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【映画】この会計士は1.5km先のメロンをライフルでぶち抜けるよ。

 みなさん、こんばんは。😆今回も私の好きな映画を紹介させて頂きます。☺️

自閉症の我が子の為に

 自閉症という特別な力を持つ我が子。うまく人とコミュニケィションが取れず、弟だけが唯一意思疎通ができる相手。そんな我が子にかつて軍事だった父は執拗に闘い方を教え込む。

 体術から銃器の扱い、人間心理まであらゆることを教え、いつか仮に一人になっても生きれるよう愛を注いだ。人と違っていても、自閉症は劣っているわけではない。自分を受け入れ、その力を理解すれば常人よりも優れた能力を発揮します。元軍人の父親は、気がついていただろうか?

無感情で情に厚い会計士

 会計士は無感情でした。必要なことしか興味がなく、自分が成すべき事だけをすればいい。フレンドリーな挨拶もランチの誘いもどうでもいいのです。
 だか、彼は情に厚く法律を上手く掻い潜り顧客を助けます。寸分の狂いもなく、的確に効率よく。まるで1km先の標的を高性能ライフルで正確に撃ち抜くようでした。

戦闘方法を学ぶのと恋を学ぶのは似ています

 リビング・ロボ社という大企業から社内会計に不正があるかもしれない為と調査を依頼され、ここでも彼の天才ぶりが発揮されることになります。膨大な量の情報を調べ、コンピューターより早く異変を見つけます。手を貸すよう派遣されたディナはあまりのことに驚きますが、まずは会計士と一時の喜びを分かち合います。
 会計士の心に共に喜びを分かち合う女性が暖かく素晴らしい物と気がつく瞬間です。

 しかし、そんな二人の調査が打ち切られます。リビング・ロボ社の財務責任者が、糖尿病の薬を過剰摂取し亡くなったことが理由でした。
 会計士が発見した不正について責任を感じ、インシュリンを過剰摂取し、自殺したのでは?とのことでした。

二つの物語

 この映画には二つの物語が進行します。
 財務省の捜査官は、長く不正を働く犯人を調査していました。さまざまなことがあり、事件は長期に渡り調査が必要でした。そんなある日、張り込みをしていた建物で暴動が起き、捜査官は状況確認のため中に侵入します。
 大量の亡き骸が転がる室内。捜査官は耳を澄まし、五感を研ぎ澄ましながら進むと、ふいに後頭部に銃を突きつけられます。足音も気配もなく、これまでの経験は何だったんだと思うほどの恐怖を感じます。
 「許してくれ、私には2人の子供がいるんだ。」と哀願する捜査官。すると後ろから「捜査官、お前は良い父親か?」と聞かれ、決して悪い父ではないと答えると、ゴーストのように気配が消えます。
 座り込む捜査官……彼は初めて死に直面しました。

戦闘は肉体に頭脳を合わせると生存率が上がります

 不正を発見してから会計士は謎の集団に襲われます。もちろんアメリカ映画ならではの展開ですね。😆会計士の手伝いをしていた女も消してしまえとは、陰謀映画の王道です。😆
 子供の頃から戦闘の英才教育を受け、隠れみのとして会計士をしています。自閉症の自分と戦い、様々な能力を身につけ、単純に困っている人を助けます。
 劇中補佐する女性から荷物をまとめて姿を消すよう指示されますが、手伝いをしていた彼女を救うと指示に逆らいます。
 
 お世話にもリアルな戦闘とは言えませんが迫力のある戦いをします。また特別な訓練から生まれた伏線もまた戦闘に凄みを加えています。スリル・サスペンス映画としては楽しめると思います。☺️👍

最後に「あぁ、なるほどね…」とまとめ上げます

 映画によってはもやもやする終わり方もあるのですが、ザ・コンサルタントはちゃんとスッキリします。☺️  
 会計士に手を貸す女性、愛すべき父と弟。そして超高性能で驚くほどの価値あるコンピューターが養護施設へ寄付されます。これら全てが一つの解決となり、物語は終わります。
 会計士の恋は、不器用で柔らかく無表情でありながら熱い気持ちだという部分も楽しんでくださいね。


『ザ・コンサルタント』(原題: The Accountant)は、2016年製作のアメリカ合衆国のアクション映画。ベン・アフレック主演。

 

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