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Jethro Tull / This Was
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2004年6月10日に他のサイトへ掲載した原稿を加筆修正しました。==================================
まるで王貞治風の “一本足奏法” とでもいうべきか、片足を上げてフルートを吹きまくるイアン・アンダーソンが率いるジェスロ・タルは摩訶不思議なバンドだ。
ハード・ロック系でもブルース・ロック系でもない不思議な音を持ったバンドで、メンバー全員が老人に扮して犬に囲まれたジャケットも不思議な雰囲気を醸し出している。
ロックにフルートを導入した最初のバンドであり、60年代後半にデビューした頃は、その時代の流れに沿っていたのか、ブルース・ベーシックでジャージーなロック・バンドだった。
またジェスロ・タルはメンバー変更が結構激しいバンドで、このアルバムでギターを弾いているのはミック・アブラハムスだったが、彼が抜けた後、トニー・アイオミ(ブラック・サバス)が短期間ジェスロ・タルでギターを弾いていた。
時代が進むに連れてブルース色は薄れ、ジェスロ・タルは文学性と卓越したテクニックを兼ね備えるバンドに変身し、プログレッシブ・ロック的なバンドとして人気を高め、アルバム全体が一曲(『ジェラルドの汚れなき世界』、『パッション・プレイ』)という大袈裟な作品を連発する。
一番好きなのはデビュー・アルバムで、タイトルは『This Was』。しかし日本でのタイトルは『日曜日の印象』。これは販売元が名訳を思いつかず、1曲目の《My Sunday Feeling》から苦しまぎれにつけたタイトルだろう。
いい加減だなぁ。
And More...
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