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新聞記者出身コーチが「伝わらない」悩みを解決するコーチング✖️新聞制作サービスを始めた理由

フルエール合同会社は2023年10月、コーチングと新聞制作を組み合わせた新サービスを始めます。あなたの仕事を「伝わる新聞」にする新聞制作事業です。

仕事の内容や思いを3度にわたってしっかり聞かせていただいた上で、実際の新聞記事以上のクオリティーで、一枚の新聞紙面にします。日本経済新聞記者出身のプロコーチでフルエール合同会社代表の安倍大資が編集長としてインタビューから記事執筆を担います。

これまでコーチングは受けた人のないことにとっては「何をやっているのかよくわからない」「ちょっとあやしい感じもする」といったことが課題でした。フルエール新聞は、これまで分かりにくかったコーチングを新聞制作と組み合わせて「見える化」する初のサービスです。コーチングへの理解を広げていくための新たな挑戦です。


「伝わらない」「選ばれない」に悩む人に

私は2009年から21年まで日本経済新聞で12年間記者として働きました。大臣からトップバーテンダーまで国内外のさまざまなリーダーに取材を通じて対話をさせていただく機会に恵まれました。

2021年4月にコーチとして独立、起業してからもさまざまな業種の方と対話を続けてきました。記者の時は会社に所属している人への取材が多かったのですが、コーチになってからは個人事業主や起業家、経営者と話す機会が増えました。

独立して2年半経ち、ご自身で仕事をしている方の多くは、共通した悩みがあることに気づきました。それは「自分の仕事が思ったように伝わらない」ということでした。

起業家や個人事業主の方は、自分の仕事に対して強いこだわりを持ち、すばらしいサービスをされている方が多くいます。しかし、そうした思いが強い人ほど、伝えたいことが伝わらず、仕事に伸び悩んでいるようです。伝わらなければ、サービスを本当に必要としている人から選ばれることはありません。選ばれなければ、仕事が広がりません。

仕事や思いが一目で伝わる新聞

「いい仕事をしているのに伝わらない悩みを、新聞記者の経験を通じて解決することができないだろうか」。この問いから生まれたのが、個人向けの新聞です。新聞は誰にでも伝わるように(「中学生が理解できる基準」とされます)見出しや記事が書かれています。現場の記者と紙面編集の経験を活かせば、この悩みを解決するサービスを作れるのではと思い立ちました。


9月に5人ほどのモニターとして受けていただきました。「仕事への理解が広がった」「自分の思いが伝えたい人に届いた」と言った声をいただいています。

私はこの新聞を、思いをもって仕事をしている人に届けたいと思っています。何かを実現したいと願い、自ら動き出している人の助けになりたいからです。

記者時代に各界のリーダーを取材する中で「人が集まる人」には共通点があることに気づきました。それは「自らの言葉で、自分の仕事を語れる人」でした。役職や肩書きは関係ありません。「自らの言葉がある人」こそ、真のリーダーだと知りました。自ら考え、自らリスクを取って動いている人を応援したいと思います。

フルエール新聞の3大メリット

この新聞は社名を使って「フルエール新聞」と名づけました。フルエール新聞は、ほかのどこにもない3つの特徴があります。

① 日経記者出身のプロコーチが編集。
「300万人に伝わる言葉」であなたを伝えます。

この新聞は、誰もがわかるように書かれています。「難しい言葉を使わず、ポイントを押さえて、中学生にもわかるように書く」ことは簡単そうでいて決してそうではありません。

これができるのは、私自身が新聞記者として12年間、徹底的に言葉のトレーニングを受けたからです。日経新聞には300万人の読者がいます。新聞記者は、世の中のありとあらゆるニュースを扱います。複雑怪奇な話でも、きちんとポイントを押さえてわかりやすく伝えるために、徹底的に鍛えられています。

特に日経新聞は株価など経済にも大きな影響を与えるため、他紙以上に厳しい水準で日々の新聞が作られています。私もデスクに何度も叱られながら、伝わる言葉の難しさと奥深さを体得してきました。

新聞記者時代は小泉進次郎環境大臣(当時)の担当記者も務めました

記者として鍛えた「300万人に伝わる言葉」を、こだわりの仕事でチャレンジするお一人おひとりのために使い、貢献したいと思います。

②HPやSNSでそのまま利用OK。
最強の営業・自己紹介ツールに

この新聞の大きな特徴は、HPやSNSで紙面自体をそのまま使っていただけることです。これは通常の新聞記事では決してできないことです。なぜなら新聞記事には著作権があり、紙面をそのまま個人利用することは原則禁じられているためです。

新聞記事に取り上げられた場合、思わずSNSなどで紹介したくなりますが、紙面をそのまま紹介すると、著作権違反になります。知らずにやっている人も散見されますが罰則の対象です。もし使用する場合は、著作権を持っている新聞社と契約取り交わせばできますが、掲載料は1年間で数十万円かかり、気軽にできるものではありません。

フルエール新聞は、一人ひとりのための新聞です。そのため、新聞記事はご自由にお使いいただけます。HPやSNSなどでどんどんご活用ください。新聞はあらゆるメディアの中で最も信頼度が高いメディアです。「新聞記事になった」と紹介するだけで、あなたの認知度は一気に高まるでしょう。あなたの仕事を広げていくことにお役立ていただくことが、私の本望です。

HPやSNSなどで紙面をそのままご活用いただけます

③ コーチングを通じて価値観やビジョンが明確に。
思いが整理でき、ブレない軸も手に入る。

この紙面は、単に話を聞いて記事にまとめているわけではありません。新聞づくりを通じてご自身の仕事やその思いを振り返っていただくコーチングの一環として開発しました。


コーチングは「ビジネス上の成果を上げるためのもの」という狭い捉え方をしている方も少なくありません。しかしそうではなく、ご自身の価値観を振り返ったり、本当の願いに気づいたりする、心の対話です。新聞作りを通じて、仕事を通じて本当に実現したいことを見つめ直していただくことを大切にしています。

「自分が本当は何をしたいのかわからない」と悩んでいる人は多くいると思います。そうした方には、紙面作りの前に通常のコーチングを何度か受けていただき、考えを整理していただいた上で、記事にする流れをご提案させていただきます。

コーチングに対する違和感への挑戦

このサービスが生まれた背景は、新聞記者11年目だった時に、たまたま初めて「コーチング」のやり取りを見た時に感じた、ちょっとした疑問でした。

コーチングと取材は、一見しただけでは見分けがつきません。二人が向かい合って対話をします。初めて見た私がふしぎだったのは、1時間のコーチングセッションが終わった後、それでおしまいだったことです

私はそこにちょっとした違和感を覚えました。なぜなら、取材の場合、1時間話を聞けば必ず記事にするからです。

コーチングはどうして形にならないんだろう」というのが、私の率直な疑問でした。

「コーチングを文字にすることができたら、新たなサービスになるのでは」というのがその時、ぼんやり浮かんだアイデアでした。その考えをもとに独立前「取材コーチング」と名づけて実験的に何人かに試したことがありました。受けてくれた人は喜んでくれましたが、その当時は、これが何のためになるのかよくわからず、サービスとして具体的なイメージがわかなかったため仕事にすることはしませんでした。


独立前に「取材コーチング」と題して実験的にやっていた(2020年9月16日)

独立後「自分のサービスが伝わらない」と悩む方が多くいることに気づきました。せっかくいい仕事をしているのに、本来必要としている人に届かないのはもったいないと感じるようになりました。新聞を通じて価値をつなげる仕事がしたい。それがこの新聞が生まれた背景にある思いです。

独立3年目、どん底に陥り原点回帰

私は現在、独立3年目です。これまでは「理念作り」の仕事をしてきました。企業理念や個人の理念を言語化するコーチングプログラムを運営してきました。お客さんに「自分の軸が見つかった」という言葉をお聞きできるのはコーチとしてとても嬉しく感じていました。

独立2年目からは社会人大学院に入り、デザイン思考について学びながら仕事をしてきました。

しかし今夏、私は大きな壁にぶつかりました。きっかけは大学院のゼミ活動です。チーム研究はとてもやりがいがあり、仲間にも恵まれた環境だったのですが、自分が目指している方向と何か合わない感じがある。これを修士研究とすることが、自分にとって納得いくものになるのだろうか。悩みは深まり、体調を崩すことになりました。

8月上旬、私は耐えきれなくなり、大学院のある京都を離れて実家のある九州に帰りました。

精神的にどん底で、うつろな状態で両親と会いました。母は「あんた、食べてないやろ」と言って、毎食栄養のあるご飯を作ってくれました。定年退職後に農家に転身した父は、せっせと毎日朝から晩まで畑に出ています。

久しぶりに両親と過ごす中で、私はだんだんと、自分がなぜ独立したのか、なぜ記者という安定した職業をやめてコーチという未知の職業を選んだのか、原点を振り返っていました。

1週間ほど過ごしているうち、だんだんと独立当初に考えていたことを思い出してきました。「記者出身の自分だからこそできるコーチングサービスがある」。独立当初のアイデア「コーチングを新聞にする」ことを思い出しました。

そこでまず両親の話を聞き、新聞を作ってみようと思ったのです。

母の新聞をまず作ってみた(9月2日)


父にも話を聞き新聞にした(9月4日)

両親にインタビューし、記事にする中で、今まで知らなかった両親の姿とも出会いました。この紙面を友人に見せると「いい両親だね」と言われることもありました。やはり「伝わる」ようになると、その人のことに興味をもち、新たな展開が生まれると感じました。

フルエール新聞創刊

この新聞を、社名を使い「フルエール新聞」と名づけます。フルエールというのは「心ふるえる」と「フルエール(めいっぱい応援する)」の2つの意味をかけています。

先の見えない時代だと言われます。精神的な行き詰まりを抱えている人も多くいます。何かしたいけど、何をしたらいいかわからない。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。

しかし、どんな時代でも、自ら道をひらこうとしている人がいます。勇気ある一歩を踏み出そうとしている人がいます。私は心ふるえる方へ進もうとしている人を、めいっぱい応援したいと思います。そして私自身も、心ふるえる方へ進み続けたい。

独立当初の原点に返り、フルエール合同会社は2期目のスタートとなる今月、フルエール新聞を創刊します。

詳しくはHPでご紹介しています。HPではこれまで制作した紙面を順次ご紹介しています。「私も新聞を作ってみたい」そう思う方は、ぜひこちらのページをご覧いただき、お申し込みいただければと思います。月5人程度のサービスです。ご興味ある方は無料個別相談をお申し込みください。

フルエール新聞のHP


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