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ハッピーエンドが嫌いな僕が選ぶ、おすすめ映画

おはようございます!
ブラゴーリの大ちゃんです。

僕はハッピーエンドの映画があまり好きではありません。理由は、映画を観終わった後に




『そんなわけないでしょ!現実もっと辛いでしょ!』




となるからです。主人公に都合の良すぎるストーリーが苦手なだけです。でも、全てのハッピーエンドの映画が嫌いなわけではありません。『トイ・ストーリー』は死ぬほど好きです。




それにバットエンドの映画が好き、というわけでもありません。無理やり後味悪くする映画は嫌いです





僕が面白いな!と思った映画をあげていきます。




ハッピーエンドもバットエンドも観た人が思った感想ですから。








【秒速5センチメートル】

あらすじ
第一話【桜花抄】
東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里は、お互い親の都合で転校を繰り返していた。
共に病気がちだった二人はグラウンドよりは図書館が好きで、
ごく自然に仲良くなった。
いずれ同じ中学校に通い、この先もずっと一緒だと思っていた貴樹だったが、
小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、
それきり会うことが無くなってしまう。
それから半年が過ぎた夏のある日、明里から突然手紙が届く。
それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。
しかし、その年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。
鹿児島と栃木では絶望的に遠い。
「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、
明里に会いに行く決意をする。しかし、その約束の日、関東では大雪となった。
当初の予定は列車の遅延で大幅に狂い、時間だけがただ残酷に流れていく…。
どうか家に帰っていてくれと願う貴樹。
とにかく明里との約束の場所に向かうしかなかった。
到着したのは4時間15分遅れの事だった。
明里は待合室でずっと待っており、手紙で話した桜の木を見て、
小さな納屋で一日を過ごした。
翌日の朝、鹿児島に言っても「手紙を書くよ」と約束し、
電車に乗り別れる貴樹と明里。




【僕の感想】

『秒速5センチメートル』は、『君の名は。』で有名な新海誠監督の作品です。新海誠さんの作品大好きなんです。僕は『君の名は』を公開初日に観にいきました。まだ、世間で全く話題になってない時に。





凄いでしょ。





新海誠監督の作品を好きになったきっかけがこの映画です。
一本の映画なのに3話構成になっており、主人公の遠野とヒロインの篠原が話が進むに連れて、小~中学校、高校生、社会人と、どんどん大人になっていきます。




僕の1番の見どころは、映像がとても綺麗、舞台の東京や桜の花びら、キャラクターたち、全てが綺麗、、。





なのに。

こんなに映像は綺麗なのに。

ストーリーに綺麗事は一切なし。

実らない恋と感じているのにヒロインを追い続けてしまう主人公遠野。






です。
この作品は、映像はとんでも無く綺麗ですが、ストーリーが素晴らしく現実的なんです。
恋愛映画によくある図書館で偶然好きな人と手が重なったとか、居酒屋に入ったら可愛い人と偶然相席になった、このような奇跡は一切起こりません。







新海誠監督は、主人公に一切手助けをしないのです。






この映画の世界の中で運命に抗おうとする主人公を監督がただ記録したような。監督なんだから、もう少し都合よくしてあげればいいのに。。。



しかし、主人公である遠野は監督の力を借りず、ひたすらヒロイン篠原にアタックし続けます。遠野は篠原と遠距離になっても手紙を送り続けます。返信が来なくなっても。。。







そして映画のラスト

2人とも社会人になり、疎遠になってしまったが、遠野はまだ篠原のことを忘れられない。




しかし最後に

最後に一度だけ奇跡が起こるのです。




結末は皆さんに観て欲しいです。
僕は号泣しました。













【オールド・ボーイ】

あらすじ
妻子を持ち、ごく平凡ながらも幸せな生活を過ごしていたオ・デス。ある日の夜、彼は知らないうちに何者かによって拉致され、古いワンルームの部屋に軟禁されてしまいます。
テレビや食事があり、生活に不自由はないものの、部屋からは一歩も出ることができず誰とも話せません。時間の経過とともに発狂し、失意の日々を過ごしていたデスの心は、やがて自分を拉致した相手に対する復讐心で燃え上がり、ひとり脱出の計画を練ります。
そうして15年経ったある日、ようやく計画を実行しようとしたときに、突然彼は解放されました。一体誰が何のために自分を誘拐したのか。その真相を確かめるべく、デスは15年ぶりの世界に足を踏み出します。



【僕の感想】

『オールド・ボーイ』はパク・チャヌク監督の作品の韓国映画で、the復讐映画です。
僕は一時期、狂ったように韓国映画を観てたのですが、そのきっかけの映画です。




この映画の最大のテーマは『復讐』です。




全体的には、少しコメディの要素もあり、アクションシーンはB級映画溢れる作り!主人公が敵を殴ったら、すごい吹っ飛んで『こっ!こいつは強いぞ!』みたいな!!!

ただ、、、ね。





この映画の復讐の仕方がエグいんですよ。





エグいと言っても、体をバラバラにしたり、誰か大事な人を殺したり、そのようなことは一切ありません。







精神的に心をエグるような復讐をするのです。

誰も予想だにしないと思います。

映画の中に伏線はあるのですが、予想できません。






なぜなら、今までの映画の中でそのような復讐をした作品が一つもないからです。


僕も沢山とは言えないですが、人並み以上に映画を観てきたと思います。しかし、このような復讐をする映画は全く観たことがありません。
言い方は合ってないかもしれないですが、



完璧な復讐とはこの事です。




観るときは覚悟して観てください。







【ゆれる】

あらすじ
故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛。母親の法事で久々に帰省し、兄・稔が切り盛りする実家のガソリンスタンドで働く昔の恋人・智恵子と再会する。猛と智恵子とは一夜を過ごし、翌日、兄弟と彼女の3人で渓谷へ遊びに行く。猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下する。その時、近くにいたのは稔だけだった。事故だったのか、事件なのか、裁判が進むにつれて兄をかばう猛の心はゆれ、最後には証言台に立ってある行為を選択する。



【僕の感想】

『ゆれる』は西川美和監督の日本映画です。
この映画の主人公は、オダギリジョーと香川照之が演じる兄弟です。

兄が香川照之演じる、稔。
弟がオダギリジョー演じる、猛。




この兄弟はとても優しく性格のいい兄弟です。
特に兄の稔は優しく、僕たちの身近に絶対に1人はいる『何をしても怒らずニコニコしてるいい人』です。





しかし、あらすじにあるように事故の現場に偶然居合わせてしまった兄の穂は警察に容疑者扱いされ、次第にいい人という皮が剥がれていくのです。




弟の猛は、容疑者になってしまった兄の弁護士も自力で探し、兄の潔白を証明しようとするのです。誰にも言えない秘密を抱えながら。。。


この映画のオススメポイントここです!!!






どこにでもいるいい人。

しかし、その心の中が裁判所によって徐々に剥がされる。

とても優しい兄と思っていたが、裁判所で徐々に明かされる兄の本当の姿。

それを観続けた弟の気持ちはゆれる。







タイトルの『ゆれる』の通りに、この映画の中で登場人物の気持ちは何度も揺れます。

絶対に観た方がいい日本の名作。

最高に素晴らしかったです。






今回はこの3本をオススメします!!!

とても素晴らしい作品なので是非観てください!!!



観たら僕に感想ください!!!





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