生き方変わったなー
今年も元部下から、誕生日プレゼントにハンドクリームをもらいました。
毎年ハンドクリームなんだけど、そんなに荒れてますか?
これは、結構な頻度で経営者の方々に言われるのですが、「節約するくらいなら、買うな。」という言葉。
欲しかったら儲けて買えという意味です。
節約ってのは、何かを妥協するということなわけです。経営に置いては利率確保のために節約することはあるのだけれども、これって非凡で無くて物凄く凡庸な考え方。
AもBも欲しいなら、両方手に入れる発想をしないと普通で終わるよという意味に捉えています。
なるほどなぁ。堅実=普通。
大きな変化は起きづらいのだなと共感できます。
中途半端なサラリーで、いい年齢を迎えると、転職しようにも今の生活水準を落とすリスクがあり、結局外に出られないということが往々にして発生します。
私、辞めた年は700万くらいの年収で、世の中一般的に見ればもらっている方でした。たぶん、結婚してたら辞められなかっただろうなと今でも思います。※いや、辞めてたな。
色んな事情を抱えて現実と理想の狭間で葛藤するけども、結局リスクを嫌って凡庸に落ち着いていたはず。
今って、キャッシュアウトに耐えきれない月で単月赤字でも結構大胆にお金を使います。粗利で赤でも使うので、事業税差っぴかれるととんでもなく大赤なのですが、ためらうことが無くなってきました。
ただ、この投資って結構当たっていて、身の丈に合う生活は身の丈同じ人としか繋がれず、ワンステージ上にいる人と繋がることが出来ないので(可能性が低い)、仕事もその単価、そのレベルでしかしないことになる。
辞めてから何人もの経営者たちと繋がってきたが、共通して大きなリスクを背負っている人たちばかりだ。取り立てに追われてた人もいるし、ホームレスしてた人もいて、それでもリスクを取って信念を貫いてきている人だらけ。
自分の力がすごいと勘違いしている、よその会社のサービスをあーだこーだ批判している、そこらの中途半端な管理職とは人種が違う。そういう奴は大抵自分で作ることが出来ない。
来月生きていけるか不安で、死ぬかもしれないジリ貧だけれども、やりたいことをやって誰かの役に立とう、その対価を適切にもらおう。
そして、恩ある人が困ったときに差し伸べられるようになろう。
これが、当面の目標。
ダメだったらサラリーマンに戻ろう。
誰かに従うというのはそもそも性に合わないってのがあるので、戻るのは無理だけどね。