心が動く瞬間に目を向ける
こんばんは。今日、M1グランプリのアナザーストーリーを観て、優勝されたマジカルラブリーの軌跡をわずかながら知ることができました。
昨年のミルクボーイの時もそうでしたが、映像を見ていると涙が出てくる瞬間があったので、今日はそこに着目してみました。
苦悩を乗り越えた先の優勝
マジカルラブリーは2017年に、初めてM1グランプリ決勝に進出しました。
コンビの持ち味は、我流のオリジナリティあふれる漫才であることでしたが、それが2017年は審査員の皆さんにハマらず、思うような結果が出なかったのです。
しかしながら、彼らは自分たちの個性は残しつつも、どうすれば結果を出す事ができるのか、、ネタを書き続けました。
2018・2019と準決勝敗退と奮わずも3年の年月を経て、2020年、今年ようやく舞台に戻ってきたわけです。
結果としても、3年前にネタを酷評された上沼さんからとても高い評価を受け、最終決戦でも見事優勝を成し遂げたんです。
このようなストーリーを経て、ボケの野田さんが、お母さんに優勝の報告をしながら涙を流してる瞬間を見て、僕も涙を流してしまいました。
感動に必要な要素
風景を見た時の感動だと話は異なるかもしれないのですが、今回のような感動の場面、僕の人生を振り返ると、大きく必要とする要素が決まっているような気がします。
ちょっと並べてみると、、、
①見ている対象者が本気である事
②努力の道のりが点では無く、線として繋がっている事
③挫折や失敗等の経験とそこからの立ち直り
この3つのような気がします。
感動を演出するには?
整理した、感動を引き起こす3つのトリガーを、作る側として散りばめることが感動を生み、ファンを増やしていくことにつながるのかなと思いました。
1年後、改めて自分自身を振り返った時に、その1年をめぐる走馬灯が、自分自身を感動させる事ができるくらいに2021年、1日1日大切にしようと思います。