心霊・オカルトに対する自論
夏です。
すっかり夏が全開です。
暑い夏に怪談や心霊映像なんてのは、もう日本の風物詩かと思いますが、僕もそのテのお話が大好きなもんでして、よく観ております。
うちの母親が霊感があるやらなんやらだったり、ご近所さんや知り合いからのいわゆるナマの霊体験を聞くのはとても楽しいです。
なにぶん、自分にはそういった体験がほぼ皆無ですので。
なので
僕自身としては幽霊がいるかいないかなんてのは野暮であり
エンターテイメントや娯楽として楽しむもんと思っておりまして
極端な話、プロレスの試合に興奮する感覚に非常に近いです。
幽霊が存在する証明もできないのと同じく、存在しないことを証明するのもまた同様に困難であり
個々の解釈でいいじゃないかって感じで。
信じてなくたって暗闇は怖いもんだし、信じてもどこか懐疑的な部分はあるはずです。
その曖昧さに魅力があるもんじゃないかなーって。
それを踏まえた上で
僕が働く職場にスピリチュアルおばさんがいまして
最初は「なんか怖い話とかないですか?」って感じで話してたんですが、どうもご自身やお子さんが「視える系」の人間だと話される。
それはすごい!って感じでいろいろ聞いてると、途中からだんだん胡散臭い感じになってくる。(別に霊感商法的な話ではないですw)
要約すると神様的な話。
その時点で少しうーんってなってましたが、どうやら人間は死後も働き続けないといけないらしい。
どういうことですか?なんて聞くもんなら
人間界に時折見かける幽霊なるもんは、ポイントを貯めるために働いており、そのために人間界に姿を見せているのだとか。
…幽遊白書?とか思いながらもう少し黙って聞いていると
生前の生き方や先祖や前世から引き継いだポイントなるものが採点されており、それが死後に神様に評価されるという。
そのポイントが低いと所謂地獄などの低い階層でいないといけない。
もっと上に上がりたければポイントを稼ぐ活動をしないといけないらしい。
それは大変だ。
生きているうちにできるだけ善行を重ねて死後の生活に備えねば…
でも!
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お見逃しなく!
って
なりません?
今のは極端にしかも悪意を持って例えましたがw
つまり
そういう話が大嫌いなのです。
幽霊やオカルト話は大好きですが、真に受けたことはありません。
特に死後の世界やその概念については宗教観が大きく影響します。
もし、仮にそういった制度が本当に存在するなら世界中の共通認識じゃないとおかしくない?
少なくとも俺はそんな話は幽遊白書でしか聞いたことないし、俺が知らないだけなのか?
幽霊が視えるだのなんだの言ってる人がそういった事を言っちゃうと
自分の頭の中での出来事をさも世の中の真理みたいに説くと、途端に宗教感や胡散臭さが際立ってしまいます。
それは非常に危険なことではないか
と
職場のスピリチュアルおばさんに長々と指摘しちゃいました。
そんなのはいくら何でも幽霊に失礼だろうって。
心霊やオカルトに対して肯定も否定もしていません。
あくまでエンターテイメントのひとつとして楽しませてもらっているだけです。
僕はね。
どうせならウソでもホントでもいいから楽しい方がいいでしょ。
もし上に書いたポイント制話は本当だよ!って方は
明確な根拠と理由を述べてご教授ください。
全くフラットな立ち位置で伺いますので。