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Leica M11を買った話

以前からカメラを複数持つことが苦で、ある時期にM10 Monochromを買ってモノクロしか撮れない生活をしていました。

しかし程なく母が他界し、モノクロで撮った母の遺影を見るにつけ全てのTPOをモノクロで片付けるのは撮り手の一方的なエゴであると感じ、カラーのサブ機を買おうと思い立ちました。

その矢先にM11が発表され、発売日当日に受け取ったのが今日です。

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※ステルス性を高めるための黒バッジシール。

世間の賛否については国内外問わず一通り目を通しており、最後までM10-Rと迷いましたが、実際手にすると確かに良い点と悪い点がありました。

以下簡潔にまとめると、

よかった点

・18MPで解像度を下げて撮影できる(DNG1枚あたり20BM前後)。
・本体軽量化。
・バッテリーの取り回しの良さ。
・USB-Cで直接PCに読み込み。
・絵は良い。

気になった点

・シャッター音の違和感がすごい(特にM10系統に慣れていると)
・Wi-Fiの繋がりにくさは相変わらず。
・ボタン操作の変更で戸惑う。

可変解像度は、日常写真→18MP、作品撮り・クロップで望遠したい時→36MP以上という使い分けで望遠レンズがほぼ要らなくなるのはありがたいです。18MPのDNGはスマホ版フォトショップでもサクサク現像できるので、SNSに上げるような写真なら圧倒的に効率的かと思います。
その他、利便性向上に関しては世評の通り。

シャッター音に関しにては好みの問題もあるでしょうが、常にライブビュー撮影しているようなシャッターショックの強さと甲高い音が私には違和感がありました。M10-P以降既に完成されている静音シャッターをわざわざ犠牲にしてまで測光方式を追加する必要はあったのか、これには批判と議論の余地があると思います。せめて従来のシャッターフィーリングも選択できたら良かったですが、シャッター幕の仕様変更を見るにファームアップで対応されることもなさそうで残念です。

Wi-Fiはいずれ多分改善されるとして、ボタン操作に関してもSLやQと統一する意図は分かります。ただ私のようなM10シリーズユーザーにはやはり戸惑うポイントで、それもまたM10-Rの方が良かったのでは…後ろ髪を引かれる要因になっています。

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まだネコしか撮れていため、改めて撮影後記事を書けたらと思います。


※M10-RブラックペイントとM11を交換したい方が居ましたらお声がけください。

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