倫理
倫理と言えば、高校の授業で時間割に組み込まれていたのを見て初めて意識したものだ。当時の担当の先生は生徒が興味を持てるような授業をしてくれて、Beatlesや忌野清志郎の歌を流したり、プロレスや『アンダルシアの犬』を見せてくれたりした。
いま思えば、かなり個人的な趣味を取り入れた授業だったと思う。塾の講師を経験した身からすると、学校の先生ほど大変な仕事はないと思っていたのだが、倫理の教師ならなやってみたい。
なんでもそうなのだけど、教える側が楽しんで教えられるものは教わる側も興味を持ちやすいと思う。教えてくれる人が苦手だという理由で何かをキライになってしまうのはもったいない。教わる側は教わりたいこと、教わらなければならないことを真剣に学ばなければならない。それと同じように、教える側も教える必要があるから教えているのだから、教わる側のことも考えてあげないといけない。
とはいえ、指導を受ける人間がモンスターにならないようにしないと、いろいろ問題は起こってしまうだろう。
モンスターと言えば...