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Sさんと僕
4年前
「大輔、ハンバーグすきだったろ?」
「はい」
「ここのハンバーグは美味しいから食べなさい、、、何をニヤニヤしてるんだ?」
「いや、僕がハンバーグが好きだったなんてよく覚えてますね?」
「別に覚えてたわけじゃないよ!!お前が、昔よく食ってたからだよ!!」
少し強い口調で僕にそう言ったのは、15コ上の構成作家Sさんだ。僕が18歳の頃に知り合った。
「ハンバーグ好きですけど、食いすぎて今はちょっと嫌いですよ」
「なんだそれ!!じゃあほかの物食べろよ!」
「ハンバーグでいいです」
「勝手にしろ!!」
20年前
二度目の東京上京は23歳の時だった。18歳で一度上京しているが、またそれは別の機会で。
電話が鳴った。
青木さやかからだ。
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