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【RX郷間】2023.11.12ツールド沖縄140kmマスターズ 49位

昨年のツールド沖縄後、Roppongi Express
に加入させてもらってから1年間の目標を
ツールド沖縄140kmマスターズと決めてトレーニングをしてきた大事なレース。

今年の140kmマスターズにはチームから、
マコッチさん、西山さん、福田さんと4名。

天候は雨、スタート時は非常に寒くイナーメアップオイル、レインジェルをタップリと塗りこみ
召集時間ギリギリまで実走でウォーミングアップしたが、スタートラインに並んでいる時間が長くて寒さで震えそう。

140kmのコースは1回目のフンガワまで
ウォーミングアップには距離が短かく、エンジンが温まるのに時間が掛かるマスターズには少し
辛い設定。

フンガワは集団前方で入り、余裕をもってクリア、タイムは18分21秒なので昨年と変わらず、
去年より残った人数が多かったのは、湾岸佐久間さんがペースを作り、ペースの上げ下げが無く
一定だったので後ろも残りやすかった。

1本目を登って自分の調子は悪く無いと感じた。

フンガワの下り、
タイヤはGP5000TT TR28Cマクハル仕様。
当日に雨の可能性も考えてのタイヤ選択。
空気圧は試走時より0.2落として、F4.0 R4.2
低圧に落とせるチューブレスの恩恵は大きい。
とにかく機材の選択ミスは無い様に普段から
チームから色々と教えて頂いている。

下りはスタート前にマコッチさんに言われた、
「周りが全員、転ぶかもしれない前提で下れ」
と避けられる様に安全にマージンを取る。

補給所を通過してからはサイクリングペース
奥の登りはコレ奥の登りだっけ?って位
ペースは上がらず海岸線へ。

先頭10名位でローテーションしているが、
かなりゆっくり、皆脚を溜めているので
2回目のフンガワら人数絞る動きが出るのかなと警戒するが、2回目のフンガワも自分は無理せずにペースを合わせて我慢の予定。

2回目フンガワ
下から湾岸の佐久間さんが1本引き、誰も前、横にすら出る事なく佐久間さんのペースで登る、
そのままKOM通過と思ったが、KOMまで数十メートルの所で1名の選手がKOMを取りに行った。

自分的にはコレは全くリスペクトが無い動きだと
感じて、それは無いだろ!と声を上げたがその
選手には届かず、、
勿論ルール違反では無いので全くは問題ない。
しかし、そんな事して獲得したKOM賞にどんな
価値があるのだろうか?

数名がその動きに反応してペースを上げたけどKOMを過ぎてから登りのピークで安全確保の為
5番手辺りまで上がってから下る。

ここで自分が最大の過ちを犯してしまった。

フンガワ2回目の下り
もう皆が雨の下りに慣れて来ているだろう、
勝手な過信、思い込みがあった。

更に安全確保のためピークには集団前方、
5、6番手だったので先頭付近は無理なスピードで下る必要も無く、安全マージンは取れているという心の緩みがあった。
マコッチさんからスタート前に言われていた事が抜けてしまっていた。。

フンガワの下りで自分の目の前を走っている選手が単独でスリップ落車、車間を開けていたが、
自分の技量ではウエット路面でコースを変える事が出来無かった。

もっと滑って避けてくれと思いながらロックしない様に荷重を後ろにして減速が精一杯、
なんとか低速で突っ込んだので
乗り上げてパタンと倒れるだけで済んだが、

後続はロックさせながらハイスピードで続々と
突っ込んできて大落車。

自分はパタンと倒れただけなので、身体のダメージは全くなく、立ち上がってすぐに追いかけた。

恐らく落車を見た集団はスピードが落ちていて
何とか追いつきそう。
しかし、リアディレイラーが曲がってしまった様でカチャカチャと勝手に変速してしまう。

もう少しで追いつきそうな所でチェーンが
ロー側に落ちてしまいストップ。

もう回収車を待つしか無いのかと諦めたが、
フンガワの補給所にCUBさんとヤマケンさんが
サポートで立っていてくれたのを思い出して
バイクを抱えて歩いて戻った。

メカニックCUBさんに何とかロー側に落ちない様に調整してもらい、何とか走れる。

自分のレースは終わってしまったので、正直心は折れてしまったが、ゴールを目指す事にした。


今年のツールド沖縄は残念な結果に終わって
しまいましたが、この悔しさを決して忘れず、来年のツールド沖縄に挑戦しようと思います。










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