童貞脱出計画
こんにちわ。
泥水メンバーの事を紹介し、前回の記事で兼近さんの事も書かせて頂き、沢山反響頂いてとても嬉しいです。
兼近さんからも直接連絡頂いて、本当に書いてよかったです!
『照れる。』と言ってました!笑
自分のことを書こうと思ったのですが、初投稿の記事である程度書いてしまっているので、今回は細かく書いていきたいと思います。
僕の事を話す上で、最初に話さなければならないのが28歳にして女性経験がないという事です。
つまり、『童貞』です。
タイトルにある通り、童貞卒業計画と言う事で、過去の自分の恋愛をここに正直に書き、成仏させ、次の恋愛に進みます!!!!
童貞卒業計画、その一。
過去を断ち切り前を向く!!!
僕は童貞ですが、卒業のチャンスが全くなかった訳ではありません。
1回目のチャンスは、大学二年生の時、僕はバスケットサークルに所属していました。サークルのマネージャーをしてた女性が半同棲していた彼氏と別れ、1人暮らしをしていた僕の家にい泊まりに来る事になりました。
彼女は身長が小さくいつも活発で、小動物系女子でした。
笑った時に見える八重歯がとても印象的でした。
これからはRさんと書きます。
僕はこの出来事を、
第一回、童貞卒業認定試験
と呼んでいます。
Rさんうちに泊まりにきて、なぜ別れたのか聞き、話を全部聞いた上で彼氏が100%悪いと思った僕は、Rさんを悲しませないようにずっとそばに居ました。
もし僕がRさんの事を少しでも、女性として見てしまったら、僕が毛嫌いしてた元彼氏と一緒になってしまう、女性を性的な目でしか見ない獣と一緒なのは絶対にいやだ!と僕は思いました。
僕は、友達という目線を徹底しました。
そして、一週間後、Rさんは元彼氏とヨリを戻しました。
僕はとんでもない衝撃を受けました。250キロのスピードを出してるダンプカーが二台連続でぶつかってくるほどの衝撃です。
一週間前はあんなにいろんな事を言っていたのに。。。
心臓が締め付けられるような感情になりました。僕はRさんのことが大好きになっていました。
『なんでヨリを戻したの?』
と、笑いながら、『よかったね』みたいな顔をして聞いてみました。
すると彼女は、下を見ながら
『彼氏にしか埋められない穴があるの』
うまいこと言うなぁ、と思いました。
そして僕は、Rさんがヨリを戻したタイミングで告白しました。
最悪ですよね。
絶対にフラれるの分かってましたが、気持ちを伝えずにはいられなかったんです。
ちゃんとフラれました。
5時間泣いて、相方の塚田さん慰めてもらいました。
後日、僕と彼女の共通の友達から聞いた話ですが、Rさんは僕と付き合ってもよかったのですが『大ちゃんが私のことを女性として全く見ていない』とのことでした。
僕は、別れてばかりのRさんを、下心的な目で見るのは、失礼だと思い、良かれと思ってしたことが全く逆の結果を生んでいました。
当時の僕の頭の中では、
『僕と付き合ってください』
と言う言葉が、
『僕と体の関係を持ってください』
と、勝手に謎の変換を行っていました。
全力童貞です。
こうやって文字にしてて、めちゃくちゃ恥ずかしいです。
この出来事があってから、僕は恋愛映画が見れなくなってしまいました。
主人公が、ヒロインとすれ違う系の恋愛映画なら観れます。
それから一年経ち、大学三年生になった僕は、カラオケ屋でバイトしており、一個下の大学生の女性に片思いをしていました。
その女性を仮にMさんとします。
Mさんは、高学歴で背も高く、礼儀正しくて、一個下とは思えない大人っぽい女性でした。
笑った顔がとても可愛かったので印象に残ってます。
Mさんと2人でバイトの休憩時間が一緒になることがあり、仲良くなりたかったのですが、僕から話しかけられず、モジモジしていたら、
Mさん『鈴木さんて、芸人目指してるって本当ですか?』
Mさんから喋りかけてくれました。
僕は、これほど芸人目指しててよかったと思う日はありませんでした。
Mさんはお笑いが好きみたいですぐに意気投合しました。
そして、2人で飲みに行く約束をしました。
場所は六本木の居酒屋、集合時間は20時、場所はお店の前。
場所は僕が選びました。ちなみに六本木は初めてです。
その時に僕が着ていった服は、ピチピチのアバクロのTシャツを着て首からは謎のネックレスを下げていた気がします。記憶違いであって欲しいですが、確か、Mさんにネックレスを褒められた記憶があるので多分合ってます。
居酒屋でも大盛り上がり。
ドラマの主人公になった気分でした。好きな人と2人でおしゃれな居酒屋でお酒を飲みながら会話する。僕はとっても幸せでした。
23時頃にお店をでてMさんに聞いてみました。
童貞『この後、どうします?』
M『近くにクラブあるから行こうよ!』
童貞『めっちゃいいじゃんクラブ!!!すげー楽しいよね!』
こうして、人生初のクラブに行く事になりました。
上記の会話で分かる通り、クラブに初めて行く事も隠したし、もちろん、童貞な事も隠しています。
2人でほろ酔いの状態で、クラブに向かって歩き出しました。
第二回、童貞卒業認定試験が始まったのです。
初めて見るクラブは、外観は、でっかい真っ黒の箱のように見えました。
中に入ると爆音でかかる音楽、Mさんは慣れているようで中を案内してくれました。
慣れてるMさんの案内もあって、ある程度楽しめました。
Mさんと一緒に、笑いながら過ごす時間は忘れられない時間でした。
そして、2人とも疲れて一旦近くの椅子に座って休もうとなりました。
そして座っている時、Mさんは僕の肩に頭をもたれかかって来たのです。
僕は、心臓が止まりかけました。
そして、Mさんの頭に手をかけ、肩から離し、
童貞『まだ付き合ってないのにダメだよぉ笑』と言いました。
ここ、僕の人生の分岐点です。
楽しい時間だったのですが、Mさんのテンションが少し下がったのが分かりました。
時間はあっという間に過ぎ、クラブを出た時間が深夜4時、
この後2人が向かった先は、カラオケやホテルなどではありません。
マクドナルドでした。
ホテルに誘う勇気なんて僕にあるわけありません。
マックに誘っただけ褒めてください、
そして、マクドナルドでいっぱいお話しして、その日は解散しました。
結果を言うと、それから二年間友達関係が続き、告白してフラれました。
僕があの時、もたれかかって来たMさんの頭を撫でていたら、僕の人生は変わっていたかもしれません。
変わってなかったかもしれませんが、あの日の僕が、今の自分の根っこだと思っています。
今でもMさんは夢に出てきます。
ずっと片思いしていましたが、Mさんは去年結婚して、もう諦めました。
僕の過去の恋愛はこんな感じです。
書いてたら長くなってしまいました。
書いて2回ほど、叫んでしまいました。
後悔が止まりませんでした。
でも、
これで終わりです。
ちゃんと次に進みます。
童貞卒業計画、その一。
過去を断ち切り前を向く!!!
この記事は女性の方は、あまり共感できないかもしれません。
男性はこんな事思ってるんだ、と思ってくれたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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次の記事を書く活力になります。