
若手ビジネスマンは、アオアシを読んでほしい!
今週、友人とフットサルをやって気づいたこと。
「大輔さん、もうサッカー歴の方が長くないですか!?」
野球歴は、小学校3年生から大学2年生の11年。
遊びでサッカーを始めたのが21歳で今37歳で16年。
気がついたら逆転してる!!!
話は一気に飛ぶがサッカーマンガの「アオアシ」が熱い!!
サッカーマンガの王道は「キャプテン翼」「シュート」「DAYS」など、部活がメインだが、「アオアシ」は異質。でもそれが故に学びが多い!!
若手ビジネスマンに読んで欲しい理由は3つある。
1:部活ではなくユース
Jユースの「サッカーの楽しさ」と「部活動のサッカーの楽しさ」は、結局違うんです。(エスペリオンユース福田監督)
アオアシの舞台は、部活ではなくユース。トップチームでプロになる選手を育成する組織だ。そのため、監督もコーチも選手も「プロになるために」という基準で全てが行われる。
この発言はかなり先に進んでからのコメントだが、この前提は最初からずっと描かれていて、この前提が学ぶべきポイントだ。
仲間のために戦い、心からサッカーを楽しんだ。それこそが部活動の高校サッカーの楽しさの本質だと思います。(福田監督)
Jユースは、「プロにならなければならない」あくまでも「個」なんです。「仲間のために」という概念はJユースという構造の根底にはありません。
ビジネスマンも一緒だ。学生時代とは意識を切り替える必要がある。
「これくらいがんばったからいいだろう」「今までこれでやれてたからそれで大丈夫」という基準では通用しないのがビジネスの世界だ。
「仕事が楽しい!」というにもその「楽しさ」の質を変えていく姿を疑似体験できるマンガとも言える。
2:やりたいことを貫く?生き残るか?
「◯◯に転向しろ。」「双海の浜で最初に会ったときから決めていた。」
「だったらやめろ。ユースはサッカースクールじゃない。戦力にならないとわかっている者をおいてはいけない。」(エスペリオンユース福田監督)
主人公は生粋ストライカー。田舎のチームではダントツのうまさだった。
アシトの中学校最後の試合は、負けたもののハットトリック達成。
「セレクションを受けに来い!世界へ連れてってやる!」
エスペリオンユースの福田監督の一言から主人公のアシトは田舎の愛媛から上京、難関のセレクションをクリア、壁にぶつかりながらも順調にユースで実力を発揮してきた。
トップチームへの昇格がかかった試合でも1ゴール1アシスト。チームの連勝に大きく貢献し、成長した自分への手応えを提げて意気揚々と面談に望んだアシト。
そんな彼への非常な通告が冒頭のセリフだ。
「俺は世界一のFWになりたくてここにきたんだ。」と反発したアシトのその後の捉え方が学びだ。
3:世代を超える突き抜けた存在の基準
「今、この瞬間史上最高のサッカー選手って誰だ、青井?
その時代、その時代、世界中の誰に質問をしても、パッと思いつく選手っているだろ?俺は、それが俺でありたい」
アオアシにおいて、圧倒的な存在でリードするのが栗林晴久だ。
16歳でトップ昇格し、世代間の日本代表でも飛び級で上のカテゴリーで活躍し続ける彼に対して、主人公のアシトがサッカーノートをもらった。
プロになるために基準を学びたいアシトは、そのノートを見て愕然とする。
「栗林さんは何を目指して、サッカーやってるんですか?」
このアシトに発言の回答が、冒頭の発言だ。
「一度切りの人生をサッカーに投じると決めて、そこを目指さない理由がわからない」(栗林晴久)
この基準に触れ、彼は目指すものを引き上げていくことになる。
ビジネスの世界でもぼくはこういう経験が何度もある。
突き抜けた存在が近くに入れる環境を選ぶことも大事だ。
まとめ
今日は3点にしぼって展開したが、「アオアシ」はビジネスマンにとっての学びの宝庫。
キャリアアップしたい人、少し壁にぶつかっている人におすすめです。