大卒正社員アル中が「ゆたかさ」について真剣に考えた結果
この激動の現代社会において「ゆたかさ」とは何なのか?「幸せ」って何なのか?思考力がアルコールに溶け出してしまった大卒正社員アル中が真剣に考えました。
飲む間を惜しんで書きましたのでぜひ最後までお付き合い下さい。
自分自身の思考を分かりやすく深める為、Q&A方式で進めていきます。
Q 「ゆたかさ」とはなんでしょう?
A いきなり答えに辿り着くには「ゆたかさ」というものが僕の中でふわふわし過ぎているので、辿り着くステップとして「幸せ」って何か考えたいと思います。
Q では「幸せ」とはなんでしょう?
A 「幸せ」はその瞬間ごとの喜びを表すものじゃないかなと。
例えば、美味しいものを食べた時の満足感、恋人や家族や友人と過ごしている時の安心感、大小に関わらず何かを成し遂げだ時の達成感、その瞬間に感じるモノが「幸せ」なんじゃないかと。
Q つまり「幸せ」とは刹那的なもの?
A 僕はそう思います。
たまに「日々の小さな幸せよりも一生かけて何かを成し遂げることこそに意味がある。つまり幸せとは長期的なものだ」という意見を耳にしますが、成し遂げた瞬間の「幸せ」やその時に思い出される数々の過去のエピソードに感じる「幸せ」は、やはりそれぞれ刹那的なものではないかと思います。
Q 何が一番「幸せ」なのでしょう?
A それは人それぞれでしょう。私で言えば、今を一緒に過ごすパートナーや仲の良い友人と楽しいことで笑い、美味しいものを食べて健康にいられればそれが一番の「幸せ」です。心からそう思います。それが叶えば死ぬ時にも「いい人生だった」と幸せな気持ちで死ねるでしょう。
逆に「死ぬ時にこれを成し遂げていなければ自分は必ず後悔する」というものがあるのであれば生涯かけてそれに取り組むことが一番の「幸せ」につながるはずです。それが私のようなささやかな日々の喜びでも、オリンピック金メダルの様な壮大な夢でも、です。
Q それを踏まえて「ゆたかさ」にどうつながっていくのですか?
A 「ゆたかさ」と「幸せ」は似ているのだと思います。しばしば「お金があれば幸せ?」「裕福ならゆたか?」という議論を耳にします。先程の過程を踏まえると、「お金があれば幸せに感じる場面を作りやすく重要な要素ではあるが、自分にとって幸せとは何か分かっているか?そこに幸せを見出せるのか?もそれ以上に重要である」ということだと考えます。
Q 分かったようで分からないような…
具体的に教えてもらえますか?
A 例えば、先程の私の場合ですと、お金があればどんな高級なものでも食べられるわけですが、それを当然と思っていたらそこから「幸せ」は得られません。心を許せるパートナーや友人もお金では得られません。そもそも、自分が何を「幸せ」に感じ、どのような死を迎えられれば満足なのかを考えていなければ日々はただ過ぎ去っていくだけなのです。
Q なるほど。芸術やキリスト教などでも扱われる、メメント・モリという言葉にも通じそうですね。
A そうかもしれませんね。そう考えると「ゆたかさ」とはその「幸せを感じられる状況」を指すのではないかと思うのです。
Q ここで「幸せ」と「ゆたかさ」がつながるんですね
A つまり先程の例えでいえば、お金があることも「ゆたかさ」の1つですし、自分の望むものを理解しているのも「ゆたかさ」、それを幸せと感じられる心も「ゆたかさ」、それを共に共有できる仲間がいることも「ゆたかさ」だと言えるのです。
Q なるほど!なんか「ゆたかさ」がつかめてきた気がします!
では、改めてお聞きします!つまり「ゆたかさ」とは?
A 「酒」ですね
Q え?
A だから「酒」です
Q え!?どうしたんですか!?
A 結局酒を飲めば何も気にせず幸せを感じますのでね。
Q 急に理論がバカ。のでね、じゃねえんだよ。
途中もう答えみたいな出てましたから!大丈夫ですよね?
あなたにとって「ゆたかさ」とは!?
A「取手のついた焼酎の4リットルボトル」です
Q もういいよ
Q&A どうもありがとうございました