アートを見ると脳が休まる?わたしがギャラリーに通う理由
皆さんはアートを鑑賞したときに脳が休まり体の疲れも癒された、そんな体験ってありますか?また、無性に脳がアートを求めている、と感じたことありますか?今回はわたしのそんな体験をお話したいと思います。
わたしが住んでいる場所の近くに天王洲アイルという街があります。古くは倉庫街だった場所ですが寺田倉庫という会社が推進役となり、この20年くらいでアートの街として一気に変貌を遂げた街です。
この天王洲エリアにはアートスペースやギャラリーが複数あり、運河沿いのTYハーバーという海外にいるかのような雰囲気を味わえるお洒落なレストラン、水上ラウンジ、水上ホテル、インテリアショップなどがあり週末は多くの人がリフレッシュしに訪れています。
ここのアートスペースやギャラリーに行くようになってから、今でも不思議なのですが“脳がアートを求めている”、“今すぐにでもアートを見に行きたい”という強い衝動に駆られる時があり、隔週くらいのペースでアートに触れるようになりました。
つい先日も天王洲のWHAT CAFÉというアートスペースに足を運んだのですが、色々なアーティストの作品がある中で印象に残ったのが海のごみを利用して創られた藤元明さんという方の作品です。
最初に見たときに作品からとてもエネルギーを感じました。それぞれの作品の素材は海のごみなのですが、一つ一つの作品にストーリーのようなものが感じられ訴えかけてくるものがあります。
「元はどんなモノだったのだろう」「漂着するまでにどのくらいの年月がかかったのか」「なぜこんな絶妙な色の組み合わせが生まれたのか」、色々と空想をめぐらせながらぼーっと作品をしばらく眺めてからその場所を出た瞬間に「あ、脳がほぐれてリラックスしている!」とすぐさま感じました。
普段あまり使わない脳の部分がアートを通じて刺激されることで、普段よく使う凝り固まった脳の部分がほぐされる、そんな感覚です。
この脳がすっきりとする感覚がとても心地よく、新たなアーティストや作品に出会える楽しみも相まって今や隔週のルーティーンワークのようになっています。
アート好きで似たような体験をされた方いらっしゃると思うので、是非皆さんの体験も教えてください!