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Virtual Diva AZKiのクソみたいな始まりから三度交わる未来へと続いた軌跡

はじめに

2024年4月27日、AZKi先生のYouTubeチャンネルが登録者数100万人を超えました。良い機会なので、AZKi先生のデビューから100万人までの思い出を振り返っていこうと思います。全ての活動を網羅するのは公式サイトやWikiにお任せして、私はAZKi先生が出演したライブやイベントを中心に、写真や動画を添えて当時の様子を述懐していきます。最近のイベントや今もYouTubeで見られる動画・配信については、このnoteを読みに来る開拓者諸氏はよくご存じだと思うので、軽く触れる程度にします。この記事は、もうインターネットに映像資料が残っていない物事を中心に、Vtuber老人が昔話をする回顧録です。それではこれから一緒にAZKi先生の「君が笑って君が歌った軌跡の途中」を見ていきましょう。

2018年

デビュー

2018年11月15日に音楽特化型のVtuberプロジェクトとして「Virtual Diva AZKi」がデビューしました。この当時は今でこそよく使われているVsingerという言葉も定着しておらず、バーチャルシンガーとかVirtual Divaとか、それぞれが自由に名乗っていた気がします。PR TIMESにも書いてある通り、全曲オリジナル楽曲のみでのソロライブをするためにオリジナル曲8か月連続リリース(全12曲)を謳っており、デビューした時からライブ活動を視野に入れていたのが分かります。またデビュー当時、AZKi先生のマネージャーのツラニミズさんは「おはゲコ」とカエルの画像と一緒に毎朝ツイートをしていましたが、あまりに虚無だったため途中からやめたという小話があります。

ときのそらちゃんを推していたのもあって、AZKi先生の事はデビュー前のプレリリースから知ることができました。元々音楽のMVを見たり、アイマスやライブライブ!が好きだったのもあり、Vtuberも動画中心に見ていました。当時はVtuberの歌動画もそれほど多くなく、私がAZKi先生の最初の歌みた動画「Just Be Friends」を見たのも、他に見るものもないしなんとなくだったと思います。そこから5年以上の付き合いになるとは夢にも思いませんでした。

Count0

AZKi先生がデビュー後に最初に出演したイベントは2018年12月31日に開催された年越しVR歌合戦イベント「Count0」。AZKi先生は天神子兎音様とバーチャルゴリラさんとデュエットしました。また、このイベントにはAZKi先生の推しの花譜ちゃんも出演しており、今考えると不思議な運命を感じます。Count0と同時間にバーチャル大晦日やホロライブの年越し配信もあったため、この時期から既に3窓していたのを覚えています。

世にも珍しいAZKi先生と子兎音様とバーチャルゴリラさんのコラボ
2018年12月31日の3窓の様子

2019年

REALITY FESTIVAL2 >DIVE

2019年になり、AZKi生放送を毎月行いながら、AZKi 1st Live「The Shitest Start」に向けて活動を重ねていきます。2019年4月11日にはREALITY FESTIVAL2 >DIVEのぶいおん!!に出演しオリ曲と、瑠璃姉のオリ曲「泡沫夢幻」のカバーを披露。この頃からAZKi先生は歌で活動しているVtuberと関係を築いていっていました。

REALITYの番組ぶいおん!!でライブ
REALITYは色んなアクセサリーがつけられたんです

AZKi 1st Live「The Shitest Start」

2019年5月19日、ついにAZKi 1st Live「The Shitest Start」が秋葉原エンタス開催されました。日本語で「クソみたいな始まり」というライブタイトルや「#クソAZ」というヒドいタグには、初めての不出来な始まりも将来振り返った時「そんなこともあったね」と笑い飛ばせたら良いね、という願いが込められています。

ライブのこぼれ話ですが、ライブ中にツラニミズさん用のカメラが落ちるトラブルがあり一時ライブが中断されたのですが、その際裏でバタバタしていたのかAZKi先生だけがエンタスのスクリーンに取り残されたままの時間がしばらくあり、AZKi先生がマジトーンで「AZKiを映さないで」と言ってすぐに蓋絵になる、という事がありました。またこのライブで売れた水の売上で、エンタスに新しいモニタが生えました。

このライブと、今のホロライブが開催するライブは、設備や技術は比ぶべくもないですが、この時だからこそ味わえたライブの熱気や空気感が確かにありました。

開拓者の実家秋葉原エンタス
秋葉原エンタスの最前列の景色
1stライブで緊張しているAZKi先生
すいちゃん
ツラニミズさん

VirtuaREAL vol.00リリースイベント

2019年6月23日、26日にはそれぞれ大阪と東京でVirtuaREAL vol.00リリースイベントが開催されました。AZKi先生の楽曲はポップさと透明感のあるAZKi WHiTEと、攻撃的で疾走感のあるAZKi BLaCKに大別されていましたが、このアルバムに収録されている「ハートビート」を契機に、クラブやダンスミュージック系の曲はAZKi ReDと呼ばれるようになりました。

AZKi先生のグリコのポーズ
おそらくレアなツラニミズさんのサイン入り伊勢海老
昔のAZKi先生のサイン1
昔のAZKi先生のサイン2

「INNK EXHiBiTiON」、AZKi 2nd Live「A GOODDAY TO DiE」

2019年7月27日には「INNK EXHiBiTiON」、AZKi 2nd Live「A GOODDAY TO DiE」が開催され、AZKi先生とすいちゃんの二人が秋葉原エンタスのステージに立ちました。このライブを見た時に願った、二人が3Dの体で一緒に歌う姿を見たい、二人のオリ曲を聴きたい、という願いが叶うのは少し先のお話。日本語で「死ぬにはいい日だ」というライブタイトルには「いのち」と同じく、みんなに忘れられた時がバーチャルが死ぬとき、というテーマが込められています。

まだ3Dの体が無かった頃のすいちゃん
2ndライブで1stアルバム「without U」の発表をしました

VTuber 音楽フェス「Project Singularity 音楽的特異点 Vol.0」

2019年8月10日と11日にはVtuber音楽フェス音楽的特異点に出演し「フェリシア」「from A to Z」「ERROR」「さよならヒーロー」を披露しました。音楽的特異点はAZKi先生の他にときのそらちゃんや朝ノ瑠璃姉さん、銀河アリスちゃん、奏天まひろちゃん、バーチャルゴリラさんなど、たくさんのお友達が参加していたフェスで、とても楽しかったのを覚えています。そしてAZKi先生が花譜ちゃんのライブ発表で喜びすぎて足の小指をぶつけて骨折していた時期でもあります。骨折した状態で歌っていたのは後日配信で聞いて知ったのですが、パフォーマンスを見ている時は全然気づきませんでした。

Vサマ!

2019年8月24日にはVサマに出演。「Fake.Fake.Fake」「Creating world」を披露しました。出演者ごとにギフトの見た目が異なっていて、AZKi先生の場合は黒いカエルがステージに投げ込まれるすごい絵面でした。またAZKi先生が共演者から2nd衣装のスケスケな布の事をイジられていたのが印象的でした。

ギフトを投げると黒いカエルが降ってきました
みんなでV!のポーズ

AZKi対バン企画「LAST V STANDiNG vol.1」

2019年9月21日には秋葉原エンタスにてAZKi対バン企画「LAST V STANDiNG vol.1」を開催。獅子神レオナちゃんと対バンの前に1stアルバム「without U」のリリースイベントも同日開催でした。リリースイベントでアルバムの裏話を聞いたり、対バンイベントで二人の歌で盛り上がったりと充実した1日でした。Vtuberの対バンという概念は、ここが初出かもしれません。

秋葉原エンタスの最前列の風景
全く違う魅力の歌声を持つ二人でした

AZKi 3rd/LAST ENTAS LIVE「レペゼンエンタス」

2019年9月22日には、AZKi 3rd/LAST ENTAS LIVE「レペゼンエンタス」を開催(1stアルバムのリリースイベントの2回目も同日開催)。秋葉原エンタスでのソロライブはこれが最後になります。3rdライブでのMCが私はとても印象に残っていて、AZKi先生の抱える不安や弱みを垣間見た気がしました。この頃のAZKi先生は本当に儚い印象があって、ともすればいつ引退してもおかしくない雰囲気を私は感じていました。この頃はいわゆるルートαの世界戦だったので、当たらずとも遠からずだったのですが(ツラニミズさんが「AZKiの終わりは明確に決めている」とも言っていたので)。私はその儚さや陰のある所に惹かれた部分もあるので、弱いことは必ずしもマイナス要素とは限りません。

1st衣装の少し幼い感じ好き
秋葉原エンタスのライブでタイポグラフィ演出が実装された日
公式酒ニミズ(オフィシャル打ち上げ)
打ち上げサプライズゲストのAZKi先生

ホロライブオンステージ-でいどり~む-

2019年10月6日には、Veats Shibuyaでそらちゃんの1st LIVE「Dream!」の前に開催された、「ホロライブオンステージ-でいどり~む-」に出演。AZKi先生ソロでは「ひかりのまち」「from A to Z」を、出演者全員で「Dream☆Story」「ShinySmilyStory」を歌いました。「ひかりのまち」と「from A to Z」はコールや一緒に歌うパートのある曲で、開拓者が率先してコールを引っ張っていたのが印象的でした。この頃のAZKi先生のライブTシャツにはAZKiのロゴが首の後ろに部分にプリントされていて、ツラニミズさん曰く「関係者席から見ると誰が開拓者か分かる」とのこと。またそのTシャツを着るのは「AZKiのロゴを背負う」という意味もあるのだとか。

『without U』リリースイベント第二弾アカペラ会

2019年10月19日には、ソフマップAKIBA4号店アミューズメント館8Fにて「『without U』リリースイベント第二弾アカペラ会」を開催。9月に2回行った楽曲の裏話やミニライブをするイベントではなく、アルバム1枚につ好きなオリ曲1を1曲だけAZKi先生がワンコーラス歌ってくれるというイベントでした。このイベント内容を聞いた時、チームAZKiは面白い事を考えるなと感心しました。アルバムを何枚買ったか覚えていませんが、手持ちの現金を全部アルバムにした後、クレカで数枚買ったところまでは覚えています。

#ウタオウヨ act.2

2019年10月28日には、クラスター初の音楽番組、『#ウタオウヨ』に出演し「without U」を披露しました。トークパートではクイズをしたり「without U」の歌詞に込められた意味、AZKiの「i」が小文字の理由などを語っていました。この番組は2回しか行われていないのですが、クラスターで自分の好きな位置から見られるVRライブは結構面白い体験でした。AZKi先生が移動すると開拓者がワーッと一斉についていくのも面白かったです。

「without U」の歌詞深いよね
手から光が出たりライブの演出豪華でした
開拓者に囲まれる二人

AZラジMAX 特別編 これから忙しくなるAZKiを思いっきり甘やかして時間いっぱいまで褒めてくれて応援する会 in バーチャルスナック

2019年11月9日には、「AZラジMAX 特別編 これから忙しくなるAZKiを思いっきり甘やかして時間いっぱいまで褒めてくれて応援する会 in バーチャルスナック」が開催されました(長い)。このイベントは2019年8月3日~2019年12月1日まで行われていたAZラジMAXの特別編で、AZKi先生がスナックのママになるという企画でした。この日の翌日に「【シン・タイキュウアズキ】ルーレットで全曲出るまで終われない!?地獄の耐久生放送」をしたり、12月には自身の4thライブ、翌年1月にはホロライブの1stフェスが控えていたり、と忙しいAZKi先生を開拓者のみんなで労うという趣旨でした。イベントに参加できた開拓者はたったの13名、配信もなしという伝説のイベントです。NHKの取材も入っており、AZKi先生と開拓者が地上波デビューを果たしました。スナックでAZKi先生と開拓者とツラニミズさんで色々お話しするという、とても距離感の近いイベントでした。

AZKiママと
AZラジのメール採用でもらえるステッカー
AZラジのサイン1
AZラジのサイン2
AZラジMAX!現地イベント全通の証(スタンプ5個以上貯めると特製ボイスがもらえました)

AZKi 4th LiVE 「REPEAT THiS LiFE WiTH U」

2019年12月29日には、秋葉原エンタスを飛び出して池袋harevutaiでAZKi 4th LiVE 「REPEAT THiS LiFE WiTH U」が開催されました。当時のAZKi先生が池袋harevutaiを埋めるのはすごい挑戦で「#行こうぜAZ輪廻」タグを使って、開拓者のみんなで布教したり、公式で1000円チケットを販売したりと、みんなでライブを盛り上げていました。私も1000円のチケットを購入して無料で配布したり、リリースイベントでたくさんかった「withtou U」のアルバムを無料で配布したりしました。またこのライブではファン参加企画!AZKiのライブ感想文選手権『ライブレポート頂上決戦』を開催したり、AZKi OFFiCiAL FANBOX『FRONTLiNE』の開設を告知したり、新宿BALZEで開催予定だったAZKi 5th LiVE [three for the hood]の匂わせが行われたりしました。ご存じの通り、AZKi先生のソロライブの現地開催は4thが最後になりました。2024年夏に開催予定のソロライブは4年と8か月ぶりくらいの現地開催になりそうなので、今からとても楽しみです。全開拓者待望の現地ソロライブです。

5thライブの匂わせ(日程と会場の暗号)
怪文書
ライブレポート頂上決戦のツラニミズ賞のポスター

2020年

hololive 1st fes.『ノンストップ・ストーリー』

2020年1月24日には、豊洲PITにてhololive 1st fes.『ノンストップ・ストーリー』が開催されました。AZKi先生はソロでは「without U」を、ユニット(ときのそら、ロボ子さん、さくらみこ、AZKi、星街すいせい)で「Dream☆Story」を披露しました。この頃のAZKi先生のアイドル衣装は一人だけ黒で、個人的には良い意味で目立っていたなと思います。冬コミに展示されていたノンストップストーリーのPOPの「これが、新時代のアイドル」の文字が、ちょうどAZKi先生の隣という良い位置にあって笑ったのも良い思い出。このフェスの感想で、開拓者ではないホロライブファンの方がAZKi先生の歌を聴いて「歌うっま・・・」と言っているのを「せやろ~?」と後方腕組みして見ていました。そして出演者全員の夢を語っていくMCで、「AZKiがいなくなっても、みんなの心や記憶に残り続ける音楽を作りたいです。」というAZKi先生の夢を聞いて、一生AZKi先生の音楽を覚えていようと思いました。

これが、新時代のアイドル
4期生がデビューした頃のホロライブ
とまらないホロライブ
物販に8時間並んだ思い出

アニゲーフェス2020VTuberステージDAY1

2020年2月15日には、ポートメッセなごやにてアニゲーフェス2020VTuberステージDAY1に出演して、SorAZでトーク&ライブを行いました。SorAZのオリ曲「刹那ティックコード」を生で聴けたのはここが初めて。イノナカミュージックの時のAZKi先生の立ち位置はホロライブでは特殊で、集合写真でAZKi先生だけいないとか、ホロライブ公式グッズにAZKi先生だけいない、ということがよくありました。その分イノナカミュージックとしてホロライブではできない活動をできていたと思うので、それが悪かったと私は思っていないけれども、ホロライブのメンバーとのコラボはもっと欲しいとも思っていました。だから、2019年の頃からAZKi先生と仲良くしてくれたそらちゃんには感謝しかありません。2020年2月14日に発売した「ときのそら 1st 写真集そらびより」には、AZKi先生も友情出演しています(ダイマ)。

名古屋でSorAZ
SorAZのポーズ
アイドル衣装でも歌いました
本日のセトリ

TUBEOUT! Vol.3

2020年3月7日には、TUBEOUT! Vol.3に出演して、ソロで「自己アレルギー」「ちいさな心が決めたこと」を、奏みみちゃんと「Brightening' Hope」を、瑠璃姉と「ドリームトリップ」を披露しました。瑠璃姉、レオナちゃん、みみちゃん、MiaRちゃん、と歌姫勢ぞろいのイベントで、色んなデュエットが聴けるイベントでした。対バンやフェスの「この日だけ聴けるユニット」は大好物です。この日一緒に出演したAZKi先生のお友達も紆余曲折を経て今もVtuberとして活動を継続しているのは、本当に心強いと思います。

5人の歌姫たち
すしざんまい!のポーズ

AZKi対バン企画「LAST V STANDiNG vol.2」

2020年3月22日には、AZKi対バン企画「LAST V STANDiNG vol.2」がありました。このイベントに合わせて、AZKi先生とエルセちゃんの二人の曲「mirror」(作詞作曲:さめのぽき)が配信されました。ライブのテーマ曲が嫌いなオタクなんているだろうか?(反語表現)。ライブのセトリもラストが「mirror」なのは当然として、その1つ前が同じくさめのぽきさん作詞作曲の「世界は巡り、やがて君のものになる」なのも「オタクくん、こういうの好きなんでしょ?」と言いたげなセトリでした。この頃、コロナの影響が出てきて、それまで毎週のようにあったAZKi先生の出演するライブやイベントの数がガクっと減り始めた時期でした。リアルイベントが1か月ぶりというだけで、現場で浴びた音楽が全身に沁みたのを覚えています。この時は、AZKi先生の5thライブも現地開催できるかわからない状況で、本当に先が見えずに不安になった時期です。1か月ぶりの現地ライブで「久しぶり」と感じたこの時期、まさか現地ライブがこんなに長い間できなくなるとは夢にも思わず・・・

2nd衣装のAZKi先生
1st衣装のAZKi先生
mirrorのKV風
さめのぽきさんとツラニミズさん

AZKi 5th LIVE R.I.P AZHOOD

2020年7月25日には、AZKi 5th LIVE R.I.P AZHOODをオンライン開催しました。ここから8thライブまで、AZKi先生のソロライブは全てオンライン配信になります。ライブの現場大好き開拓者としては残念ではなかったと言えば嘘になるけれど、AZKi先生が歌っている配信の映像の上にVJの映像演出を重ねたり、アンコールの声を事前に開拓者から録音したものを募集したり、チームAZKiはオンラインでもできることを模索していきます。セットリストの「いのち」と「青い夢」のゾーンはみんな床になっており、まさにハッシュタグの通り「開拓者全滅」でした。

大阪駅
にゃー!
今日は何曜日?
開拓者全滅
衣装チェンジ大好き侍

エンタス2周年イベント

2020年9月22日には、実家であるエンタス2周年イベントにシークレット出演。Overtuneが流れた時に、AZKi先生のゲスト出演を確信しました。AZKi先生は「Creating World」「from A to Z」「without U」の3曲を披露。ちなみにこの3曲は1年前のレペゼンエンタスのアンコールで歌った3曲です。エンタス2周年記念でこのセトリ持ってくるのは流石セトリストAZKiですね。

SorAZ Special Live 刹那的クロニクル

2020年9月26日には、SorAZでオンラインライブ「SorAZ Special Live 刹那的クロニクル」を開催しました。この日はAWSで大規模な障害があり、そもそもオンライン開催ができるかも怪しい状況でした。そんな状況の中、このライブで印象に残っているのは、AZKi先生が「いのち」を歌っている時に配信が止まるトラブルがあり、トラブル復帰後に「いのち」を歌いながら間奏で「ただいま」と小さくつぶやいたシーンです。この時のコメント欄の盛り上がり具合たるや。AZKi先生のライブ慣れした経験値を垣間見た瞬間でした。余談として、このライブの後SorAZで感想配信をしたのですが、その前日にFANBOX内にてAZKi先生がそらちゃんへの思いをつづりました。その記事に私が「そらちゃんにこの想いを伝えてあげてください」とコメントした結果、マネージャーのツラニミズさんがそらちゃんに全文リークするという事件が発生、配信でAZKi先生が焦るという小さな事件がありました。AZKi先生の想いがそらちゃんに伝わって良かったです^^

これが


こうなって
こうなりました

バーチャルTIF

2020年10月3日には、バーチャルTIFに出演して、まさかの「自己アレルギー」を4回連続で歌い、MCの後に「Fake.Fake.Fake」を歌いました。これは2016年のTIFでBiSHが同じ曲を9曲連続で歌ったことのオマージュです。マネージャーのツラニミズさんがルートαのAZKi先生が引退する日を2022年7月24日と決めていたのも、旧BiSの活動期間の約3年8か月にかけたものでした。AZKi先生の楽曲を手掛けているSCRAMBLESもBiSやBiSHの楽曲を手掛けており、ツラニミズさんのBiSHへのリスペクトが感じられる逸話です。

豊洲衣装?NSS衣装?
TIFでもSorAZはてぇてぇでした

First Bullet~Shotgun Rose One-Man Live~

2020年11月1日には、鈴鳴すばる・AZKi・水科葵のユニットShotgun Roseのオンラインライブ「First Bullet~Shotgun Rose One-Man Live~」が開催されました。Shotgun Roseは文化放送「超!A&G+」で配信していたラジオ番組「すばるあずきみずしーの3コードミラクル」から生まれたユニットです。歌って踊れる3人のユニットのライブしかも生バンド、そんなライブが楽しくないわけがない。すばる様とみずしーと一緒にトークやMCをしている時のAZKi先生は、いつもよりくだけているというかハッちゃけてる感じがして、これはこれで好きです。この場限りのユニットにしてしまうのは惜しいので、Second Bulletの開催をいつまでも待ってます。

生バンドでした
Shotgun Roseの三人
開けてこうぜ!

AZKi 6th LiVE Re:Creating world

2020年12月7日、ZaNにてAZKi 6th LiVE Re:Creating worldがオンライン開催されました。2ndアルバム「Re:Creating world」を引っ提げてのライブということで、新曲の初披露がたくさん聴けて、しかもサプライズでKOTOKOさんの「Face of Fact」も聴けて、全27曲という内容もボリュームも大満足なライブでした。MCの「もしもの話」が印象的で、もし流行り病がなかったら新宿BLAZEで5th、恵比寿リキッドルームを6thライブを行い、SorAZのライブも池袋harevutaiで開催、その後はソロライブを東名阪ツアーで開催という構想があったそうです。今でもこの「もしも」が実現していたらと考えると、涙が出るほど悔しいのが本音です。それでも「もう一度AZKiと一緒に世界を創ってください。創ってくれますか?」と問われたら、YESと言うしかありませんでした。

守りたいこの笑顔
without UのVJ好き
にゃー!
「今」の先へ

「SHINKAI FES」~エルセとさめのぽき主催オンラインライブ~

2020年12月19日には、「SHINKAI FES」~エルセとさめのぽき主催オンラインライブ~に出演して、「mirror」、「世界は巡り、やがて君のものになる」、「from A to Z」を披露しました。3曲中2曲はさめのぽきさん作詞作曲の曲です。AZKi先生ソロの「mirror」は一周回ってレアですね。また「世界は巡り、やがて君のものになる」についての制作秘話もアーカイブに残っているのでぜひ聞いてみてください。ぽきさんが込めた「もしAZKiになる前の『AZKi』がいたとしたら、その『AZKi』はきっとAZKiの誕生を祝福すると思う」という深いテーマは考察が捗って好きです。

AZKi先生からエルセちゃんへのメッセージ
ソロのmirrorはレア
SHINKAI FESのエフェクトすごかった

hololive 2nd fes.『Beyond the Stage』

2020年12月21日には、hololive 2nd fes.『Beyond the Stage』にて、AZKi先生ソロでは「青い夢」、ユニットでは「adrenaline!!!(ときのそら、AZKi、夜空メル)」「Kiss me! Choose me!(さくらみこ、AZKi、宝鐘マリン)」を歌唱しました。ユニットでは可愛さ全開、ソロではエモさ爆発、という緩急のある選曲は流石です。AZKi先生は6thライブで「Face of Fact」を歌ったり、フェスで「Kiss me! Choose me!」を歌ったりと、この時期の選曲はKOTOKOさん大好きなインターネット老人オタクには刺さりまくりでした。「Kiss me! Choose me!」のソロVerの「好きだよ」の破壊力はヤバいのでぜひ聴いてください。

アイドル
><

Virtual Music Award 2020

2020年12月28日には、Virtual Music Award 2020に出演して、ソロでは「光の向こうへ(HACHI ちゃんカバー)」「in this world」、ShotgunRoseで「世界は忘れていくだけだ」、AZKi先生とレオナちゃんで「自己アレルギー」を披露しました。またこのフェスでは瑠璃姉とMaiRちゃんが「刹那ティックコード」を歌ったり、燦鳥ノムさんが「いのち」を歌ったりと、AZKi先生の曲が色んな人にカバーされて嬉しかったです。またいつかShotgunRoseの歌をライブで聴けますように。

2021年

TUBEOUT! Vol.5

2021年2月27日、SPWNにて「TUBEOUT! Vol.5」がオンライン開催されました。ホロライブとホロスターズの屈指の歌うまV同士の対バンという事で、見事に視聴者が歌唱力で殴られたライブでした。「Re:Hello world(律可)」→「in this world(AZKi)」→「.NEW WORLD(AZKi&律可)」とworldで繋ぐというセトリもニクイ演出です。AZKi先生の「違う文化の人が歌で繋がれて楽しかった」という言葉が印象的で、これまで企業や個人の壁を越えて歌で色んな人と繋がってきたAZKi先生が言うと重みが違いました。

3rd衣装も好き
男性との歌コラボも良

音楽を止めるな3

2021年3月22日には、音楽を止めるな3の中で「AZKi SPECIAL LIVE」を開催しました。この時3回目となっていた「音楽を止めるな」という企画は、色々なVtuberさんの楽曲MVを72時間流し続けるという企画です。流す時間はランダムなのですが、途中で本当にランダムかと疑うレベルの文脈を理解したエモい曲順でMVが流れたりして「DJランダム」という呼称が発生したりしました。この企画を通じて色々なVtuberとの新しい出会うことができましたし、何よりライブやイベントができなくなった世界でINNKの音楽を止めたくないという想いを私は尊いものだと感じました。そしてこのライブのセトリは星詠みの唄、タンタカタンタンタンタンメン、PINK,ALL,PINK!、曖昧ショコラーテ、Life is tasty!、FANTASTIC、ルーティン、各駅停車、光の向こうへ、メロウ、食虫植物、私論理、ドリームトリップ、フレーフレーLOVE、あすいろClearSky、FEEL ALiVE feat.AZKiと、カバー曲中心で構成されたスぺシャルなセトリでした。

エルあずはイイゾ
あずはちはイイゾ
あずめあはイイゾ

AZKi 7th LiVE 「Stand at the crossroads」

2021年4月11日には、 AZKi 7th LiVE 「Stand at the crossroads」#AZKiの分岐点がYouTubeにて全編無料で配信されました。このライブはAZKi先生がルートαからルートβへと進むことを発表した節目となるライブです。2022年7月24日に活動を終了する予定だったAZKi先生が、その先に進む決断をしてくれたことに、心からの感謝を。そして私の応援がほんの少しでもAZKi先生を支えになっていたら、それに勝る幸せはありません。推し活をする理由なんて詰まるところ、推しに幸せになって欲しいというシンプルなものだと思います。また大変光栄なことに、このライブのレポート記事をホロライブ公式サイトに掲載していただいています。ツラニミズさんから連絡が来たときは椅子から転げ落ちるくらい驚きました。

petal danceの花弁舞う演出好き
「ルートβに進んでいきます」と言った瞬間にフェイスペイントが消えました
はじまりはここから

不可解弐REBUILDING「不可解弐 Q1:RE- 形を失った世界で僕らは-」

2021年6月11日には、AZKi先生の推しである花譜ちゃんのライブ、不可解弐REBUILDING「不可解弐 Q1:RE- 形を失った世界で僕らは-」にゲスト出演して「未確認少女進行系」を一緒に歌いました。2人で手を振りながら「ハローハローハローハロー」と歌う姿はめちゃくちゃ可愛かったです。そして推しの隣で歌うというオタクの夢のようなシチュエーションに、AZKi先生が限界観測者になっていたのも、大変微笑ましかったです。それでもこの日は床にならずに歌いきったのは、AZKi先生のプロ根性に脱帽です。

推しと同じステージに立つAZKi先生
魔法瓶ポーズ
ハローハロー

TUBEOUT!FES -2021 SUMMER

2021年8月29日にはTUBEOUT!FES -2021 SUMMERに出演して、エルセちゃんとAZKi先生で「mirror」を、AZKi先生ソロで「without U」、「ひかりのまち」、「いのち」、「タイムカプセル」、「from A to Z」を披露しました。しかもAZKi先生はフェスのオオトリ。トリに相応しいロックもバラードもAZKi先生の文脈も知れる良いセトリでした。特に(今日のフェスの)思い出が未来に届くと良いなと歌う「タイムカプセル」が良い味を出してます。MCの「Vtuberの音楽を愛するすべての人と、この世界で頑張るみんなのキラキラした輝きがずっと続きますように」というAZKi先生の言葉も、現地ライブができない世界であがき続ける同士を鼓舞する言葉のように感じて胸が熱くなりました。

mirrorジャケット風スクショ大好き
野外フェス風ステージ
タイムカプセルの「えい」好き

AZKi 8th LiVE「Rewind & Reunion」

2021年9月12日、Z-aNにてAZKi 8th LiVE「Rewind & Reunion」がオンライン開催されました。このライブではPioneer Viewingという、ZOOMのWEB会議のようにライブを視聴している開拓者のカメラ映像をAZKi先生にだけ見えるようにする、という新しい試みがありました。パソコンの前で盛り上がっている様子をAZKi先生に見られるのは中々恥ずかしいものがありましたが、コメント以外の方法でこちらの熱気や楽しむ様子を伝えられたのは良かったと思います。AZKi先生とチームAZKiの、こうした現地ライブができない中でも、できることをやろうとする姿勢には、自分も腐ってはいられないと何度も励まされました。

リメイクされた2nd衣装
キリっとした表情も好き
布があるのに布が少ない衣装

星街すいせい1stソロライブ「STELLAR into the GALAXY」

2021年10月21日、豊洲PITにて開催された星街すいせい1stソロライブ「STELLAR into the GALAXY」にAZKi先生はゲスト出演、すいちゃんと一緒に「ひかりのまち」と「The Last Frontier」を歌いました。この日の二人が一緒に歌う光景は、2019年7月27日に秋葉原エンタスで行われた「INNK EXHiBiTiON」で二人の「トライアングラー」を聴いてから、ずっと待っていた景色でした。正直この日の「The Last Frontier」が最高だと思っていました、2024年3月17日までは。まさか最高を超えた最高の景色を見せつけてくるとは、やったな星街。

ずっと見たかった景色
「時間はかかったけど今日この曲を歌えることがうれしい」

夢の終わりに

2021年12月29日、イノナカミュージックのプロジェクト終了と、AZKi先生のホロライブ移籍が発表されました。この発表を読んだ時に、頭の中が真っ白になりしばらく現実を受け入れられず、夢の中にいるようなフワフワした気分になったのを覚えています。それからジワジワ現実だということが頭に染み込んできて、グチャグチャになった感情のまま、泣きながら書きなぐったのが下記のnoteです。そしてツラニミズさんの最後のnoteに書いたコメントに、私がAZKi先生を応援している理由が書いてありました。たぶんこの気持ちは今も変わっていません。

AZKi先生とツラニミズさんへずっと抱いていた感情

2022年

hololive 3rd fes. Link Your Wish Supported By ヴァイスシュヴァルツ

2022年3月19日には、hololive 3rd fes. Link Your Wish Supported By ヴァイスシュヴァルツにて、AZKi先生ソロでは「画面の中の君が好き」、ユニットでは「モザイクロール(Reloaded)(AZKi、天音かなた)」を披露。「画面の中の君が好き」では歌詞をいつもとは改変して歌うという、ニクイ演出をしてくれました。「一緒に過ごしたこの時間が 命を燃やしたこの時間が 僕らの大切な思い出として永遠に残りますように」という言葉は、Vtuberさんとそのファンの普遍的な願いのようにに感じます。今では「かなけん」で縁の深い「かなあず」の、モザイクロールも魅力の異なる二人の歌声が見事に調和していて正に歌唱力の暴力でした。

画面の中の君が好きの手で「」を作る振り付け好き
天使と歌姫の❤だ
アンコールでライブTシャツを着るライブは良いライブ

ホロライブ移籍

2022年4月1日、AZKi先生はホロライブに移籍しました。ここからの軌跡はYouTubeにもしっかりとアーカイブが残っています。配信活動が中心になり、歌枠やゲーム、誕生日や周年ライブを行い、新衣装のお披露目、コラボ、とホロライブのメンバーとしてAZKi先生は活動していきます。GeoGuessrとの出会いは、中でも大きな転機でした、自己紹介の口上が変わるくらいの。AZKi先生の配信は、コラボ配信の時に顕著なのですが、準備を入念にしているのが伝わってきます。コラボ相手の歌枠を聴き込んで好きな曲をセトリに入れたり、GeoGuessrのマップを作ったりと、おもてなしの精神がすごい。フリートークが苦手と言っていたので、その反動で準備を入念にするタイプなのかも知れません。ホロライブに移籍してからのYouTubeチャンネル登録者数の伸びは目覚ましくて、一体何が起こっているのか戸惑うレベルでした。ホロライブ公式の企画に参加したり、公式のグッズも増え、開拓者もマスコットとしての姿を得て、多くの開拓者が新たにAZKi先生のことを応援してくれるようになりました。

反面、INNK時代の開拓者の幾人かが袂を分かったのも観測しました。これまでの活動形態から大きな変更をしたので、そういう事もあると思うし、AZKi先生もそんなことは百も承知だと思います。去る者は追えないのがアイドルです。他人事のように書いているけれど、私にもINNIに未練や複雑な感情がないわけではありません。それでもAZKi先生を応援するのはなぜか?と自問しても、明確な答えはありません。5年前なんとなくAZKi先生を見始めて、気が付くとずいぶん遠くに来ていたというのが正直な所です。AZKi先生の歌に命を救われたとか人生を変えられたとか強いエピソードがあれば格好も付くのかもしれないけれど、ただAZKi先生の歌が好きで、ただAZKi先生のライブが楽しかった、というだけの、ただのオタクが私です。自分語り失礼しました。

VTuberFes2022

2022年4月29日には、ニコニコ超会議のVTuberFes2022に出演。AZKi先生は「Snow halation(MaiR、朝ノ瑠璃、AZKi、戌亥とこ、エルセ、かしこまり、宗谷いちか、花鋏キョウ)」と、「Shiny Smily Story(ときのそら、AZKi、夏色まつり)」と、出演者全員で「ピース!!」を歌いました。フェスらしい珍しい組み合わせでのスノハレと、ホロライブの清楚なアイドル3人によるSSSでフェスは大盛り上がりでした。往年の名曲をみんなで歌うのは、シンプルに楽しいですね。SSSもそろそろVtuber楽曲の中では鉄板の曲と言えるかもしれません。

V-Carnival VOL.2

2022年6月11日には、V-Carnival VOL.2 DAY1に出演して、ソロで「いのち」と「オーバーライト」、出演者全員で「adrenaline!!!」を歌いました。Vカニのようなフェスでの「いのち」はソロライブの時のそれよりも少し感情を抑え気味だったように聞こえて、AZKi先生の言う「その時の感情を乗せて歌う」という事を実感できます。同じ曲でもライブによって全然感想が変わるし、曲が成長していくのが分かるから、AZKi先生のライブが好きなのです。

原作MVリスペクトのVJ
上書きの地図を広げて
最後はみんなで

vortexオープニングイベント

2022年10月7日には、vortexオープニングイベント DAY4に出演して獅子神レオナちゃんとAZKi先生で「Brightenin' Hope」を、エルセちゃんとAZKi先生で「mirror」を、AZKi先生ソロで「from A to Z」、「リアルメランコリー」、「最強x最弱ガール」、「ローテート・リピーテッド」、「いのち」、「世界は巡り、やがて君のものになる」を披露しました。この日の出演者はエルセちゃん、レオナちゃん、AZKi先生とAZKi対バン企画「LAST V STANDiNG」の出演者ばかりで、この出演者をセッティングした人が分かり手すぎです。スタンディングオベーションとハグをしてあげたくなります。彼女たちが今も活動を続けて、こうして関係が続いていることは、本当にすごいことです。そしてエルセちゃんとAZKi先生が同じステージに立つ時は「mirror」を歌うのが、もはや伝統行事ですね。

mirrorはイイゾ
ウインクです
LAST V STANDiNGの再演

2023年

hololive 4th fes. Our Bright Parade

2023年3月18日には、hololive 4th fes. Our Bright Paradeにて、AZKi先生ソロでは「afterglow」、ユニットでは「可愛くてごめん(ロボ子さん、AZKi、夜空メル)」。今のビジュアルになってから初の全体フェスでした。大人びた雰囲気のある今のAZKi先生と「afterglow」の儚いメロディは相性抜群、そこから「可愛くてごめん」の小悪魔アイドルな曲のギャップにやられました。

afterglow
可愛くてごめん(可愛い)
ぱれぱれ~

VTuberFes2023

2023年4月30日には、ニコニコ超会議のVTuberFes2023に出演。AZKi先生はソロでは「Intersection」、まつりちゃんそらちゃんと「Our Bright Parade」を、出演者全員で「ピース!!」を歌いました。格好良い「Intersection」で会場をクラブのように湧かせ、3人で「Our Bright Parade」を歌ってアイドルらしい可愛い姿も見せる、というたった2曲でAZKi先生の歌の魅力の幅広さが垣間見える良い選曲でした。全員でフェスのテーマ曲を歌うのも、シンプルに楽しいです。色んな垣根を超えたフェスは、Vtuberさんのソロライブや事務所のフェスとは別に、今後も発展していって欲しいと思います。

3枚目の地図

2023年10月4日にビクターエンターテインメントからAZKi先生のメジャーデビューEP「3枚目の地図」が発売されました。メジャーデビューという新しいルートγへ歩を進めたAZKi先生。その門出を飾るに相応しい楽曲たちです。特に「エンドロールは終わらない」の歌詞を読むだけでも今までの思い出が蘇って床になります。ライブでこれをAZKi先生が感情を乗せて歌うのを聴いたら、果たして立っていられるかわかりません。瀬名航さんとAZKi先生の組み合わせには、いつも感情を破壊されます。

Futurity Step

2023年12月20日にビクターエンターテインメントからSorAZのメジャーデビューアルバム「Futurity Step」が発売されました。活動の中心に歌があった二人がこうしてユニットとしてアルバムを出して、SorAZで現地ライブができるのは、二人が何度壁にぶち当たっても諦めずに活動を続けてくれたからです。SorAZのオンラインライブを見るたびに抱いていた、「いつか現地で」という願いが数年かけてかなって、本当に嬉しかったです。

2024年

SorAZ Major Debut Live「First Gravity」

2024年1月27日には、CLUB CITTA'にて、SorAZのMajor Debut Live「First Gravity」が開催れました。このライブの途中、そらちゃんが涙して声に詰まる瞬間があり、AZKi先生がそらちゃんに寄り添う形で支えるという場面がありました。そらちゃんの背中を見て活動してきたAZKi先生が、そらちゃんの隣で一緒に歩んでそらちゃんを支えるようになったことは、AZKi先生の成長とも二人の絆が深まったとも言えます。またAZKi先生のパフォーマンスには経験に裏打ちされた自信を感じて、初期の頃の陰はなりを潜め、今はアイドルらしい輝きを放っていたと思います。

SorAZの絆
ドレス衣装で歌うSorAZ好き
キリっとした顔も好き

hololive 5th fes. Capture the Momen

そして来る2024年3月17日、AZKi先生とすいちゃんの二人で「The Last Frontier」が披露されました。今回のフェスのStage3のKVを見るとmiComet推しという予想を覆してのINNK組による歌唱、今回のための歌詞変更や、すいちゃんからの手紙という、にくいほどの伏線と演出を重ねての歌唱は、開拓者だけでなく会場にいた人、配信で見ていた人みんなに大きな感動を与えました。私はこの光景を見てINNKへの餞のように感じたし、秋葉原エンタスから始まったAZKi先生の旅路がこんな大きな舞台に繋がったことが、純粋に嬉しかったです。3rdライブで「開拓者をもっと大きな舞台に連れていけるか不安」と震えていた姿からは想像もできない大きな花を咲かせてくれました。

にゃんにゃん
INNK組の絆
Capture the Momen

まとめ

振り返ってみて、私はAZKi先生の歌とライブが大好きなんだなと再認識しました。音源のAZKi先生の歌声も素晴らしいけれど、ライブの一回性の中でしか体験できない、歌に乗せられた感情やパフォーマンスで表現された芸術を、ライブ会場の熱気と空気の中で全身に浴びる時間が、一番いのちを感じます。ホロライブに移籍してから初となるソロライブは、4thライブのAZ輪廻から4年以上の時間を経て開催されます。開拓者の寄せる期待が大きいことは想像に難くありません。でもAZKi先生なら、期待以上のライブを見せてくれる、私はそう信じています。

乱筆乱文をここまで読んでくださった人達にも、心からの感謝を。もしあなたがAZKi先生と一緒に世界を開拓してくれる開拓者であるなら、これに勝る喜びはありません。これからも開拓者みんなでAZKi先生が創る世界を応援していきましょう。

クソみたいな始まり

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