Delaney & Bonnie / Accept No Substitute
2009年9月26日に他のサイトへ掲載した原稿を加筆修正しました。==================================
デラニー&ボニーはご贔屓中のご贔屓だから全アルバムを紹介したいところだが、1枚となるとこのアルバムに落ちついてしまう。ゴスペルで、アーシーなサウンドはサザン・ロックの先駆者的存在とでも言うべきか。
スタックス・レーベルから出た前作の『Home』にしてもそうだが、プレーしているのは本当に白人のデュオなのだろうかと思うほどそのソウル濃度は高い。
レオン・ラッセルが率いるバック陣の出来も素晴らしく、もうこのアルバムは名作中の名作と言えるだろう。しかしレオンやボビー・ウィットロック、ジム・ケルトナー など腕のたつ名サイドマンが参加しているのはこのアルバムのみ。残念だ。
クリーム解散後のエリック・クラプトンが、ビートルズの末期にジョージ・ハリスンが捜し求めていた音楽がここにある。
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