【ライブレポート】多くの人に歌声が届いた 巫てんり1周年記念路上ライブ"Dandelion"
2024年4月20日に巫てんり1周年記念路上ライブ"Dandelion"が秋葉原UDX広場にて開催されました。今回はいちなぎっことして、その感想を書いていきます。配信もあったので、路上ライブの空気を感じたい人はぜひ見てください。
まずライブの開催前に物販がありました。私は全部セットとライダム缶バッジを購入。トレーディング広場で、なぎっこと交換をして無事缶バッジをコンプリートすることができました。SDのてんちゃんも、MVのてんちゃんも描き下ろしのてんちゃんもどれも可愛かったです。
このライブ前日、てんちゃんが両面テープを使って手作りしたという巫神社にもお参り。お賽銭を供えて、お守りとおみくじをもらってきました。路上ライブご祈願ノートにも、てんちゃんへのメッセージを記入してきました。てんちゃんのこういう手作り感のあるイベント作りは温かみを感じます。しかもそれを前日まで拘って作っていたのは、てんちゃんの周りの空気は文化祭の準備をしているような空気なんだろうな、と推測します。風が吹くと巫神社がグラグラしてたのはご愛嬌。
17時の少し前、テストということで、てんちゃんが登場。「シュガーソングとビターステップ」と「フリージア」の2曲を一番だけ歌いました。てんちゃんがフリーズするというトラブルがありつつも無事テストは完了しました。
そしていよいよ待ちに待ったライブ開演の時間。まずは見た目をリニューアルした神様が登場、1年間感動を頑張ったてんちゃんに労いの言葉を送ります。
そしててんちゃんの歌が始まります。てんちゃんは9曲プラスアンコールで全10曲歌いました。セットリストは次の通り。
巫てんり1周年記念路上ライブ"Dandelion"セットリスト
1.Mela!
2.ライメイ
3.星座になれたら
4.シュガーソングとビタースタッフ
5.妄想感傷代償連盟
6.極楽浄土
7.やさしさで溢れるように
8.ADAMAS
9.ソワレ
EN.ファンサ
開幕の「Mela!」と「ライメイ」の格好良いロックな2曲で会場のボルテージはMAX。「Mela!」の冒頭をアカペラで歌った所で、私は格好良すぎて痺れていました。「ライメイ」は歌もさることながら振り付けも格好良かったです。サビのところの回ったり左右に手を上下させる振り付けと、最後に手で天を高く突くポーズが好きです。
MCでは今回初めて来てくれた方お二人とてんちゃんが交流。見事に「ファンになっちゃいそう」という言葉を引き出しました。はつなぎさん、らっしゃーせー。
今までの格好良さから一転、「星座になれたら」の振り付けは可愛い振り付けでした。歩くように両腕を振る所と、両手でハートを作る振り付けが可愛すぎてクラクラしました。「シュガーソングとビターステップ」は前日にショートで振り付け動画を出していたので予習はバッチリ。ハンドウェーブも最後の決めポーズも振りコピするの楽しかったです。「妄想感傷代償連盟」のピアノアレンジが始まると再び空気が一転、しっとりとてんちゃんの歌に聴き入りました。このセットリストの温度差に、いつも私の感情はジェットコースターのように乱高下させられて虜になってしまいます。
この後衣装を黒てんりに変更してからダンスタイム。曲のテンポに合わせて軽快に踊るてんちゃん。ダンス曲の終わりが、その後の「極楽浄土」のイントロと綺麗に繋がっていて、そのまま歌はなだれ込みます。「極楽浄土」のダンスのカロリーは非常に高く、てんちゃんの激しいパフォーマンスに呼応するように会場も大盛り上がり。私はサビの両腕を糸巻き巻きのようにグルグルさせる振り付けが印象に残りました。踊り終わった後のてんちゃんの荒い呼吸からも、全力のパフォーマンスだったことが伝わりました。
そして今日の路上ライブを皮切りに全国路上ライブツアーを行うことを告知。色んな土地のなぎっこさんに会いに行きたい、とてんちゃんは思いを語りました。こんな楽しいライブなら、可能な限り参加したいと思います。
その後「家族のようなみんなのおかげで私はここに立てています」という思いを込めて「やさしさで溢れるように」を歌いました。私はこの歌は初めて聴いたのですが「ありがとう」「愛してる」「そばにいるよ」という気持ちがストレートに伝わる歌で、てんちゃんにとって大切な歌というのも納得です。ここまで真っ直ぐに溢れる気持ちを伝えられたら、こちらもてんちゃんのことが愛おしく感じて、彼女と同じくらいの気持ちを返したい、と思いました。
ついにライブは佳境に。てんちゃんの持ち歌で盛り上がる曲二台巨頭「ADAMAS」と「ソワレ」を歌いました。「ADAMAS」はオーオーオーオーとみんなで一緒に声を出し、「ソワレ」では激しく歌い踊るてんちゃんに負けないくらい、なぎっこもクラップしたり拳を突き上げます。
最後の曲を歌い終わり、てんちゃんがステージから降りたらすぐにアンコールが始まりました。アンコールの声に応えてステージに戻ってきたてんちゃんは、今年ももっと楽しいことをしたいこと、延期しているオリ曲も早く出したいことを語りました。そして愛を込めて歌うのは「ファンサ」。ライブの最後を飾るにふさわしいみんなで楽しめるアイドルソングです。もっと！やフー！と残った体力を使い切る勢いでなぎっこみんなで声を出しました。
エンドカードにはてんちゃんからのメッセージが映し出されます。後ろの人が写真を撮りやすいように、前の人がしゃがんでいました。なぎっこあったけぇ。
てんちゃんのメッセージを読んで思ったこと。私の方こそ、てんちゃんからたくさんの楽しい、嬉しい、幸せ、という感情をもらってます。あなたと出会ってから、私の人生は彩りを増しました。これからもあなたとたくさんの思い出を作りたいです。
今日のこの1周年ライブは、てんちゃんからなぎっこへの感謝の気持ち熱いほど感じるライブでした。全身全霊の歌とダンスが彼女の心を表現していたと思います。そして道ゆく人たちが足を止めて巫てんりの歌に耳を傾けていたのは、彼女の歌が琴線に触れた証拠です。全国路上ライブツアーを通じて、てんちゃんの歌声はもっとたくさんの人に届くと思います。てんちゃんはこらからもっと大きく成長します。その姿をこれからも隣で見ていたい。そう強く思ったライブでした。
最後に、今回のライブのタイトル、ダンデライオンの和名はたんぽぽ。花言葉は「愛の神託」「幸せ」「真心の愛」。ライブを通じて、てんちゃんの伝えたかったことは、タイトルを見れば一目瞭然だったということですね。
（2024/04/22追記）1周年記念配信で黄色と白のたんぽぽの両方の意味を込めたことが明かされました。白いたんぽぽの花言葉は「私を探して」「私を見つめて」です。