品だけサーモンの刺身があり、それがアレルギー的な反応を示したのだろうと、その場の結論になりました。
木曜日に決まって…
翌週も飲みに行くと、また同じ症状。今度はナマモノもありません。しかも腫れが翌日にも残って…。翌週は唇が腫れず、手が痒い。蚊に噛まれたのとそっくり。しかも、かけば広がる。ネットで調べると蕁麻疹とのこと。原因は疲れかストレスか。そういえば父親がお風呂から上がると、背中によく出ていたことを思い出す。そこから毎週蕁麻疹。出るのは決まって木曜日、金曜日。そして…
アナフィラキシーショック?
ある週末に部下と飲み、その後また蕁麻疹。しかし今回はおかしい。手は痒くて、腫れて、指が曲がりづらいレベル。ベルトの当たっていた腰回りから太腿にかけても痒い。そして息苦しい。結局二日間寝て過ごす。調べると、稀に粘膜の腫れる人がいて、非常に危険らしい。そういえばもともとは唇が腫れていたから、そういう体質なのかもしれない。ちなみに全身に一斉に症状が出て、命の危機があるような強い症状をアナフィラキシーショックというらしいが、多分そこまではいっていない。
よく寝る、怒らない
それ以降、アンチヒスタミンは必携。症状が出そうな日は早めに飲むようにしました。それより大事なのは無理をしないこと。仕事のやり方を根本から見直し、よく寝て、また仕事で腹をたてないように努めた結果、蕁麻疹は3ヶ月もしないくらいで出なくなり、また長年身体の芯にこべりついていた疲労も徐々に解消されました。3年経った今は、アンチヒスタミンは持っていますが、症状は出ていません。睡眠って大事ですね。
今回の一冊
中川学著
くも漫。
産まれてすぐの子どもがくも膜下出血になったと青ざめていた同僚がいました。私も驚きましたが、実は乳児の場合、たまにあるらしく出血量が少なくて症状のない場合がほとんどとのこと。このときも大丈夫でした。部下の母親がなった時は大変でやや後遺症が残ったとのこと。大人の場合はやはり大病です。そんなくも膜下出血をお笑いに昇華させた体験談マンガエッセイが本作。不謹慎ですが、しかし笑えます。笑いは免疫力を高めますのである意味では、パーフェクトな健康本かもしれません。映画化もされた本作、まだの方はぜひ!