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巫てんりの現地ライブに行ってみな、跳ぶぞ
2025年1月28日に開催された巫てんり主催歌枠リレーResonanceにて、巫てんり主催リアルフェスResonanceの開催が発表されました。開催日は2025年3月2日、会場は東京上野にある飛行船シアターです。現在うぶごえにて先行現地チケット販売中なので、巫てんりやゲストに興味のある方は今すぐ購入をオススメします。
うぶごえのページに巫てんりさん(以下、てんちゃん)のこのフェスに込めた想いが書かれているので、まずは読んで欲しいです。読めばわかる通り、彼女はリアルライブにこだわり、ぜひ現地に応援に来て欲しいと思っています。今回このnoteを書こうと思ったのは、そんなてんちゃんのライブをなぜ現地で見るべきなのか、ということについて語りたくなったからです。
現状フェスのResonanceは配信があるかどうかは明記されていません。現地チケットを買うとZ-aNのアーカイブチケットは付いてくるようです。この手のVtuberさんのライブは、往々にして最初現地チケットのみを販売して、後から配信チケットを販売、という流れが多いです、私の経験則的に。私は配信があってもライブは現地で見るべきだと思います。その理由を語っていきます。
①現地でライブを見ると楽しいから
音楽好きとしては、これが理由のすべてと言っても過言ではありません。楽しいから現地にライブを見に行く。何も反論の余地がありません。シンプルイズベスト。
誤解して欲しくないのですが、別に配信でライブを見る事を否定しているわけではありません。むしろ配信ライブでしかできない表現もあると思っていますし、映像技術の発展は目覚ましいものがあります。同時に現地ライブでしかできない体験もあるという事です。
例えばライブで痛くなるくらい拳やサイリウムを振ったり、ジャンプしすぎて足が小鹿のように震えたり、コールアンドレスポンスで大声を出して喉が枯れたり、そういう身体的な体験や一体感は家でモニタに映った配信を見ているだけでは得づらいです。
また、こういうライブ体験は規模によらないとも思っています。武道館のライブと、ライブハウスのライブ、どちらもその時その場でしか得られない体験で優劣はありません。だからResonanceの会場の飛行船シアターはキャパ500人弱の箱だけど、そこでしか味わえない思い出ができるはずです。各々生活の事情があって、配信でしか応援できないというのは理解できるし、配信での応援も必要です。
それでも、ライブは生ものというか一期一会なので、参加できる人は多少無理をしてでも参加して欲しい、という気持ち。
②推しにステップアップして欲しいから
これは「なぎっこ(巫てんりのファンネーム)」としての気持ちです。どうにかして現地チケットを完売させて、次のライブではもっと大きなキャパを抑えられる実績を作って欲しい。そして次の次のライブでは・・・とステップアップしていって欲しい。
結局、現地に人を呼べないと、アーティストは大きな会場でライブはできないのですよ。2024年2月24日に開催したバースデーイベント「date」の会場の秋葉原BECKはキャパ50名、2024年4月20日に秋葉原UDXサボニウス広場で開催した路上ライブ「Dandelion」は、路上なので概算だけど100名程度、200名は集まれないかな?という広さでした。
そう考えると今回の飛行船シアターのフェス開催が、彼女にとってどれだけ挑戦的なキャパか、わかると思います。豪華ゲストが来てくれるとはいえ。「もう500人のライブを開催できるのか」と感慨深く思います。(俺の推しはめちゃくちゃ頑張ってるんだぞ)
しかし、てんちゃんはいつか武道館でライブをやるという夢を掲げています。日本武道館の最大キャパは14,500人、機材を入れても8,000~10,000人のキャパです。とてつもなく大きな夢です。「まだ500人のライブしか開催できないのか」と歯がゆく思います。(俺の推しはすごいんだぞ、もっと知られるべきなんだぞ)
500というキャパが「もう」なのか「まだ」なのかは、人によって捉え方が違うとは思いますが、てんちゃんの現在地はまだ夢の一合目です。つまり、オタク的な物言いをするなら、今から推せばてんちゃんが武道館に立った時に古参面できるという事です。今ならスターの原石のてんちゃんの輝きが増していく様子を間近で見ることができます。
ここまで言っておいて現実的な話をすると、人が誰を推しにするかは縁です。しかも推しが大成するかは運要素のあるギャンブルです。推しが夢半ばで引退する姿を、私は何度も見てきました。今の私は巫てんりにフルベットしたということ。彼女は賭ける「かい」のある人ですよ。
③全国でリアルライブが増えて欲しいから
リアルライブという文化が好きな人としての気持ちです。てんちゃんは今全国路上ライブツアーをやっています。私はそれを、すごく意義のあることだと思っています。
流行り病のせいで現地ライブが数年間できなくなって、その間にオンライン配信という手段が発展していきました。そのおかげで主に東京で開催されるライブを、地方や海外からでも見られるようになった、という点では、世の中は便利になったのだと思います。
しかし同時に興行主としては「地方でリアルライブしても儲からないしオンラインで良くない?」と、ライブの東京一極集中に拍車をかけてしまったようにも感じています。(2020年前後でライブ開催数の統計を取ったわけではないので諸説ある)
誰かが東京以外でもライブをやらないと、いつか誰もやらなくなってしまうのではないかと危機感を募らせる日々です。
もちろんアーティストは、日本全国や世界中の色んな土地のファンに会いに行きたい、という想いでライブをやられていると思います。やはり自分が住んでる土地で好きなアーティストがライブをしてくれるというのはファンにとって特別なのです。
SNSでずっと、ライブが多い関東在住の人が羨ましいという声を散見します。私みたいにホイホイどこにでも遠征する人ばかりではないでしょう。だから地元で開催されるライブは一生の思い出で、参加する人にとって念願なんだと思います。海外でのライブなんてもっと大変だから、開催された日には海外のファンは狂喜乱舞することでしょう。
そのためには、リアルライブをするのが大好きで、今後日本中、いや、世界中でリアルライブすることも視野に入れて精力的に活動している、巫てんりの現地ライブチケットを完売させることが必要なのです。
長々と書きましたが、結局全世界のみんなで色んな場所で、一緒にライブを楽しみたいということです。ぜひみんなで現地ライブで歌声を浴びて一緒に足が折れるくらい跳びはねましょう。
巫てんりの現地ライブに行ってみな、跳ぶぞ。