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Mike Bloomfield / Live at The Old Waldorf
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2004年6月20日に他のサイトへ掲載した原稿を加筆修正しました。==================================
マイク・ブルームフィールドは、私が一番贔屓にしているギタリスト。
彼の粘りっこいブルージーな音はブリティッシュ系の白人ブルース・ギタリストには出せない。白人の中では最も “黒くて、本物っぽい” ブルース・ギタリストが残した最後のライブ・アルバムがこれだ。
60年代後半には隆盛を誇ったブルース・ロックも下火になり、ブルース・ギター一筋だったマイクにとって、70年代は恵まれた時代ではなかった。
だから冴え渡るマイクのブルース・ギターが聴けるのは、60年代半ばから後半までの時期、それもポール・バターフィールド・ブルース・バンド在籍時のアルバムや、アル・クーパーとのジャムセッション・アルバムなどに限られる。
そしてマイクが麻薬に溺れるようになったのも70年代から。
このアルバムは76年12月から77年5月まで、マイクが地元サンフランシスコのライブハウス、"Old Waldorf "で演奏した時のもので、マイク最後の輝きが記録されている。艶やのあるギターの音色はたまらん。
彼はこのライブハウスでほぼ毎週末プレーしていたらしい。リラックスした雰囲気の中で、マイクは伸び伸びとギターを弾いている。朋友のニック・グレイヴナイツやマーク・ナフタリンなど、バック・サポート陣も良し。
81年2月15日、マイクはサンフランシスコの駐車場の車の中で死んでいるところを発見された。ヘロインか精神安定剤の過剰摂取による死亡と考えられている。享年37歳。合掌。
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